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第11話 後悔と改心

週2更新1回目です。

漢達は対峙するー。

しかし、漢達は同時に同じ考えに恐怖する。

「「お店の物壊しちゃったらどうしよう(すれば)」」

結果、2人は3秒間だけ心の中で会話する。

((取りあえず理由は聞かずに仲良くしよう))

この2人は漢ではなく小心者であった。

「花咲君えーと…何をしているんだい?」

グリエス・ライトリー、会話がぎこちない漢ーー。

「い、いや少し買い物をね〜」

花咲蒼井、台詞が棒読みになる漢ーー。

「え?えぇぇ!?」

白鳳華蓮、ぎこちない+棒読みの会話を本気にして慌てる女ーー。


「?」

茶翼隼、何が何だか分からず頭の上に疑問符を浮かべる漢ーー。

「隼、白鳳を連れて家具を買いに行け!」少し乱暴な命令口調になってしまったが隼は気に止めてないようにベッドの辺りに向かったし、問題はないだろ。

それに、あいつの考えはわかる『理由は後で聞かせてもらう』

俺に迷惑を掛けずに自分の疑問を解く、隼ならばこうするハズだ。

それが最善の決断だからだ。

「グリエス、少しばかり向こうのベンチで話さないか?」

向かいにあるベンチを指差す。

「構わない」

グリエスはベンチに向かい歩き始める。

そして俺達は鉄製のベンチに腰掛ける。

「前も聞いたが、何故俺達に敵対する?」

初めてグリエスと会った時と同じ質問をする。

あの時は脅しで

「このままやってもお前が負ける」などと言ってしまったが、正直あのままやったら勝てたか不安である。

それは勿論奴自身わかっていた事ー。

何故、引き上げたかと言うのも疑問の1つである。

「教えてやろうか?」

予想外の答えだった。

あの時のようにまた断られると思っていたからーー。

俺は首を縦に降る。










「気分だ…」

殴りつけようか?こいつ!

心からそう思った。

気分?100%嘘だろ!?

てか仮に気分だったとして気分で警察署半壊させるなよ!

「俺は強い奴と戦いたい、だから強い波動を放っていたお前に戦いを挑んだ。」


補足か?

結局気分で壊したのかよ?


「正直に『戦え!』って言え!!

別に断らないから!」

グリエスにつっこみなのか良く分からないが…つっこむ。

「先手必勝!!」


「いくら先手を取りたいからって奇襲するな!」

軽く叩く、馬鹿なのか!こいつは?


「嘘だよ」

嘘なの!?グリエス、なんなんだお前は!?

「何故嘘ばかり付く?」

取りあえず話の流れから出来た疑問を質問する。

「お茶目だから」

キャラ壊れか?

戦闘馬鹿、いや戦闘好きのまあまあ頭の良い奴がお茶目を語るな!

と、急にグリエスの表情が真剣になる

「実は余り話したくないんだがな

少しだけ話そうか…

俺は昔、母親が病気だったんだ、バイトで稼いではいたが特別な手術が必要な母の病気は当然治せない。

金が足りないんだ

それで俺は何でも屋紛いの仕事をし始めた。

ドラッグやら裏の仕事にも手を染めた。

結局金は集まらず、母は死んでしまった。

だがすっかり仕事に浸かりきっていた俺は何でも屋を辞めずに居た。

そして最近になって来た依頼【白鳳華蓮を抹殺せよ】余り気が進まなかったがやらないと過去の悪行をバラすと言われて…。

失敗はしたが契約料の返却だけでこと無きを得た」

グリエスが母親の為に裏の仕事をか…

人間良く分からないものだな

「しかし、最近になって俺を襲うのは罪悪感だ

母親の為とはいえ裏の仕事に手を染めるなんて!後悔しているんだ

これを機会にやり直すよ。

俺を警察に連れていってくれ」

あれだけ戦闘で馬鹿笑いしていたグリエスが出頭か…

単純そうな奴の方が実は繊細なのかもしれないな

「良いんだな?」

確認をとる。

『やっぱ無理』とか言われても逃がさないけどー。

「その前に散々お世話になったおばさんにマッサージイスをプレゼントしたい。」

グリエス、本当は良い奴なんだな…

そんな感情に浸っていると俺の携帯が鳴り響く。

相手は署長!?

感情に浸らせてくれよ!?

「もしもし」

基本的な電話の出方をする。

「蒼井君!大変だよ〜!!

君が捕まえたひったくり、グループだったみたいで仲間が釈放を求めて警察署に〜」

は?だってさ

「普通に取り押さえろよ

警察官だって女子供ばかりじゃないだろ?」

だよね、そうだよね?

「それが、敵がみんな元元不良なんだよ!」

元不良をやめた人達ね。

わかりずらいわ!

しかし厄介だな

元元不良ともあろう者が何をしているんだよ

「仕方ない、隼には連絡したか?」


「茶翼君も一緒なの?」

そうか、隼といることを署長は知らないんだっけ

「隼と心強い味方を連れてすぐに向かう」


「心強い味方?」

署長が質問して来る。

「まあ楽しみにしてな」

電話を切る


「さて、グリエス罪の償いの一つとしてちょっと仕事を手伝って貰うぜ?」


「?」


さてと後は隼を誘って警察署に向かうだけか

前書き短くてすいません。

2回目も頑張るので応援よろしくお願いします。

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