第6話 露天風呂で裸の付き合いをしましょう!
諸事情につき修正しました。
で、結局連行された俺は、アリアと裏庭の露天風呂に入っていた。
マジでどうなってんだ?目の前に一糸纏わぬ絶世の美女が湯舟に浸かっている。ここは天国なのだろうか?明日、俺は死ぬんじゃないか?とか色々考えて気を逸らそうとしてみるが無理だ!こんな絶景ガン見するしかない!・・・ということで俺は開き直って眼を血走らんばかりに見開いてアリアをガン見していた。
「あの・・・流石にそんな血走った眼差しをされると、普通に怖いのですが・・・。」
「君は自分の美貌に無頓着過ぎないか?君のような絶世の美女が目の前で裸晒してたら男ならだれでもガン見するしかないわ!!」
「え!?私がいけないんですか?」
「いけなくは無い!むしろ大歓迎なんだが・・・そもそも目の前にいるから見てしまうんだ!」
しょうもない俺の言い訳のせいなのかアリアはスーッと俺の左脇に移動してきた。
え?なんで更に寄って来たの?超絶美人が裸で真隣に来るとか、恥ずかしくないのか?俺の心臓がバクバクと破裂寸前な程なんだけど。でも彼女の様子を見るとやはり恥ずかしいのか頬どころか耳まで真っ赤だ。なのにどうして寄って来た!?
「・・・その、君は恥ずかしくないのか?いくらEDでも俺は男だぞ。」
「わ、私だって恥ずかしいですよ!」
そこから俺達は互いに身じろぎも出来ないまま黙って温泉に浸かっていた。もう、ホントどうしろっていうんだ!?
どのくらい浸かっていたのか、
「・・・・・・・あの、流石にこれ以上は色々な意味で私の心臓がもちませんので、そろそろ上がろうと思います。」
「あ?ああ、そうだな。・・・おれも適当に上がる事にするよ。」
そうして、アリアはそそさくと湯舟から上がり、近くに干してあったバスタオルを身体に巻き付けた。
「今日は、その、ED解消計画初日でしたので、私なりに頑張ってみましたがどうでしたか?私もこういった経験がないので、ちょっと攻め方が甘いとは思うのですが、ご容赦ください。明日からはもっと頑張りますのでよろしくお願いしますね!
それでですね。私、泊まる場所が無くて、しばらくここに住まわせて頂きたいのですが・・・。」
それはそうだよな。此処とミドランド聖王国だと、この地星の裏側だもんな。ちなみに地星ってのはこの大陸や海全てを内包した球体状の星のことだ。大昔の人が天体観測とかいろいろやってこの大地が滅茶苦茶大きな球体上に存在することを証明したそうで、その際に『地星』と名付けたとか。
距離的には2万kmくらい離れている聖王国から超長距離転移門で跳んできたとか、この子、ホントに半端ないな。・・・・・・・ああ、そうだ返事しないとな。
「もちろん構わないよ。・・・一緒に風呂まで入った仲だし遠慮するのも今更だろ? でも部屋をどうするかなぁ。・・俺の寝室以外だと物置替わりに使ってた部屋しかないんだが・・」
「あ、そこで大丈夫です!寝具とか一式はBOXで持って来てますので、スペースさえあれば問題ありません。」
「そっか。・・・じゃあ、俺も上がるから、そしたら部屋に案内するよ。」
こうして俺達のちょっと奇妙な同居生活が始まった。なんか色々あり過ぎて疲れたから今日はさっさと寝よう。




