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第3章登場人物紹介《主要人物》

スポーツの日投稿です。



・マサフミ=オオタ

お野菜を売りに人里に出たら何故か魔王軍の陰謀を阻止する事になり、何故か神々を含めた世界中の勢力から魔王に間違えられるに至った悲劇のボッチ。


自分から人に話し掛ける事も出来ないのと主張するのに、激戦の中で爆睡出来る図太さがある。

コミュニケーション能力が全く研かれておらず悪循環でボッチであるというのもあるが、友達が欲しいと主張しつつも他人にあまり興味がない。

友達は欲しいが特定の誰かを友達にしたいとは思わないし、誰に対しても事務的に接するだけで終わり知ろうとしない。

数あるボッチの中でも、どれかというと孤高に属する。


衆人の注目を浴びたら緊張で死ぬとも主張するが、数百万人規模の軍勢から敵視されても何故と混乱し怒る事は有っても別に平気な鉄壁の精神を持つ。

地球において、仮にSNSが炎上する様な事態に陥っても、批判の嵐を受けても大してダメージを受けない。

友達がいない為に他人が、一般的な他人よりも更に遠い位置におり、友達がいない為に人そのものを遠いものとして無意識で考えている。


そのボッチ力は実質的なフィーデルクスの総戦力、最終的に数百万人規模の軍勢からの攻撃でも破れない結界を生み出すに至っている。

初期から魔王軍が参戦していたら流石にまずかったかも知れないが、絶対的と言える防御力を発揮し、規格外の存在、即ち魔王であると人類と神々に確信させた。

尚、聖地争奪戦における総戦力よりも、実はかつての英雄達をアンデッドとしていたバールガンのメリアヘム侵攻時の戦力の方が大きかったりする。


実質、フィーデルクス中の戦力を相手にした訳であるが、その正体は未だにバレていない。

これは鑑定を防げる空洞を常時発動していた事と、寝ながらも風景同化と超演技を使い続けていた事による。特に風景同化による称号との雰囲気一体化は、完全に相手に与える印象を変え、【世界最強】の雰囲気で威圧し続けていた為、正体を隠すと共に魔王と誤認させる一因にもなっていた。

異世界から召喚された四十人目の勇者であると言う事は勿論、メリアヘムに現れた英雄であることも気付かれておらず、可能性すらも考えられていない。


異世界の勇者、行方不明の勇者、称号だけとは言え世界最強、世界を救ったレベルの英雄、更には冤罪ではあるが魔王と、どれを取っても世界中の注目を集める肩書きを有しているのに、未だに友達はおろか周りに人もいない世界からもボッチな存在となっている。

代わりに女神や神獣レベルのペット、人を逸脱した御老体と、何故か世界屈指の力を有する存在が周りにはおり、寧ろ友達を作るよりも知り合う時点で難しそうな存在とは良好な関係を築けている。


もはや存在としても定義されているレベルでのボッチであり、不老不死すらも叶える力を有する聖地の力、世界を書き換える程の力、世界そのものとすら評せる聖地の力を以てしても、ボッチに友達を与える事も、友達作りを補助する力を付与する事すらも出来なかった。

世界の力を結集させればボッチの絶対防御も打ち破る事が可能だが、世界の力を絞り切ってもおそらく〈友達作り〉スキルは付与できない。

そんな世界すらも超越するボッチ。






・アウラレア

ボッチが神力を得たことで遂に実体化出来るようになった地球の異世界転生担当女神様。

実体化して早々に激しい戦闘にも参戦する羽目になった。


ボッチが正式な使徒として覚醒している為に、ボッチとの親和性が高く、破格の神力(お値段)で顕現可能。

魔力で百分の一くらいに薄めた神力でも顕現でき、今章ではほぼ実体化し続けていた。

尚、神としての力を発揮する為にはより大きな神力が必要。

しかし実体化した時点で女神としての強大な身体能力を発揮でき、B級冒険者くらいまでならビンタ一つで気絶させられる。


今章ではヴィルディアーノ戦以外で神の力を使用しておらず、これまでにボッチや歴代の勇者達を通して見て来た魔術を再現し戦っていた。

ボッチと同じく、もしくはそれ以上に魔術に秀でており、一度見ただけでも大抵の魔術を再現できる。

これは神であれば誰でも出来る事ではなく、歴代の勇者達を常に案じ、見守り続けた結果として磨かれた観察眼による。


実体化していても虚像を送っているだけであり、本体がフィーデルクス世界に降臨した訳では無い。

にも関わらず、そこらの神々が本体で地上に降臨しても敵わない程の力を有する。

通常の魔王くらいなら単独で討伐可能。


慈悲深い神恪者でもあり、美しく強い女神様だが、かなりの酒好きと残念な部分も多い。

曰く、御供え物が酒ばかりなので酒好きになったと主張している。だが、神々の中でも酒好きにして酒豪。


今章では冤罪云々でブチ切れた。それも冤罪そのものよりもそれに付随していた罵倒に激怒しており、一応広い心で許す女神様ではあるが、気が済むまでお仕置きしてから許す派。

ただ、そう残念な振る舞いをするのも、ボッチの活躍で世界の救済を信じられるようになったから。余裕が生まれた故の振る舞いである。


聖地を破壊するという前代未聞の事態を引き起こした際も、世界の救済を叶えられるかも知れない聖地が破壊された事を嘆き驚くよりも、気絶したボッチの事を案じていた。

世界すら書き換える力を持つ聖地よりもボッチを信頼している。


しかしいくらボッチが友達が欲しいと嘆いても自分が友達になるという考えは無く、宥めるだけで保護者としてボッチを見ている。

そもそも女神として同等存在が少ない為か友人の概念が薄く、人の営みを通しての友人関係は理解しているが、自分に対する友人というものはそもそも考えてもいなかったりする。

普通に誰とでもコミュニケーションを取れるが、友達がいないという意味では実はボッチ。

が、それを意識したことは無い。欲しいと思ったことも必要と思ったことも無い。






・リオ爺さん

ボッチが拠点としているデルクス大陸の中心から最も近いご近所、人の活動範囲から評すると最辺境の村に住むご近所のご老人。

村では長老とも呼ばれており、千歳を超えている。

【世界最強】にして人類最年長なごく普通の近所のお爺さん。ボッチが転生して初めて知り合った一般人。


千年程前にリオ・レ・ウルシスという本名の一部を並び替えた偽名で冒険者登録をしており、S級冒険者にまで至っているが、殆ど活動しておらず半ば忘れていた。

千年前には【世界最強】の称号を有しており、以来【世界最強】であり続けている。

フィーデルクス史上最強と言われる伝説の勇者シェルトベインの全盛期と並ぶ力を有する。シェルトベインは七星宝具の内二つ、星剣と星紋をを含めてその強さであり、その点を考慮すると素の力は上だったりする。


ボッチと戦う場合、正面から打ち破れる可能性すらある力を有しており、魔法技能においては遥かに上。

現代魔法の祖とすら言われるヴィルディアーノよりも魔術に精通しており、戦闘から農業にまで応用し使い熟している。

魔力量もボッチの様な回復手段は持たないが膨大であり、災害魔法を連発可能。

龍脈等の地脈を支配していなくともその地の魔力まで扱う事ができ、闇の様な星光の様な素敵な杖を使うと、ほぼ無制限に魔術を行使できる。


加えてホルスの卵による効果により約千年前より回復せずにいた傷等は回復しているが、不老とした地脈の力は健在であり、当時から纏っていた最上位の強化魔法は肉体と完全に一体化した為に凄まじい身体能力を有し、ホルスの卵の効果もあり吸血鬼の始祖であるヴィルディアーノを超える再生力と生命力を有している。

実質、フィーデルクス史上初めて完全なる不老不死となった到達者。


現時点では伝説の勇者シェルトベインよりも強大な力を有する。

そこらの一般的な魔王よりも強い。


が、周囲の人々からは気付かれていない。

村やグリーンフォートの人々は尊敬しているが、その力を不思議とも思わず明らかに永い間生きているのにそれも特に疑問に感じていない。情報が届くのが遅い事もあり、基本何でもそのまま受け入れている。

ボッチと女神もリオ爺さん凄い、位にしか思っていない。【世界最強】だとは夢にも思っていなかったりする。


ボッチ達にとってはそんな近所の気のいいお爺さん。






・ホルス

ボッチの可愛いペットな鳥。

種族はランク11のベンヌフェニックス。色々な意味で【世界最強のペット】。魔獣というよりもほぼ神獣。


元々はデルクス大陸中央部の一地域を縄張りとしていた。五千年程度君臨しているフェニックス。

元々のランク10であるが、これは五千年の間に何度も寿命や敗北による復活を繰り返した結果であり、復活時にランクは下がってもスキルや記憶は継承されるので、ランク以上に強い。

短時間であれば今までに到達した最高ランクの力、ランク14相当の力を発揮できる。


大抵の魔王よりも強かったりする。

そもそもスキル等が継承されている事を考慮しなくとも敵対すればS級冒険者がいなければ絶望しか無い強さをランク11の時点で有する。

フェニックスの特性上、復活してしまうのでただ討伐するだけでなく討伐後に封印しなければならない。封印が出来なければ複数のS級冒険者がいても深刻な被害が発生し続ける国家存亡レベルではなく人類の存亡にすら関わってくる脅威となる。


発見されれば付近の戦力が総出で現れるのも当然である。

が、ボッチは何とも思わず連れ回している。

可愛いペットとしか認識していない。


強大な力を有するだけでなく羽や血、卵と凄まじい回復の効力を有しており、抜けた羽一枚からでも強力な回復薬の材料となる。

傷は勿論、毒も病も呪いも癒す効力を有する生きる万能薬。特に卵の効力は凄まじく、神の呪いレベルの状態異常でも回復させられる。

羽の一枚でも希少すぎる為に市場価格は存在しないが、数億で取引される可能性がある。

しかし、飼い主のボッチは各種耐性がカンストしているので基本、必要としていない。もし部屋の中に羽が落ちていたら普通に掃除して捨てる。卵も普通に美味しく栄養価の高い卵だと思っている。






・アイギス

ボッチの可愛いペットな山羊。

種族はランク11のコピアアマルテイア。色々な意味で【世界最強のペット】。魔獣というよりもほぼ神獣。


ランク11と、人里に現れたら世界が揺れる一大ニュースになるような魔獣であるが、ランク10の頃から争いを好まない性質の魔獣。

自分よりも強い魔獣に栄養価が非常に高いミルクや食料を生み出し与えて共生関係を築く。

高位の魔獣がうじゃうじゃといるデルクス大陸、その中央でも自分よりも強い魔獣は滅多にいないので基本的に同格の魔獣と共生して来た。


ホルスと同じく実は五千年近く前からデルクス大陸中央に存在している。

その年月で実はかなりの力を蓄えているが、共生関係を築く為に意図的にランクを10に抑えていた。

共生主を倒し、自分に危害を与えようとして来た相手は普通に打倒している。

影の領域の主。ランク以上の力を有している。


強大な力を有するだけでなく食べ物を生み出す能力も有しており、非常に栄養価が高い。

フェニックスの羽等のように直接回復効果等がある訳ではないが、生み出した食材は様々な薬剤の材料となる。

また、自ら生み出すのみならず土地を肥えさせる事や、実りを豊かにさせる力も持つ。


強大な力と豊穣をもたらす力により、人里に現れたら畏怖や感謝から本格的に神として祀られるレベルの存在。

しかし、ボッチからしたら可愛いペットでしか無い。



次話も登場人物紹介が続きます。

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設定集
〈モブ達の物語〉あるいは〈真性の英雄譚〉もしくは〈世界解説〉
【ユートピアの記憶】シリーズ共通の設定集です。一部登場人物紹介も存在します。

本編
〈田舎者の嫁探し〉あるいは〈超越者の創世〉~種族的に嫁が見つからなかったので産んでもらいます~
【ユートピアの記憶】シリーズ全作における本編です。他世界の物語を観測し、その舞台は全世界に及びます。基本的に本編以外の物語の主人公は本編におけるモブです。ボッチは本編のアンミール学園で裸体美術部(合法的に女性の裸を見ようとする部活)の部員です。

兄弟作
クリスマス転生~俺のチートは〈リア充爆発〉でした~
ボッチと同じ部活の部長が主人公です。

本作
孤高の世界最強~ボッチすぎて【世界最強】(称号だけ)を手に入れた俺は余計ボッチを極める~
本作です。

兄弟作
不屈の勇者の奴隷帝国〜知らずの内に呪い返しで召喚国全体を奴隷化していた勇者は、自在に人を動かすカリスマであると自称する〜
ボッチと同じ部活に属する皇帝が主人公です。

兄弟作(短編)
魔女の魔女狩り〜異端者による異端審問は大虐殺〜
ボッチと同じ学園の風紀委員(ボッチ達の敵対組織)の一人が主人公です。

英雄譚(短編)
怠惰な召喚士〜従魔がテイムできないからと冤罪を着せられ婚約破棄された私は騎士と追放先で無双する。恋愛? ざまぁ? いえ、英雄譚です〜
シリーズにおける史実、英雄になった人物が主人公の英雄譚《ライトサーガ》です。

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