同じ轍は二度踏まない
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
全てのタイミングが最悪の最悪なので、次はもっと上手くやります(´・皿・`)ギリィ!
昔、世話になった場所に、彼女と共に旅行に来た時のこと。度重なる不運が重なって、無駄足を踏ませたことがある。炎天下の元、緩やかな足取りで街を歩き、顔は僅かにぼんやりとしていた。軽い熱中症を発しているのは明白で、だからこそ、申し訳ない気持ちになった。それでも。
「また、此処に来ようよ。そしたら次はもっと良くなるよ。私もそうだからね」
ただそれだけを笑顔で言った事を覚えている。
「悪いな」
「店が潰れたのも、時間を見間違えたのも、君のせいじゃないよ。運が悪かっただけ」
ただそれだけを言って、共に家路に着いた。
一度此処に来た時の感想。
・ホテルの立地は拘った方が良い。例え値段が高くても。
・素泊まりするならば、モーニング取り扱い店舗を確認する。店が潰れている事もある。
・時間を確認する。意外と時間外なところがある。
・全てにおいて、時間帯はよく見る。清掃時間と暇潰しの時間が重なると最悪。
・観光する際に、時間と金に余裕があるのならば実際に行ってみる。現実知れ。
・上記の事を踏まえた上で、再度計画を構築し直すこと。これ即ち、憂いなし。
初めて彼と会った時の事を覚えている。無口で無表情で、何時も何かを考えている様な人だった。一見するとクールな人だったし、多分仲良くなる事は無いと思った。
でも初めて一緒に食事をした時の事、自分が頼んだ物に物凄い偏りがあった。パン(苺ジャム付)、小倉あん、コーヒーフロート(甘味入り)、ヨーグルト(蜂蜜多め)。
彼はそれらのラインナップを一瞥すると、気の抜けた様に首を傾げた。
「……もしかして甘党?」
「いや。ただ得になる事だけを考えて頼んだら、こうなった」
それでも気にした様子もなく、コーヒーフロートのアイスをスプーンで掬い、パン(苺ジャム付)を口に入れていく。救いがない程に甘いダブルコンボである。心做し、目が暗いのは気の所為だろうか?
「ゆで卵で良ければ交換するよ」
「気遣いどうも。でも気にしなくて良い」
そう言いながら、有言実行とばかりに口に入れて行ったのを覚えている。
意外と何も考えてないのかも知れないと思った。意外と天然なのかも知れないと思った。
次に一緒に食事をした時、彼のラインナップが真逆になったのを覚えてる。ブラックコーヒーと、ゆで卵と、剥き出しのパン。反省を踏まえて選んだ事は明白だった。
だから信用している。誰かにミスを押し付ける事はないと。同じ轍は二度踏まないと。
「店が潰れたのも、時間を間違えたのも、君のせいじゃないよ。運が悪かっただけ」
次はもっと上手くやるさ。
今日の私の朝。
モーニング求めて、行こうと思っていたレストラン行ったら、駐車場になっていた。
第二プランに移行したら、九時営業でまだ開店してない。
一時間の無駄足のあと、漸くモーニングを食す。
行こうと思っていた銭湯が、9時から清掃入ることを9時から入れると勘違いし、暇を潰せる場所を探す。
反省としては(自分に言うので、敬語省略)
悪いことは言わない、周りにモーニングやってなければ素泊まり止めとけ( •︠-•︡ )
ホテルの朝食利用しろ( •︠-•︡ )
素泊まりするなら、立地を考えろ( •︠-•︡ )
真夏の日に一時間歩くって結構な苦行ぞ( •︠-•︡ )
7時~9時、10時~17時となっていたら、普通
『9時~10時』はやって『ない』。
都合よく解釈するの辞めろ( •︠-•︡ )
そんな今日の反省点を彼に代弁させました。
失敗しても、ソフティに受け止めてくれる人って有難いですよね。