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第56話 闇

更新が遅れてすいません!

残念に思う人もいるかもしれませんが、光沢を持つこんにゃくは生きてます!!

まだ、ここに居ます!


では…短い話ですがどうぞ。

黒炎のような右腕が覇炎切首の刀身を受け止める蒼井。

そのまま、覇炎切首を前に引き抜き瞬次を背負い投げの要領で吹き飛ばす。


「うおっ!」


普通の人間なら派手に転げる所だが、瞬次は空中で覇炎切首を1度離して その刀身を踏み台に今以上に高くジャンプする。

忘却の革製品ーー余りにも凄まじい耐久性を誇るために使用者は恐怖し、使用を拒み…いつしか人々の記憶から忘れられてしまった芸術作品。 そのNo.5348 レッドブーツを瞬次は恐怖することなく身に付けている。


「お宝じゃ~ん…それ、貰おう」


「誰がやるかよ…こりゃ親父の形見だぜ?」


次の瞬間、再びぶつかり合うのは瞬次の右腕と枯れてしまった黒桜。 覇炎切首は宙を舞う。

瞬次の右腕を相殺する際に、蒼井が投げ捨てた為だ。

力は互角。


ーーフォン!!


しかし、蒼井は瞬次の左腕の伸びた先を見て顔を青ざめさせた。

その手にしかと握られるのは覇炎切首刀。


「なっ!!」


刀身を握るのは如何に持ち主の瞬次でも危険。 つまり、右腕でかなりの破壊力であろう黒桜を相殺しながらも刀身とは釣り合わない細い柄に狙いを合わせキャッチしたのだ。


「年長者ってさ、知ってるか?

敬わなきゃなんだぜ!」


蒼井の顔は、更に恐怖に歪む。

そしてーー業火の剣は振るわれる。


バゴオォォオオォォォオオン!!


爆発音とも打撃音とも取れる巨大な音とともに周囲を煙が包む。



ーーー


「なんなのよっ!あれ!!」


一方、瞬次と蒼井の激闘の外では明らかに入るタイミングを失った水香が隼に掴み掛かりながら困惑の色を見せる。

「…だから嫌だったんだ」そんな儚ささえ感じられる隼の小さな悲鳴も、聞き取れる位置にいるのは華蓮のみ。

しかし、その華蓮はいつでも戦闘に飛び込めるよう準備を完了させている。 その姿を見れば四龍の2人もいい加減冷静さを取り戻し戦闘準備に取り掛かる。


(蒼井さん…)


華蓮は想い人の為


(…蒼)


隼は親友の為


(瞬義兄…)


そして水香は、義理の兄の為に



ーーー



煙の晴れた周囲には、2人の影。

覇炎切首を構える瞬次と


「おもしれぇぇぇ」


右腕の黒炎が全体に広がり、細長い翼と爪さえも形成した蒼井。


「おらっ!」


蒼井のいる場所に覇炎切首を振り下ろす瞬次だが


「甘いぃぃよ!!」


腹部に強烈な衝撃が複数回走る。

瞬次が剣を振り下ろすより先に蒼井の左脚が蹴り付けたのだ。


「うぐっ!」


腹を抱えて後ずさる瞬次に膝蹴りを加えて、蒼井は羽ばたき宙を舞う。すると、そのまま蒼井はビルの壁を力強く叩き付ける。


「あら?」


「見つかっちまったか」


「すっご~い99.4%も気配消してたのに~」


その壁の穴の向こう側に見えるのは、新たなる刺客。

その中のリーダー各か、まずは3人が声を上げる。


大量の西洋風な剣で出来た羽根を持つ女性。



右脚に包帯をグルグルと巻き付けた、右目が怪しく紫に発光する男性。



体中が水の螺旋に覆われた少女。 右腕には刃が3本付いた奇妙な日本刀を持っている。



ーーその者達、最後の使者。

え~…話が本当に短くてすいません。

ただ、この決戦で善良不良は完結です。

この決戦自体が長くなると思いますが…受験の始まるまでには完結させたいと思っています。

ただ、この小説は内容がグチャグチャなので受験後に文章力などを見直し、別作品として再投稿したいと思っています。

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