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第2章閑話登場人物紹介《メリアヘム》

メリアヘム戦での登場人物紹介です。

 


 《勇者軍》


 ・デオベイル・デューク・フォン・シェルトベイン

 勇者軍のトップである【勇者軍総統】。

 メリアヘム大戦ではパリオン王国とケペルベック神国の衝突を抑える為にメリアヘムを離れていた為に遅れた。

 しかし連絡が入るとすぐに引き返し援軍に向かう。だが強大な敵を前に撤退を決断した。

 その後、バールガンが討伐された可能性が高いとの情報が入り、驚愕したが各地から異常気象の報告が入り、更には止めに行った戦場では列強S級戦力と七星宝具が喪われたとの情報が入り、まともに驚いてもいられない状態になっている。現在はオスケノア王国にいる。




 ・クライシェ

 神をその身に降ろす事すら可能な【大聖女】。

 神聖なる力でバールガンの不浄から多くを守った。勇者軍は彼女の活躍が無ければ今頃ボッチが来る前に全滅していた。

 退避先は故郷のエルフ大森林であり、神の降臨で消耗した身体の回復に努めている。




 ・オルゴン・オルシェ

 フィーデルクス最高位の魔術師と言われる【賢者】。

 魔力を呑み込むバールガンの闇との相性は最悪であったが、その後の魔王軍による大魔法等を防げたのは彼の力による部分が多い。

 現在は魔導都市デュラールに退避し、弟子達や共に退避した勇者達と共に次の戦いに備えている。




 《その他》


 ・リクセンハルト・グベル・ノア・オスケノア

 五大列強の一つ、オスケノア王国の王太子。ボッチのクラスメイト達が通う事になったメリアヘム学園の生徒会長。

 メリアヘム大戦では学生ながら魔族を討伐すると言う快挙を成し遂げた。だが、強大な魔王軍の軍勢を前にそれ以上は出来ず力不足を痛感した。

 しかし俯いてはいられないと現在はそれを原動力に転移先である自国で、休まず魔王軍対策の陣頭指揮に立っている。




 ・ミシェーラ・ルミア・ノルン・オグドワーズ

 オグドワーズ王国第一王女。ユウスケ=シンドウのお世話係。いち早くメリアヘムの危機を都市中に知らせ、傷付いた戦士達の治療を行うなど後方支援で活躍していた。

 ユウスケ=シンドウとマリ=ツチミカドと共にエルフ大森林に避難転移しており、現在はクライシェの教えを受けると共に、神の力をその身に降ろした負荷から動けない程消耗した彼女の介護をしている。




 ・ユウスケ=シンドウ

 ボッチのクラスメイトの一人。クラスの中心人物。

 元々使えた陰陽術で召喚されたばかりの勇者ながら魔族と戦い、勇者軍の指揮を大幅に向上させる活躍を見せた。

 現在はミシェーラ、マリと共にエルフ大森林に避難しており、エルフ達と修行に励んでいる。




 《魔王軍》


 ・ディゲルアヌス

 今代魔王。第一村人。空気。




 ・バールガン=ドゥ=アッシュール

 魔王軍四天王【白原冥帝】と呼ばれるネクロマンサー。

 生前は死者の国アッシュールの最後の王であり、至上最高の死霊魔術師。世界と対立し、対抗する為にアッシュール神と融合した事で現在に到った。

 元から実はS級相当の実力者であり、アッシュール神と融合後は並の魔王級の力を有していた。ただし神を降ろした事の反動は凄まじく、使い熟せてはいなかった。それでも強大なあまり勇者軍との戦闘でも討伐される事は無く、奈落へと封印された。

【智泥の悪魔】エザルによって封印を解かれ、それ以来今代魔王が誕生するまで千年近く暗躍して来た。その一例が強者の遺体収集。それによってメリアヘム大戦では英雄の軍勢、怪物の軍勢を用意した。

 封印されている間にアッシュール神との融合も完璧となり、力量物量共に単体で並の魔王軍を凌駕する戦力を有していた。

 アンデット軍の中にはかつての勇者も魔王も、そして原始の龍、更には最強兵器である星鎧を用いたゴーレムまでおり、実のところ人類が確認した中で原悪の魔王を除いて最も強大な存在であった。

 ただ、内面的には本当に心の底から国民達を愛し、愛されていた王。アッシュールの技術を狙った始まりの侵攻が起きなければ、彼は死後に自らをアンデット化し、現在も人類の守護者であり続けたかも知れない。

 最期は人類が真に一丸となる姿、かつての自分達が夢見た光景、その縮図を見た事で再び人類に期待しながら、未来を夢見てアッシュールの民と共にこの世を去った。




 《かつての人物》


 ・リリアナ・アッシュール

 死者の国アッシュールの頭骨、王の妃カルヴァリエ。現在まで最も偉大な錬金術師と評され、その功績のあまりに実在性が疑われる半ば伝説上の人物。実在のアッシュールの王妃にして錬金術師であり、バールガンの妻。

 アッシュールの王妃を示すカルヴァリエを名乗り続け、つまりアッシュールの公人で有ると何処でもアピールし続け、当時から死者の国として忌避する国も少なく無かったアッシュールの地位向上に努め続けた。結果としてカルヴァリエの名を知らない者はいない程、現在まで語り継がれている。

 自分よりも他者を優先し続ける心優しき人物であり、身体が弱いながらもアッシュールと人類の為にと錬金活動をし続けた。無理が積み重なり早くに他界したと言われているが、彼女自身が自分の寿命を悟った事から生きている間に多くを遺そうとしていた。




 ・ウルカールフ

【原生龍】。神代に原悪の邪神に最も大きな傷を与えた邪神を除き、旧き神々を含めてもフィーデルクス史上最強の存在。

 邪神との戦いで致命的なダメージを受けるも最後まで倒れることなく、末期には生き残った人類を背に乗せ海へと渡り自らを大陸と化し、現在の人類圏、二大陸になった。

 その生命力は凄まじく瞬く間に森を育み地を肥やし、人類が生活可能な環境を生み出した。強大な魔力は今もかつて龍だった大陸中を流れ、そこに住まう全てのものに力を与える大龍脈となる。

 アンデットとして復活した後も、かつての強大さは健在であり、その全力のブレスは海をも蒸発させ大陸を穿つ。もしボッチが標的にされそこにブレスが当たっていなければ大陸壊滅規模の大惨事が引き起こされていた。

 また邪神との戦いにも耐え抜いた様に、攻撃力だけで無く防御力も凄まじく、本来メリアヘム大戦で使用された大魔法でも大して傷付かない肉体を有していたが、アンデット化した事で聖属性が致命的な弱点となり現在は骨の一欠片も残っていない。

 これにより再びアンデット化し人類を脅かす事は無くなったが、大龍脈の核ともなっていたので消失した事により大龍脈も実のところ枯渇では無く消失してしまっている。現在遺るのは大龍脈の痕跡に過ぎない。




 ・イフリート

 ゴーレム化した星鎧。最強の兵器。

 星鎧は最強と言われる七星宝具であるが、その強大さ故に味方をも滅ぼす兵器であった。強大な出力を維持する為に、装備者からは限界以上に魔力を奪い、強大な出力を持つ攻撃は周囲毎滅ぼす。

 この内、装備者の問題をゴーレム化する事で、また龍脈と接続する事で魔力の問題も消したのがイフリートである。反面、簡単な命令しか受け付けず、動きも中身がゴーレムである為に多少鈍重になってしまったが、最強の兵器と言う称号が翳る気配は無い。

 尚、未だ健在。しかし稼働には莫大な魔力を必要とし、龍脈を魔力供給源としていたが龍脈が消失した為に現在は停止している。




次話で今章は最後です。次話も登場人物紹介になります。


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設定集
〈モブ達の物語〉あるいは〈真性の英雄譚〉もしくは〈世界解説〉
【ユートピアの記憶】シリーズ共通の設定集です。一部登場人物紹介も存在します。

本編
〈田舎者の嫁探し〉あるいは〈超越者の創世〉~種族的に嫁が見つからなかったので産んでもらいます~
【ユートピアの記憶】シリーズ全作における本編です。他世界の物語を観測し、その舞台は全世界に及びます。基本的に本編以外の物語の主人公は本編におけるモブです。ボッチは本編のアンミール学園で裸体美術部(合法的に女性の裸を見ようとする部活)の部員です。

兄弟作
クリスマス転生~俺のチートは〈リア充爆発〉でした~
ボッチと同じ部活の部長が主人公です。

本作
孤高の世界最強~ボッチすぎて【世界最強】(称号だけ)を手に入れた俺は余計ボッチを極める~
本作です。

兄弟作
不屈の勇者の奴隷帝国〜知らずの内に呪い返しで召喚国全体を奴隷化していた勇者は、自在に人を動かすカリスマであると自称する〜
ボッチと同じ部活に属する皇帝が主人公です。

兄弟作(短編)
魔女の魔女狩り〜異端者による異端審問は大虐殺〜
ボッチと同じ学園の風紀委員(ボッチ達の敵対組織)の一人が主人公です。

英雄譚(短編)
怠惰な召喚士〜従魔がテイムできないからと冤罪を着せられ婚約破棄された私は騎士と追放先で無双する。恋愛? ざまぁ? いえ、英雄譚です〜
シリーズにおける史実、英雄になった人物が主人公の英雄譚《ライトサーガ》です。

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