終わりの日
ここ、東京の中心部にある軍用学校インフェルノ。
この場所では、剣士や武道家といった、新手の職業を目指す軍用施設。
生徒の人数は100人といった具合。
ここの学校では、最近開発された命変異という薬により、ファンタジックな職業が生まれた。
だが、ファンタジックと言っても科学の世界であるもので、魔法使いといった0から1を出すといったことは不可能であった。
そしてここに、とある剣士がいた。
「くっそ、なんなんだよ!教師は俺のことが嫌いなのか?」
この少年は闇白信也、年は17才。
ここの学校でこの少年は教師から好かれており、逆に好かれすぎてからかわれている。
だが、この少年はあまりきずいていない。
「そういえば最近この学校で、怪しい薬品が作られているって聞いたな。」
この学校では最近怪しい薬品が作られている。
この薬品では、魔術師を生み出すことができるかもしれないというものだった。
「もう放課後だし帰るか。明日もはやいしな。」
信也の家はここから数メートル離れた家にある。
信也は一人暮らしで、月額8万円のマンションで暮らしている。
夜になり他の家の電気も消え、静かな夜が始まった。
信也は窓から学校をのぞいていた。
「こんなに静かな時間が終わらなければいいのに。」
そのとき学校が突然爆発した。
「!?」
信也は家を飛び出して、学校に向かった。
そのとき、途中の道で信也は長い槍を持った少女に出くわした。
「信也じゃない、あなたも爆発の音を聞いてきたの?」
「ああ、そのとおりだ。いったいどうしたんだ!?」
「わかんないとにかく行ってみないと。」
この少女御神加奈、ロングヘアーの少女。
信也と加奈は走って学校に向かった。
正門に着いたとき、そこにも何人かの生徒もいた。
「あれ、信也なんか正門から人が出てきたよ。」
「あれは、体育教師の其田じゃねえか、どうしたんだ?」
軍用学校の正門からは、少し歩き方がおかしい感じで体育教師が出てきた。
その体育教師に正門にいた生徒は話しかけた。
「あの、どうしたんですか?」
「う、う・・・。」
その教師は・・・。
「おい、あれって・・・。」
生徒にふらついた足で寄って・・・。
「え、嘘でしょ。」
生徒の肩に噛み付いた。
「ぐ、ぐあああああああああああ!!」
その生徒からは悲鳴声と共に血が噴出した。
その量は尋常ではない。
「加奈、少し向こうの木の陰で様子を見よう。」
「え、でも・・・。」
「いや、いくぞ。」
信也は少女の手を引いて、木の陰に隠れさっきの生徒の様子を見た。
体育教師は周りにいたほかの武道家の生徒にけりを顔面にお見舞いされ、ごろごろと転がっていった。
「おい、大丈夫か。」
「肩の傷どう?」
「う、うぐうああああ!」
生徒は苦しんだあと、息の根を止めた。
「嘘・・・!?」
「な、死んでる・・・。」
だが、その生徒は少しした後立ち上がった。
そして、周りにいた生徒の一人が近くによる。
「よかった死んでない、なんなんだあの体育教師くびにな・・・。」
その生徒に先ほど噛まれた生徒が首を噛んだ。
「ああああああああああああ!!」
信也と加奈は木の影から残酷な正門の様子が目に焼きついていた。
「なんなのあれ・・・。」
「これは・・・!?」
死んだら人を噛む、そしてその死んだ奴が人を噛む。
「いったいなんでこんなことに・・・。」
死んだ人間が死人となり蘇る。
「きっと学校にあった、新しい薬のせいじゃないかしら?」
「そういえば確かにあの薬は俺たちにも公表しない魔術がどうとか・・・。」
「調べてみましょう。」
「そうだな、気になるし。」
二人は生徒に感ずかれないため学校の裏口から中に入った。
ここの学校は4階建てになっており、さらに地下室がある。
その地下室では職業にあった薬品を製造している。
そして、爆発が起こったのは2階のロボットを製造している部屋だ。
「いったん、地下室を見に行こう。」
「そうね。」
二人は暗い学校を電気をつけないで走った。
2階の部屋のロボット製造ではブレーカーがある。
そこが落ちているか壊れているか、二人にはまだ分からない。
「くそ、電気が落ちているから前も見えないぜ。」
「明かりはないの?」
「ないわ。」
二人は地下室の階段を降りた。
地下室はこの二人はまだ行ったことがない。
二人は地下室にある扉を無理やりぶち破った。
「あとで、先生に怒られるね。」
「そうだな。」
二人は部屋の中に入った。
この部屋では、薬品の香りがぷんぷんする。
「おい、ここになんか資料があるぞ。」
「本当だ。」
そこには3枚の資料があった。
「なあ、爆発した部屋に行ってみないか?」
「本気で言ってるの?」
「ああ、この資料も見たいしな。」
加奈は納得し信也と加奈は共に2階に向かった。
2階では、教師たちがたくさんいた。
血まみれになって。
「いったいどういうこと?」
「ここにいるやつらも死んでいるのか!?」
教師たちは信也達に襲い掛かってきた。
「くそ!逃げるぞ!」
「う、うん」
二人は階段を降りて、裏門へ向かった。
「なんなんだよ!」
二人は信也のマンションに駆け込んだ。
「くっそ、どういうことだよ。」
「信也私怖い・・・。」
「いったん、資料を見てみよう。」
二人は3枚の資料を見た。
「職業魔法使い?」
「魔法使いを作り出す条件として一人の人間を実験体として薬品を投与する!?」
「誰か実際に実験として利用されたのね。」
「魔法使いの条件として、ああ駄目だここからは文字が英語になっていてよめねー!」
「私も英語なんてできないわ、どうすんの!?」
「あとで、誰かに解読してもらうしかない。今はそれより死んだ奴が動いている原因を突き止めないと。」
信也は剣を装備した。
剣は、鋼を加工して作った剣であり授業で使ったりする。
加奈の槍は、これも鋼を加工して作ったものだ。
二人は玄関に向かい走っていった。
その時、一人の男性教師が立っていた。
「ああ、信也君それに加奈さんまで。」
「先生、血が出てる早く治さなきゃ!」
「いいから、聞いてくれ。こんなことになってしまったのは、魔法使いを生み出すための薬品が失敗してしまったからだ。」
「失敗?」
「ああ、そしてその実験台になった生徒はいきなり苦しみだして、死んだ。」
「ま、まさかそれで・・・。」
「ああ、それで生徒は死人となり蘇り人を殺し始めた。」
そして、話し終わった後教師は吐血をしてその場に倒れた。
「いいか、一度噛まれたらもう死んでしまう。君たちは私を殺して逃げるんだ!早く!」
教師はもう一度吐血し苦しみだした。
「加奈下がってろ、俺がやる。」
「う、うん」
信也は剣を教師の頭めがけて突き刺した。
もちろん教師は死んだ。
そして、死人となり蘇ることはなかった。
「頭を狙え、こんな感じの映画を見たときがある!」
「え・・・。」
「こういう奴らにあったら、頭を狙え。」
ここから、彼らの戦いが始まる。
生きるか死ぬかの日常ではありえない戦いが・・・。
二人はいったん部屋に戻って、作戦会議を始めた。
「どこに行くか決めないと・・・。」
「そうだな、いったんここから近い場所ないか?」
「少し遠いけど渋谷に行かない?」
「まあ、そうだないったんそこに行くか。」
「まって、いったんテレビをつけてニュースを見てみましょう。街がどうなっているか気になるし・・・。」
「そうだな。」
二人は信也の家のテレビをつけた。
チャンネルを変えニュースにした。
「な、なんなんだこれは!?」
そこに映っていたのは、衝撃の事実。
アナウンサーが秋葉原でアナウンスしていた。
『いま、ここ秋葉原ではいったいなにが起こっているのでしょう!?死人が蘇り人を襲っています!私たちもここにいるのが危険なのですが・・・。カメラさん!?ああ・・・あああああああああああああ!!!』
ガシャン!!
ブーーーーーーーーーーーー。
「・・・・・・!?」
「・・・・・・!?」
信也と加奈は共に拒絶した。
部屋に沈黙が襲う。
「嘘、だろ・・・。」
「なんなのよ・・・。」
この二人は世界がついに変わったと思った。
なぜなら、どんなに勉強ができたって、どんなに金持ちだって、完璧に意味がなくなっていた。
ここからはどう生きればいいのか二人は考えた。
「ここにいるのはまずいな、いつこのマンションが壊れるかわかんないし、しかも部屋に入られたら狭いからすぐに殺される早く出るぞ。」
「そうね、じゃあいくわよ。」
信也は剣を加奈は槍を持って出て行った。
ここは東京の中心部だけあって都会だ。
人口なんて尋常じゃないほど多い。
「よし、いくぞ!」
マンションから東に行くと、まっすぐな道がある。
二人はその道を走り、大通りへ出た。
「なんだと、誰もいないじゃないか。」
大通りでは、店などがたくさんある。
だが、人は一人もいなく大通りは荒れていた。
看板があちこちに飛んでおり、いすなどの家具の製品が道に散乱していた。
とてもいつもどおりの感じだとは思わなかった。
「ねえ、信也いったんどっかの店に入ってみない?」
加奈は、喫茶店を指差して信也に言った。
信也も納得して店に入った。
「おーい誰かいないか?」
「誰かいませんか?」
二人は店内に大声を出した。
「ここです、ここです助けてください!!」
向こうの部屋から声がする。
「いまいくぞ!」
部屋のドアを開けた。
「どこだ!?」
そこには想像を絶する光景が広がっていた。
「あ、あんなところに!?」
「助けてください!」
助けを求めていたのは少女だった。
だが、少女のいる場所ははしごの一番上。
はしごの下にはたくさんの死人がいた。
動いている死体が・・・。
「いま、助けるぞ!!」
信也は剣を取り出して、死人に切りかかった。
死人は剣によって体を半分にされ倒れた。
「くそ、どんだけいるんだよ!」
信也は剣を死人にあてて、倒しまくった。
「わ、私もやるしかないの?」
「加奈もできれば手伝ってくれ。」
「わ、分かった!」
加奈は背中の槍を持ち、死人の頭を突き始めた。
ぐしゃぐしゃと不音が響く。
喫茶店は血の匂いになった。
二人は全員を倒した。
「おい、大丈夫か!」
少女ははしごから降りた。
「あ、ありがとうございます。」
少女は身長は低く、ツインテールだ。
少女は自分の横に短い鞘をぶら下げていた。
「怪我はないか?」
「は、はい大丈夫です。あのぉ・・・どうしてこんなことになっているんですか?」
「そうだなぁこの資料を日本語に訳さないと・・・。」
信也は資料を少女に渡した。
「うーん読めませんねすいません。」
少女は信也に資料を返した。
加奈は少女に話した。
「君の名前はなに?」
「あ、私の名前は金沢紅葉軍用の学校では短剣を扱っています。」
ふたりは驚いた。
「紅葉って確か、13歳で軍用学校にいる女の子じゃないか!」
「うわー!すごーい今年入学したばっかなの?」
「はい、なのにこんなことになってしまうなんて・・・。」
紅葉は泣き出した。
喫茶店に微妙な沈黙が訪れた。
確かに無理もない、少女一人がこんなことに始めてであった。
しかも入学してまもないのに。
加奈は紅葉に声をかけた。
「紅葉ちゃん私たちと一緒に来ない?」
「え、いいんですか!?」
「いいわよ。私たちも多いほうがいいしできるだけ人を助けたいし。ね、信也。」
「ああ、もちろん。」
「ありがとうございます!私も役に立ちますのでよろしくお願いします。」
このような世界になってから信也たちは3人で渋谷を目指す。
だが、そこがどんなことになっているのかは信也たちはまだしらない。
はい、勇者大橋です。
僕はRPGが結構好きで、職業系の小説を目指してこれを書いてみました。
ですが、なんとなくそれだけじゃおもしろくないのかなと思い、いわいる「ゾンビ」というものに近い作品を作っていこうと考えました。
この小説は連載なので、これから信也と加奈そして紅葉がどのようになっていくのかも自分でも想像できないくらいわくわくしています。
また、次号もよろしくお願いします。
死人との戦いが少なかったので、次は多くしたいですww




