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芽々しい日々

ごめん

作者: 千葉千愛

靴底を歪に削り

ゼェゼェ ハァハァ

息も絶え絶え

作ったレールは

真っ黒タールで

汚れてるでしょ


背中を追いかけた

なのに追い抜いた

君は迷ったの

私が迷わせたの

分かりやすい道

迷子が辿るの


追いかけたいのは

お互い様か

責任捨てたいのは

お互い様か

縋りたいのは

お互い様か


辿らないで私を

追わないで不幸を

二人でベトベトに汚れたら

誰が洗ってくれるの



何度も聞いたよ

散々に その道は

険しいんだと

着いてくるなと

むざむざと 私まで

汚れることはない


そうは言っても

迷ってしまった

汚い体はベトベトだ

それでも君を追いかける

落とした分のタールだけ

君が綺麗になっていく


汚れているのは

お互い様だ

綺麗になるのも

お互い様だ

共に生きたい

お互い様に


追わせてよ君を

なろうよ幸せに

互いに背中を追いかけ合えば

迷子になっても二人一緒だ








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