最新話 次に繋がる物語
グダグダな完結します。
新作 善良不良リメイクの執筆予定は暫くありません。本当にすいません。
そうして、蒼井は華蓮と並ぶ。
今までに起きた物語は、一瞬で全てが振り向けた。
剣をぶつけ合い、少女を守り、呪われ、挙げ句は自分で呪いを解く。 色々なことがありすぎて笑みが零れてしまう。
(なんでだろうな…)
黒桜を見詰め、目を細める。
(あの親父『バカ』の考えが、今なら分かる気がするよ…)
そして、黒桜の刃を胸の上に当てる。
(母さんは、こんな気持ちだったのかな…)
そして、勢い良く下へと刃を下ろす。その翔る刃によってダークピアスのボタンを全て弾き飛ばし、学ランの前が全開になる。 そして、現れたのは血みどろのワイシャツ。
「!!」
それに華蓮は少しゾッとするが、蒼井を信じ…そっと手を握る。
「華蓮…」
いつの間に一人称を変えたのか、蒼井は少し恋に積極的になれたようだが顔まで真っ赤である。
「行きましょう…最後の戦いへ‥」
見れば、周りの戦闘も終了しつつある。
「ほぉ…うちの奴らを全員潰してくれたか」
唯一残った、いや、今新しく現れた男が…呟いた。
それだけで世界が回転した、そんな錯覚さえしてしまうめまい。
だが…自然と怖くはなかった。
強大な力に屈さない理由
それこそが学んで来たもの
夜空を仰いだ隼
小川のせせらぎに耳を澄ませる水香
暖炉の炎をただひたすらに見据える瞬次
自分の隣で微笑んでくれている華蓮
仲間の存在
「行くぞっ!」
「「「おおっ!!!」」」
ーー善良なる不良は駆け出す。
己が正義の為か、他人の為か。それは本人にしか分からない。 あなたが見たのは1つの世界の1つの小さな物語…
善良不良リメイクに繋がる、長い長いオープニング。
1つの世界を見終えたあなたが次に見るのはどんな世界か?それは誰にも分かりません。
ただ言えるのは、私も蒼井も華蓮も隼も……善良不良のメンバーはいつでもここにいます。偶に過去を振り返りたくなったら、是非ともここにお立ち寄りください………。
最後の通り、善良不良グループはここに居ます。
過去を振り返りたくなったら是非ともお立ち寄りください。
では、いつか善良不良リメイクで出会う日を…