第39話 繰り返されるは昔の銃弾
テストの提出物と同時進行中。
少し無茶してます!
そのせいか幾らか質が落ちています…。
すいません。
ろし…い…
殺…た………
殺し…い………
殺したい…………
しかし、復習の剣は新しい主によって止められてしまった。
queen様もそうだった。
ヤケを起こし、最前線で仲間に剣を振り下ろそうとした私を止めた。
自然と、怒りは消えていた…。
懐かしい思いに浸ったからか、再びqueen様のような素晴らしき主に出会ったからか……。
『わかった、ハイエナ…今一度貴様を信じよう!!』
『オーケー!!』
短いやり取りで最大限の内容を話す、嘗ての戦友との戦闘スタイルとそれは変わる筈も無かった。
プチ蒼井は攻撃を、アイナスは、華蓮を守り、華蓮は遠距離からの超能力により援護を行う。
(『蒼阿修羅!!』)
プチ蒼井が叫ぶと声にエコーが掛かる。
そして、青色の膜を手にだけ纏わせ、両腕を横に振るう。
『阿修羅』という名の通り、指の部分の膜は手の形状を取り、剣さえ形成する。
そして周りの騎士達を一掃。
『闇に染まりし異形の剣よ、黒と白とは二つで一つ!白とは我、黒とは汝、栖坐駆』
アイナスは大剣を縦に振るう。
すると、剣からは紅い斬撃が放たれる。
数分間の猛攻だった…。
衰えたとはいえ、孔雀の陣は破壊されることを知らなかった。いや、破壊することしか知らなかった。
『さて…ラストか!』
『幕引き、と行こう!』
残されたのは墜ちた女王。
『ウオオオオオオオオオオオオオン』
叫びとともに無数の槍がプチ蒼井とアイナスに迫るが…
「防いで!」
二人の前に、障壁が現れる。
そしてそれは槍の進行を妨げるだけでなく、槍を取り込み、光の粒子として浄化させていく。
『フォォォォォン』
叫びだろうか?
しかしそれは感謝のように聞こえた。
だが、終わりではない。
次に迫るのは鞭。
右から、左から大量のヘドロのような鞭が迫る。
華蓮の障壁も間に合わない。
『っ!破壊の舞』
プチ蒼井も黒色の桜を散らせ、応戦するが…
ヒュンっ!
バチンっ!!
当たらないでいられるわけがない…。
『がっはぁ』
悲鳴を上げるが、【蒼世界】の発動中、蒼色の巨大な手がプチ蒼井を受け止め、拳をqueenに向ける。
『ウヌウウウウウウン!!』
queenもそれに拳で応戦。
力の差は一目瞭然。
蒼色の手は簡単に割れてしまう。
しかし、割れた破片がプチ蒼井に集まり…
『再生』
プチ蒼井の傷口を塞ぐ。
『はぁ!』
いつの間にかqueenの眼前まで迫ったアイナスが剣を横薙に振るう。
『ギャアアアアアアアアアアア!!!』
その剣はqueenの目を潰し、視界を奪う。
『うっしゃあ!ここからだな』
その叫びと同時にプチ蒼井が決着を付けに…動いた!!
『ショットA'O'i!!』
嘗てコルクを滅したライフル二丁。
またもや仲間を
仲間の脳天を
打ち抜いた!!
昨日「あと、3日! 張り切っていかせて頂きます!」
華蓮「健全たる読者様は期末勉強も頑張ってくださいね?」