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仮面舞踏会

踊る,踊る

皆楽しそうに,華やかに踊っている

その顔に仮面をつけて

誰もかれもが仮面をつけて踊っている

皆この場を楽しんでいる

まあ,なんて素敵な殿方なのかしら

ああ,なんと美しいご婦人だろうか

皆が皆互いを称え,褒め合っている


そんな中に

1人だけ場違いな者がいる

仮面をつけず,呆然と立ち尽くしている者が

その醜い素顔をさらしたままの者が


仮面たちは言う

どうしたの?

皆の中に入らないの?

こちら側は楽しいよ

一緒に踊ろうよ


でも仮面の下は違うことを言っている

なんだあいつは

なんて可哀想なんでしょう

なんとおぞましい

なんて醜い


真逆の言葉

仮面を通して綺麗な言葉となり相手に伝える


ああ,おぞましい

吐き気がする

気持ち悪い


本心と真逆の言葉

それを吐き続ける周囲の人間


でも,この場にいるためにはあの人たちと同じものにならなければならない

そう直感していた


だから私は,

手に持っている仮面を...

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― 新着の感想 ―
[気になる点] いくつか作品を投稿してらっしゃいますが。 「詩」が書きたいのであれば、そのためにちゃんと詩のジャンルがあるのですから、きちんとそちらで投稿されたらいかがですか? エッセイとは社会通念…
[気になる点] つけるかつけないかは、あなた次第的なオチですね?
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