第一章後編:わざと捕まったのではなく、襲われないと手を出せないケンシロウさん
周回で二時間もいらんことしてたらそりゃ時間がかかるわなw
「その通行証は偽物だ」
教えてくれたのは商人。
実は周回の途中で「お菓子食べたいな」「甘いのがいい」という子供たちのためにチョコレートを手に入れたり、死にかけた犬を連れたおばあさんのために人間の食べ物より貴重なドックフードを渡したりしていた(がんばって周回して商人と物々交換)やさしいケンシロウさんはそれでも「なにっ」。
そうケンシロウさんは相手が子供や老人など弱い者を襲っているならともかく、普段は相手が棍棒とかハンマーとか、ナイフとかで斬りかかってきたり、斬馬刀的なものを振りかざして迫ってきたり、ボウガンで狙われたりしない限り決して自分からは手を出さない超善人なのです。
ちょっと「俺はやましいことはしていないから牢を素手で破って外に出てもいいだろう」なんてことをやっちゃたりするところはありますがそれもこれも理由あってのこと、悪気なんてこれっぽっちもないのです。
悪いのは「ばれちゃあしょうがねえ。宝石はどっかの軍団に持っていって入れてもらうのに必要なんだ。返すわけにはいかねえな。死ねぇ」と襲いかかってきた悪党の方なのです。
そして低級干し肉をアイテム枠にフルにため込んだ俺はいつでも行ける状態。
ザコには死を!
こうしてがんばったわけですが宝石は戻らず(T_T)
エデンの衛兵にいちゃもんをつけられて拘束されることに。
「牢はエデンの中にあるのか?」
基本襲いかかられないと何もしないケンシロウさんはこうしてエデンの中に入ることになるのでした。
公式ストーリーの「ユリアを探すためわざと捕まりエデンに入るケンシロウ」から受けたちょっとずる賢いイメージとは大違いの展開ww
何にも考えてないやケンシロウ。
こうして牢に入ったケンシロウは牢の中で「また食い逃げで捕まっちまってよ。ま、すぐに出られるんだが」というパンひとつで殺しあう世紀末にはあり得ない囚人になぜかまっとうに「なんだと食べ物を盗んで命を取られないだと!」といきなり世紀末常識人になってみたり、当然、自分は悪いことはしていないので捕まる理由はない、それにせっかくエデンに入れたんだからユリアを探すかと素手で鉄格子をひん曲げて外に出てみたりすることになりますがとにかく牢に入ってからはマジでできることがないので外に出て謎の女ことキサナに会って囚人闘技に出るように言われてさっくり第二章に進むしかありません。
くぅ、俺がゲーム下手じゃなければケンシロウ的サブストーリー好きではなければこれだけ時間はかからなかったのにと思いながらも、うれしそうにぱさぱさのチョコレートを持ってどっかへ消えたこと(死んだわけではない)子供たちと老婆の連れていた犬に最後にドックフードをあげれたこと(寝転んではあはあ言っている感じで死にそうに見えたが死んだわけではない・・・たぶん)には大満足な俺であった。
子供たちからもらったクレヨンは売らずにアイテムボックスに保存しています。
いつかあの村の怪しいジジイの孫(幼女)にもおなかいっぱいりんごを食べさせてやりたい(もしかしたらサブストーリー取りこぼしているかもと思いつつw)