表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
161/242

第百五十六話

倉庫なのかな。埃くさい。

窓も木板で塞がれている。

線みたいな光しか室内に入ってこない。


早速ジャンが一人斬った。

その人は変な声を出しながら隅に置いてあった木箱に寄りかかる。

そのままずり落ちていき最後には動かなくなった。


木箱に血が延びる。


その様子に気づいた部屋の男たちが襲いかかってくる。

でも一回、二回、彼の剣が振り上がって下がっただけで。

同じ景色の繰返しになる。残りの男達も後ずさりしていた。


うん。こりゃあ私の出番はまた無いな。

だってジャン強いんだもん。

そんなことをぽけーっと入口で考えていた。


眺めていると彼の剣線に入った男から簡単にどこか切断されていく。

もう剣鬼だね。前より強くなってるんじゃないか。

何を手伝うことがあるって話だよ。


そう余裕気な態度で眺めていると瞳が大きくなった。

部屋の隅にいる男が息を乱しながらボウガンを構えていた。

その眼はジャンを真っ直ぐ見据えている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ