第1話 逮捕は無いよね?〜主人公と重要人物登場〜
連載を書くと言うことは、ちゃんと更新すると覚悟した上でやってます。
見放さずに暖かい目で見てやってください。
5月中旬…、晴れ渡る空が少し熱くかんじます。
そしてその空を吹き渡る風が優しく頬を撫でてくれます。
こんな日のゴミ拾いは気持ち良いですよ、皆さんもどうですか?
ただ皆さんとは少し違うかもしれません。
何がかって?それは僕の後ろにいる仲間が……
「頭!この辺りは片付きやした!」
うん、そう不良なんだよね。
そして僕は
「よし、わかった。次行こう!」
「「「ヘイ!」」」
みんなヤクザにでも憧れているのかな?ただ5年前のヤクザ惨殺事件、なんてのもあったから『頭』としては心配なんだよね。
まあ、夢があるのは良いことさ。
僕なんか夢ないし…。
あるのは『全日本友好及び完全制覇組合本部(ぜんにほんかんぜんゆうこうおよびかんぜんせいはくみあいほんぶ)』である元不良グループ『生血見』第3代頭の肩書きくらい…。
順を追って説明すると僕が頭を勤める元不良グループの生血見は元々完全な不良の集まりで皆さんに迷惑ばかりかけてたけどそれに嫌気が差した初代頭と呼ばれる【黒百合 原ノ助】が生血見を中から壊そうと当時の頭【赤松 幻蔵】と決闘を行い頭の座を獲得、それから『全日本友好及び完全制覇組合』なる物をたて全国の不良に街に親切な運動を開始、全国に広まり元祖であるここ、生血見が本部と呼ばれているのである。
あるのは『全日本友好及び完全制覇組合本部(ぜんにほんかんぜんゆうこうおよびかんぜんせいはくみあいほんぶ)』である元不良グループ『生血見』第3代目頭の肩書きくらい…。
順を追って説明すると僕が頭を勤める元不良グループの生血見は元々完全な不良の集まりで皆さんに迷惑ばかりかけてたけどそれに嫌気が差した初代頭と呼ばれる【黒百合 原ノ助】が生血見を中から壊そうと当時の頭【赤松 幻蔵】と決闘を行い頭の座を獲得、それから『全日本友好及び完全制覇組合』なる物をたて全国の不良に街に親切な運動を開始、全国に広まり元祖であるここ、生血見が本部と呼ばれているのである。ちなみに
ちなみに全国の元不良の声は…。
「やってみて初めて気付く大切さッスね」
「まあ、悪かぁねえな」
などと非難の声どころか後押しする声が多々ある。
(ついでに支持率94%)
いずれ100%にするのが夢なんだ。
そして生血見の頭は代々超能力を授かる。
よって頭は超能力を使うための指輪の示す跡付きを引退前に見つけ出し、指輪を継承し、引退するのである。
これは『全日本友好及び完全制覇組合』に参加する不良グループ全ての決まりで、継承するものは『グローブ』だったり『ベルト』だったり、体に身に付けられる物のみに限られている。
これを全て含めて『神のご加護』と呼ぶ。
誰がなんの為に作り、誰が組合のグループに配ったかは良くわからないけど1つ言える事がある。
それは『神のご加護』は持ち主がもってこそ真価を発揮し、そのグループに伝わりし超能力の形をとる。
例えば生血見と最も友好的なグループ『血塊』はチェーンを使う。
しかし頭により、一部が変更される。
血塊の場合はチェーンの先に付く武器がオノだったり、剣だったりする。
そして僕達、生血見の超能力の具現化は………?
あれ?こんな事があるの?
今、茶髪で僕くらいの女の子がワゴン車に連行されたよ?
どうみてもパトカーじゃないし、誘拐?
「鉄、剣、ちょっと仕切っといて!」
側近である【黒鐘 鉄】と【新槇 剣】に一先ず指揮を頼むと愛車である、単車『黒烏』に跨る。
そして到着したのは古い廃工場だった。
マイナーやねぇ〜。
と窓から中を覗くと、女の子が縛られてる、誘拐犯(?)は2人か。
これ位なら平気かな?
ドガアァァァ!!!
工場の扉を超能力の一つ、砲撃【破壊の舞】で破壊する。
ああ、俺もそのままの思考…二度デマに似た説明だ…。
「「ああっ?」」
あっ、良かった!普通ならここで
「誰だ!?」が来て絶望するかと思ってたけど……………………………良くはないな。
「あのねぇ、この辺はうちら全日本友好及び完全制覇組合の生血見が仕切ってんの!
頼むから面倒起こすなよ!
最近寝てなくて少しイライラしているんだからよ!」
あっ、やべっ本音が出ちゃった。
女の子は愚か犯人まで引いてるよ…。
まあ良いや、小さい事は気にしちゃ負けだ。
「だからさぁ〜、ね!俺も面倒だし、アンタらもボコされるの嫌だろ?
自主しろよ。
じゃないと神のご加護No.00ヘルリングの名にかけてあんたらを潰すよ?」
そういって生血見の頭である証…神のご加護No.00ヘルリングを付けた拳を前に出す。
これが僕らの決まりなんだよね。
「知るかっ!」
誘拐犯でもう確定!男の一人が鉄パイプで殴り掛かってきた。
またもやマイナーに逆戻りですか?
「夜桜ノ壁」
僕がそう叫ぶと同時に僕の前に黒い桜の花が散る。
それが男の鉄パイプを弾く!
「なぁ〜!?」
悲鳴か?
「妖刀黒桜壱刀身…(ようとうくろざくらいちとうしん)」
僕のヘルリングが日本刀に変わり…、
「惑い桜」
男一人を………………切らない、変わりに右脳と左脳の中心、ここを叩いて刺激させる事で精神を一時的に惑わせる技、これが『妖刀黒桜壱刀身惑い桜』。
そして
「妖刀黒桜弐刀身妖練桜」
今度はもう一人を切る。
と言っても切るのは心臓付近0.01mm程度、そこを深く切られたと錯覚させ気絶させるのが妖刀黒桜の第弐の剣技。
おっと、女の子を助けてやらないと。
「大丈夫だったかい?」
「はい……ありがとうございます。」
あらあら、目に涙を溜めちゃって、こういう娘には。
「怖がったろ、泣いて良いんだぞ?」
「うっ…うっわああああ〜ん」
ほらね…。
ガシッ!
あれ?誰かに肩を掴まれた?
まだ残等が嫌がったか?
振替ると青い制服の人が…。
「君、少女を泣かせるとは何事だ!?それになんだ、この倒れた人達は?
乱闘だな?
ちょっと警察署まで来てもらおうか?」
「いや…あの俺生血見……」
そう、全日本友好及び完全制覇組合ならば警察に事情を聞かれることはあっても学校に遅れたり、勉強が疎かになってしまうという為にその場ですまされる。
ましてや犯人扱いされる事など
まず無い。
「ちょっと〜警官さ〜ん」
初っぱなから主人公は警察に捕まってしまいましたとさ。
作者「いやはや…波乱の幕開け、まさかの逮捕でしたね」
?「何いきなり逮捕させてんだよ?」
作者「やあ、本編主人公蒼井君じゃないか?」
蒼井「あのな?」
作者「?」
蒼井「作者とキャラの会話ってさ…小説が中盤で乗ってきたらやるんじゃねぇの?」
作者「そ〜なんだよ〜」
蒼井「じゃあ何故やる?そこまで馬鹿なのか?」
作者「嫌ね…蒼井君の名前と決め台詞を最後に出そうとしたら捕まっちゃって…」
蒼井「マジで才能ねぇんじゃねぇの!?辞めろよ!」
作者「しくしく…それじゃあ蒼井君…どうぞ」
蒼井「俺の名前は花咲 蒼井、読んで分かるように、いやこの馬鹿作者が書いたんだから分からねぇか?
花をモチーフにした超能力を使う。
俺の場合は桜だ。
そしてしゃべり方は実際こんな感じだ!そして決め台詞、てか作者が喋らせたかった台詞は『僕の本当の一人称は俺だから…』ダサっ!」
鉄&剣「次回の前書きではキャラ紹介を予定しています。」
蒼井「それじゃあ次回に」
全員(泣いてる作者除く)「レッツ!ファイティング!!」