虚構ストライプ
掲載日:2017/01/09
天井が首を絞める
僕はぶつぶつと
念仏を唱えて
形を
はみ出していく
人歩き 一雨 名残り 雪
セラミックの心が欲しかった
灰色に光る道上を
歩いては
手持ち無沙汰を
煙草を吸う行為で
埋めていた
他人の目を
気にして居るのではなく
自分を見た自分
気にしていた
これを詩的に表せ
そんな事言えるほど
現実を見えなくする様な
何かには
成りたくはない
直線に死角
一様に殺され
死的にがなり
無様に下がり
時間に縋る
現実を殺した
僕等の行進は
いずれ
丸められたゴミの様に
撒かれて
良い思い出だったと
言ってしまうくらいの
単純なパズルになる
恥ずべき現在進行形
緊張感は無いに等しい
線香の匂い
夜空にある星は
僕等を
馬鹿にしてくる星なのだ
あの量で
あの質で
月を先頭にして




