第三章後編:ほらショットガンとか持ってるから・・・
火炎放射器とか、バギーとか、バイクとか文明の利器はザコの証。
強いのは生肉たちだけ。
凶王軍襲撃!
衛兵隊長ジャグレは「この門がある限り何度来ても同じことだ」と定番の仕込みを忘れない。
出来る男だ。
「バカな、門が破られるなんて!? 手伝ってくれるか?」
ベタだがいいだろう。
あとで十分ご褒美もらうからな。
つか、門が壊れてくれてよかった。
これでゴロツキどもからカツアゲもとい慰謝料とれるようになるわ。
と思った俺はケンシロウにがんばらせて中ボス倒す。
ちなみにジャグレ傭兵隊長はショットガン奪われて無力化。
何でかと言う流れはぜひあなたの目で。
ひさびさにスカッとするぐらい小物の悪党みたわ。
ともあれケンシロウの敵ではない。
中級干し肉三つ装備してシャツとジーンズで防御力底上げしたケンシロウの敵ではない。
ジャグレがショットガン奪われてやられそうになるまで待って動く。
いやイベントだけどw
だからショットガンとか旧世界の遺物に頼っちゃダメなんだって。
ともあれ中ボス倒して「ふぅ」と思っていると後ろでジャグレが凶王様になんかされて、あへひへ言って悶えていた。
冥斗鬼影拳?
オリジナル拳法か・・・
そして中ボスやられた凶王軍は撤退。
そしてがたがたジャグレだけが残されるのであった。
ご褒美はない・・・・
そしてリハクっぽいジジイが明らかにリハクっぽい博識で
「ケンシロウさん、彼は凶王に何かされたようです。このままでは精神が崩壊してしまうでしょう。何とかなりませんか」と尋ねる。
ケンシロウは
「わからない。しかしトキならあるいは。もっとも居場所がわからないが」
もちろんリハクっぽいジジイは「心当たりはあります」というのであった。
そして第四章監獄カサンドラへと続く。