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彼女とカノジョ  作者: xjw
31/37

素子と

 次の日に現れたのは素子だった。

「洋子の方がよかった?」

「別にそういうわけじゃないけど…」


 放課後。

 デートの最中。

 なんとなく、素子の横顔を見た。

 可愛らしかった。

 守りたい。そう思った。

「どうしたの?」

「別に…」

 ベンチ。

「気持ちのいい天気!」

 素子が言った。

「私、もういいなー」

「何が?」

「私が、洋子が、って言うの」

「?」

「今は離れてるけど、元々洋子だって私だもん。登久馬と一緒にいるのは変わらない」

「…」

「キスしよっか?」

 俺たちはキスをした。


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