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カノジョかわるがわる
次の日。高校。
「おはよう!」
素子が俺にウインクしながら挨拶した。
妙に親し気な感じ…。また向こうの世界の素子に入れ替わったらしい。
授業中は何事もなく進んだ。
放課後…
「一緒に帰ろう!」
素子が親し気に肩を寄せてきた。
見た目、ラブラブの二人。
歩き疲れて、ベンチに座った。
「また、入れ替わっちゃったね」
「…うん」
「でも、私。向こうの彼より、あなたの方が好きになってきちゃった…」
そう言って、素子は僕の頬にキスした。
「なーんちゃって。冗談よ!本気にした?ハハッ」
夕日が沈んでいく。ラブラブの真っ赤な太陽が。
次の日。高校。
「おはよう」
素子が僕に挨拶した。また元の世界の素子に戻ったようだ。
「あのーっ」
「ん?」
「今日、デートしない?」
「え?あー、うん、いいけど…」
放課後、僕らは手をつないで街を歩いた。
「楽しいね」
素子がつぶやいた。
「うん」
「ねえ?」
「え?」
「…キス、しよっか?」
「え?」
「嫌?」
「いや、嫌じゃないけど…」
「じゃあ…」
僕らはキスした。
昨日と同じ夕日が沈んでいった。




