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洋子
放課後、洋子が俺のところにやってきた。
「わかると思うけど、私の中身は涼子。用があるの、付き合ってくれる?」
俺はしぶしぶ承諾した。
俺たちは街をぶらついた。
しかし、今まで何度も思ったが、洋子は本当に美しかった。
吸い込まれるような…。
俺たちはベンチに座った。
「素子とはうまくいってる?」
「あ、ああ…」
「実際のところ、私の見た目ってどう?素子と比べて」
「そりゃ素子の方が…」
「本当?」
洋子が微笑んだ。吸い込まれるような美しさ…。
気がつくと、俺たちはキスをしていた。
「しちゃったわね」
微笑みながら、洋子が言った。




