表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Hobby Mistrick  作者: Tenia
9/28

ツカワレルモノ

櫻良のいる廊下に戻り、先ほど疑問に思ったことを聞く。

「櫻良、趣味(ウェポン)の能力はどれくらい自分で把握してる?」

「今は、私の作った料理に回復能力があることだけしかわからないんだよね…」

ピコーン。

アリエボに通知が届いた。

『もし君が櫻良のことを"一蓮托生(パートナー登録)"するのであれば、このアリエボを介して能力の開示をすることを可能することはできる。』

なるほどな。相変わらず都合のいいようにできている。

「"一蓮托生(パートナー登録)"」

心象空間に魂だけ移動した感覚を覚えた。

櫻良の過去,個性,想い,その他全ての人生を背負う、そんな色彩。

その瞬間から紛れもなく、櫻良と僕は一体化したと確信した。

__ん?あの記憶って…


_戻ってきた。現実に魂が。

「_お兄ちゃん。私たち、繋がったんだよね。きっと。そんな気がするの。」

「あぁ。僕にも分かったよ。ありがとう。」

そして、元々の用事を思い出す。

「えっと…色々あるな…」

おそらく経験値稼ぎと題して色んなことをしていたからだろう。

その中で使えそうなものがないか探ってみる。

あった!これだ!

"精製(身体能力強化量[小])"

「今、櫻良の趣味(ウェポン)は強化系のポーションを作れるらしい。

感覚でなんとかやってみてほしいんだ。今から使いたいのは跳躍力だから、なんとなくでやってみてくれないか?」

「わかった!もうあの部屋に入るの?」

「いや、僕はまだ別の準備がある。それまでに跳躍力増加ポーションをお願いしたい。」

…といい終える前にはもう作業に取り掛かってしまっていた。

櫻良はこういうところがある。まあこんなところも自慢の妹だ。


さて_探すもの探さなきゃな。

僕の予想では、この建物のどこかにサルトエスカロンがいるはずだ。

そう考えた理由は、この指令の真の目的が趣味(ウェポン)の能力の拡張であると仮定した場合、安全な方法であのスカープライノーサウスをカメラ内に収めることができるように設計されているはずだからだ。

サルトエスカロンの弾性力と、櫻良の跳躍力上昇能力を掛け合わせることができれば、おそらくまとめて3体とも収められるのではないか、そう考えたというわけだ。

今は櫻良を信じて探すしかない。

サルトエスカロンについて

"跳ねる踏み台"のような魔敵(イニミコス)です。

その柔軟性から、しばしば討伐の依頼が出回る厄介な魔敵(イニミコス)として知られています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ