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現実のチュートリアルはこんなものその1

投稿が遅くなりましたがまだまだ続きます。

よろしくお願いします。

あまりにも期間が空いたので出来てるとこまで取り敢えず。書き溜めしてないので申し訳ないですが勢い任せなのでご容赦を。


皆さまインフルエンザにはお気をつけください。あれは地獄ですorz

「ここに居る皆は、君と同じ様にこことは違う別世界から無理やり攫われたもの達だ」

眼鏡サラリーマンが食後にと、素手のねぇちゃんと杖の人が皆に持ってきてくれた暖かい飲み物が入ったコップを見つめながら話し出した。

「べべべべ、別世界って…?」

おいおい、そんな奇想天外摩訶不思議現象は物語の中だけにしとこうよ…俺はあんぐりと開いた口が塞がらない。あ、やべ垂れた。

手に持っていたコップを机に置く。

グイッと口元を拭って眼鏡サラリーマンに話の先を促す。

眼鏡サラリーマンはそんな俺に少し笑いかけて話を続ける。

「そうだ。ここは君が生きていた世界とは全く違う場所だ。君の居た世界には魔物や精霊とか居たかな?」

……ヤバイ。頬が引き攣る。これがゲームや小説だったら「ひょおおお!異世界召喚来たああ!!」なんて喜ぶトコだが、いざ自分がそうなると「嘘だろそれ」だ。俺はごくごく普通の中学生で、受験生で…魔物とか精霊とかゲームか漫画、小説でしかしらなくて…あ、幽霊だって見たことないし!UFOだって見たことないんだ!!本当に普通の平凡な日本の中学生なんだって俺。

魔物なんて遭遇した日には速攻逃げよう。そうしよう。

多分あまり良くない顔色をしてたんだろう、トンカチのおっちゃんが卓越しに俺の頭をガシガシとなでた。力加減が出来てない、酔っ払ってんなこれは、首もげる!もっと優しく‼︎首が前後左右に大きく揺れるのを川田のにぃちゃんが慌てて止めてくれた。首がもげるかと思ったよ、止めてくれて助かった…ん?

「ここに居る皆が別の世界から攫われたってさっき言ってたけど、なんで皆自分の世界に戻ってないんだ?魔物ってゲームとかに出て来そうなのとかなら危険だよね?それなのにここに残ってるって…もしかして、帰る方法がわかんないとかそんな感じなの?」

脳みそが揺れたおかげか恐怖に混乱してた頭が回転し始めた。引き攣った顔のまま黙りこくってた俺が急に話し出したので、一瞬目を見開いてこちらを見た眼鏡サラリーマンはすぐに優しく微笑みかけ、俺の頭をポンポンと撫で答えてくれた。

「…帰る方法は分かっている」

へっ?帰る方法わかってんの?それなのに、なんで皆この世界に残ってんの?

「な、なんで?みんな残ってんの?帰る方法わかってるなら普通帰るでしょ?…ってその帰る方法がとんでもなくヤバイとか、そうなのか?!」

また焦りだした俺を川田のにぃちゃんがケラケラ笑いながら教えてくれる。

「大丈夫だって、そんなに焦んなよ。帰りたいなら直ぐにでも帰れるから、な?それよりもなんで俺たちが帰らないのか興味ないか?」

最後にまたもやウィンクをかましてくる。え?何?癖ですか?

「…なんで帰らないんですか?」

口調がトゲトゲしくなってしまった。だって

俺だけ焦って馬鹿みたいじゃん。トンカチのおっちゃん微笑ましいもの見るような目付きやめて下さい。チクショー。

チュートリアル続きます。

まだまだこの世界の事や皆の現状頑張って説明していきます。

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