友情論
これは小説ではありません。わたし個人の体験や感想を元に作った歌詞です。
なのでところどころ<A>や<1A>という表記がありますがこれは順に説明すると、
A=Aメロディ
B=Bメロディ
S=サビ
大S=大サビ
1=一番
2=二番
となっています。従って<1A>は一番のAメロディです。
そこをご了承の上で閲覧してください。
また、この歌詞は決して明るく元気なもの、人に勇気を与えるような内容ではありません
。この歌詞を読んで不愉快に感じる方もいらっしゃると思います。なのでそれでもいいという方のみ閲覧してください。
苦しい 苦しい
もうこんなとこなんて
居たく無いんだ
1A
おはよう
いつもと変わりない笑顔
作り手を振る私がそこに
何も無い
その笑顔に意味は無いんだ
ただ偽物を並べてる
それで
何が変わるわけじゃないけれど
正直もううんざりだった
嫌いだ
こんな毎日が嫌いだった
偽りだけの友情論
B
どうせ
私がいろうと
いなかろうと何も変わらない
私を
中心に回る
なんてそんな夢物語ね
S
やめてやめて
もう十分でしょ
私の近くで楽しそうにはしゃぐ
聴きたくなくても聞こえてくるの
偽りの友の笑い声
うるさいうるさい
これ以上ねえ
私を苦しめる必要はある?
所詮私はその程度のもの
自分自身に言い聞かせる
『親友なんていらない』
これが私の友情論
偽りないほんとの友情論
2A
さよなら
また明日と偽り重ね
永遠の別れはいつになるの
好い加減
そろそろもう耐えきれないよ
矛盾ばかりの友情論
B
重いよ
なんで嘘ついて
まで友達を演じようとする
答えは
自分がよく知る
結局一人がさみしいだけ
S
とめてとめて
この感情線
嫉妬 妬み 嫌味 憎悪 塊り
抑えたくても抑えられない
何でこんな事ばかり
辛い辛い
この空間上
そんな目で見ないでお願いです
分かっているんだ自己不信感
信じるものはただ一つ
『親友なんていらない』
これが私の友情論
矛盾ない私の友情論
大S
人と いても
人を 傷つける
人と いたくても
人を 憎しむ
私は人と 関わらぬ方が
人はきっと幸せだろう
だから私は自ら望む
たとえそれが本心ではなくても
大切な人のためと 信じて
S
怖い怖い
ひとりぼっち
泣きたくて泣けなくて唇噛んで
だけどこれは私が望んだ
果てに辿りついた結論
なくしたものは
とても大きく
得たものは小さな達成感
これでいいのみんなが笑う
私は一人で嗤ってる
『親友なんていらない』
重苦しいもの全て投げ出して
孤独の世界に今飛び込んだ
これで何も恨まずに済む
これで何も偽らなくていい
ただ一つの感情線封鎖
私は今孤独に嗤う
今私の全てで指し示す
私だけの友情論
閲覧ありがとうございます。今の気分はいかがですか? 良くはないですよね。ですが、これが私の書く歌詞です。とは言っても毎回こんなものばかりではありませんが。
またこれを読んでみたは良いものの意味がわからないという方も中には多いでしょう。
なので皆様の想像を壊さない程度に軽く説明します。
自分の想像を大切にしたい方は飛ばしてください。
一人の少女は同じような日々が繰り返す事に嫌気がさしていた。対して仲の良くない友達に笑顔で話しかける事、同じ友達なのに自分だけ仲間外れで楽しそうに会話する姿、全てがもううんざりだった。だけど少女は一人になるのが怖かったし、もっと仲良くなりたい子もいた。それも今更だった。今更その子の一番になんてなれやしないのだった。少女は自分がいなくてもきっと回るだろう世界が嫌だった。だから自分に言い聞かせるんだ。『親友なんていらない』そんなもの面倒なだけだと。そしてある結論に至った。自分は人と関わらない方が、人も自分も幸せなんだと。
案外詳しく書いちゃいましたね。申し訳ございません。
そうそう、これだけは断らせてください。この歌詞にいくつか矛盾があったのは皆様ももうお気づきでしょう。これは思春期の少女の複雑な感情を表すためにわざと生じさせたものです。なのでミスではありません。
またこの歌詞に出てくる'人'とは特定の人物は示していません。'人'である全ての存在を示しています。そこは意識の変化をを願います。
だいぶ長くなってしまいましたが、そろそろ締めさせていただきたいと思います。
改めて、閲覧してくださった皆様、ありがとうございました。
2012年 6月6日 春風 優華




