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戻った!
放課後。
素子=洋子は、涼子とのことを知っていた。
「あなたは悪くないよ。だって、涼子の見かけは私なんだもん。そういうことになっても、仕方ないと思うから」
「…ありがとう」
俺は洋子を抱きしめた。
「キスして…」
僕らはキスした。
次の日。
素子が僕のところにやってきた。
「なんだよ。涼子…」
「えへへ」
素子が笑っている。
「私、戻ったの!」
「えっ?」
「私、素子に戻れたの!」
素子は僕に抱きついた。
「よかった!」
俺も喜んだ。
知らないうちに、俺たちはキスしていた。




