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彼女とカノジョ  作者: xjw
13/37

俺とキス?

 次の日の朝。

 素子は、元の素子だった。

「教室だって消せるよ」

 彼女は笑顔で言った。

「でもあった方が楽しいでしょ?」


 放課後。

 二人で歩いていると、素子がつぶやいた。

「ふふ、何か不思議なことでも起こす?」

「い、いや、どっちでもいいけど」

 気がつくと、不思議なことが起こっていた。

 俺の前にいるのが、俺だ…。

「私とあなた、入れ替えてみたの。どう?私になった気分?」

 確かに体が女性になっている。

「キスしようよ。自分自身と」

 俺は自分とキスした。男性に抱かれる女性の、不思議な気分を、俺は体験していた…。


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