彼らの一年目
とりあえず3年生の夏大会までは
主な試合の戦績
その主な試合から抜粋したエピソード集
で回していきたいと思います。
とある年の高校野球選手権大会神奈川県予選。
204校183チームが参加。
宮ヶ瀬・津久井西・矢倉沢・三浦城ヶ島(四校連合)
連合合計:11人
宮ヶ瀬:1年2人
津久井西:2年1人3年1人
矢倉沢:3年4人
三浦城ヶ島:3年3人
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宮ヶ瀬は7年ぶりの大会参加。未勝利。
津久井西は3年連続で連合として参加。
矢倉沢は2年ぶりに連合として参加。
三浦城ヶ島は2年ぶりの大会参加。
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1回戦
山北連合(山北三保・谷峨・山北)
選手:14人(山北三保3・谷峨6・山北5)
山北連合00000 0
四校連合41032 10
西原(宮ヶ瀬①)が5回被安打1の完封。
上島(宮ヶ瀬①)が3安打5打点。
大井(津久井西②)が4安打3打点。
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宮ヶ瀬は創部以来公式戦初勝利。
津久井西は9年ぶり、矢倉沢は18年ぶり、三浦城ヶ島は26年ぶりの夏勝利。
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2回戦
由比ヶ浜
選手:18人(1年5・2年7・3年6)
由比ヶ浜000000000 0
四校連合10001000× 2
西原(宮ヶ瀬①)が圧巻の8回被安打0与四死球1の投球。
津久井西以外は3回戦進出が創部以来初となった。
3回戦
小田原翔洋
選手:25人(1年8(7)2年5(1)3年12(12))
小田翔洋000000001 1
四校連合10001200× 4
西原(宮ヶ瀬①)が3戦連続の先発。9回に大会初失点を許すも被安打4の完投勝利。
上野(矢倉沢③)が6回に2ランホームランを放つ。
4回戦
横浜金沢(ブロック第二シード)
選手:62人(1年20(2)2年26(2)3年16(16))
四校連合6010000 7
横浜金沢0000000 0
西原(宮ヶ瀬①)が4戦連続の先発。中堅相手に7回無失点完封の大好投。
初回に相手の守備の乱れ・上島(宮ヶ瀬①)の満塁弾などにより6点を先制。
その後3回にも追加点を挙げ、第二シードの中堅校相手にコールド勝ちの大金星。ベスト16に。
5回戦
松栄
選手37人(1年20(11)2年10(4)3年7(6))
松 栄2100000000008 11
四校連合0000100020001 4
第一シードを下した松栄相手に大健闘するも、延長13回タイブレークの末に敗退。
先発は上島(宮ヶ瀬①)が5回3失点。そのあと西原(宮ヶ瀬①)が粘るも13回に守備の乱れから力尽きた。
宮野(矢倉沢③)が9回2死2,3塁から同点タイムリーを放った。
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その後四校連合を下した松栄は1年生バッテリーが躍動し史上初のベスト4入り。
そのインパクトはとても大きく、神奈川県大会史上初の連合ベスト16となった四校連合の影は薄かった。
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秋季神奈川県大会。
宮ヶ瀬・津久井西・相模英陵(北相4校)
宮ヶ瀬1年2人
津久井西2年3人
青野原1年2人2年2人
相模英陵1年2人2年1人
津久井西は夏大終了後に2人が加わった。
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北相地区リーグ1戦目
東海大相模原
選手82人(1年45(5)2年37(15))
東海相模000000020 2
北相四校000000000 0
新チームとなったが、その中でも今夏の連合チームベスト16の原動力となった西原・上島バッテリー(どちらも宮ヶ瀬①)が県大会ベスト4相手に大健闘した。9回を完投し被安打4の2失点だった。
しかし、東海大相模原のエース梅原(2年)を前に打線は1安打と沈黙。
北相地区リーグ2戦目
相模原恒星
選手46人(1年23(10)2年23(10))
相模恒星00040014 9
北相四校00000200 2
東海大相模原戦と連戦となり、4回に捉えられたのを機に終盤にも捉えられコールド負け。
西原(宮ヶ瀬①)は今夏ベスト16相手に序盤は好投を繰り広げるも5回4失点。
その後近藤(青野原①)・山野(青野原②)・大戸(相模英陵②)とこまめな継投を繰り広げたが、8回に守備の乱れから満塁になったあと相模恒星4番の今井(2年)にダメ押しとなる満塁弾を浴びた。
北相地区リーグ3戦目
津久井中央
選手16人(1年10(10)2年6(6))
津久井中00010 1
北相四校4723× 16
先発の近藤(青野原①)が3回無失点といい流れを作ると、打線は序盤から爆発。
その後大戸(相模英陵②)が2回1失点に抑え勝利。
上島(宮ヶ瀬①)が4打数4安打2本塁打8打点。
大井(津久井西②)が4打数4安打5打点。
リーグ戦初勝利となった。
北相地区リーグ戦4戦目
愛川総合
選手20人(1年8(8)2年(12))
北相四校3000046 13
愛川総合0000000 0
今大会好投を続けている愛川総合のエース・笹原(2年)から幸先よく3点を取ると6回にも4点を追加しノックアウト。
7回にも打線が爆発し2戦連続のコールド勝ち。
岸原(青野原①)が2回、西原(宮ヶ瀬①)が2回、大井(津久井西②)が2回、山野(青野原②)が1回とこまめに継投し完封勝利。
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北相地区リーグAブロックの試合結果
1日目
津久井中央0-6愛川総合
東海大相模原14-3相模原恒星
2日目
東海大相模原2-0北相四校
相模原恒星20-0津久井中央(5回コールド)
3日目
相模原恒星9-2北相四校(8回コールド)
東海大相模原7-0愛川総合(8回コールド)
4日目
相模原恒星1-2愛川総合(延長12回)
北相四校16-1津久井中央(5回コールド)
5日目
北相四校13-0愛川総合(7回コールド)
津久井中央0-42東海大相模原(5回コールド)
1位 東海大相模原 4勝0敗
2位 北相四校 2勝2敗 得失点差21
3位 相模原恒星 2勝2敗 得失点差20
4位 愛川総合 2勝2敗 得失点差-13
5位 津久井中央 0勝4敗
上位2校の北相四校と東海大相模原が県大会に出場。
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秋季神奈川県大会1回戦
横浜桜陽(横浜地区リーグ2位通過)
選手36人(1年14(0)2年22(20))
横浜桜陽0000000 0
北相四校4000003 7
県大会初戦をコールド発進した。
先発の西原(宮ヶ瀬①)が4回パーフェクトピッチング。あとを継いだ大戸(相模青陵②)も無失点に抑えた。
打線では初回に大井(津久井西②)が満塁弾、7回に宮本(津久井西②)がタイムリー、西原(宮ヶ瀬①)がサヨナラタイムリーを放った。
秋季神奈川県大会2回戦
松栄(横浜地区リーグ1位通過)
選手28人(1年20(16)2年8(4))
北相四校301010001 6
松 栄00000280× 10
夏に敗北を喫した松栄相手に健闘するものの2大会連続の敗北。
先発の西原(宮ヶ瀬①)が6回の守備の乱れで2失点を喫すると7回に踏ん張り切れず一挙8失点。その後立て直して完投するも及ばず。
打線では大井(津久井西②)が先制3ランなど3安打4打点の活躍をした。
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松栄はその後勝ち進み準優勝で関東大会へと進出。
北相四校は惜しくも21世紀枠選考基準へ1歩届かなかった。