第六話 メンバーと歌のレッスン!
カラオケ店へと入った僕たちは機種などを選び言われた部屋へと入った。
部屋に入り僕は暖房をつけた。
「とりあえず暖房付けたから暖かくなってくと思うよ?」
「ありがと! 付けてくれて」
「ありがと〜。翔〜」
「感謝はいいから、早く練習するよ〜! ほら、 二人ともマイク持って!」
「うん、分かった。 翔君」
「りょうか〜い。 翔〜」
僕は二人にマイクを渡した。
「じゃあ頼んだよ。 紗夜!」
「おっけ〜。 任して〜。 じゃ、 始めるよ? 夢咲さん〜」
「お願いします!! 師匠!」
「じゃあとりあえずまぁ、一曲何か歌える? それ聞いて色々判断するから〜」
「了解です!! 師匠!! じゃあ、 あの曲を、、、 っと」
夢咲さんは嬉々とした表情で曲を選んでいた。
選ばれた曲が画面に出てきた。 うん、 予想通りアイドルの曲だ。
さてさてさて、、、 実力は如何程のものなんだろ、、
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、、、夢咲さんの歌の実力はあまりにも酷いものだった、、
音程も合ってないしリズムも合ってないしテクニックなんか合ったもんじゃない。
紗夜、、 凄くまずい気がするよ、、、
「夢咲さん〜、 正直に言わしてもらうと下手だよ〜」
「や、、、 やっぱりそうだよね、、 下手だよね、、」
「まぁ、 でも全てが全て下手ってわけじゃないよ〜? 磨けば光ると私は思うよ〜?」
「え、、、? 紗夜、、 お世辞とかじゃ?」
「翔〜、、 それ失礼だよ〜。 私が言ってる事は本当だよ〜?
別に全部音程が外れてたわけでもないし、 リズムも合ってなかったわけじゃない。
ファルセットとかちょこっと出来てるし、 ミックスボイスもほんの少し出来てるし
才能の塊みたいなもんだよ? 夢咲さんは〜」
「つまり、、、 トップアイドルになれる器になる可能性があるってことぉ?」
「今のままじゃ絶対に無理だけど、 練習したら上手くなるとは思うよ〜?
翔〜。 プロデュースの才能があるね〜」
「ファルセットとかミックスとかあんましよく分かってないけど凄いんだね!!
とりあえず歌に関しては任したよ!! 紗夜! 僕は飲み物を取りに行ってくるよ!
二人は何がいい?」
「じゃあ、 私はコー」
「二人とも水でいいよ〜」
「え、、 わた、、、」
「上手くなりたいんだったら今日は炭酸禁止〜」
「は、、はい! 分かりました!! 師匠!」
夢咲さんは紗夜に敬礼をしていた。
「二人とも水、、、 了解!! じゃ、 行ってくる!!」
僕は二人のために飲み物を取りに行く事にした。
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その頃カラオケ部屋では...
「次も歌って〜、、 って言いたい所だけど次は私の曲を聴いて色々良いところを奪ってね〜」
「了解です! 師匠!!」
「じゃあ私もアイドルの曲にしとくね〜」
「さすが師匠!」
紗夜ちゃんは私が選んだアイドルグループの曲を選び歌い始めた。
紗夜ちゃんのの歌声は私とと違って音程も合ってて、テクニックもある。
それに感情も入ってプロみたいに上手い!! 髪が白いのも相まって天使みたい、、、
流石師匠、、、 天才すぎる、、、
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廊下からでも紗夜の声が聞こえる、、、 やっぱり紗夜は死ぬほど歌が上手い!!
ダンスはまぁ、、 その褒めれたもんじゃないけど、、、
まぁ、 でもダンスに関しては夢咲さんが出来るし大丈夫か、、、
とりあえず僕は僕で、本気でアイドルの件について考えよう、、
僕は夢咲さん達がいる部屋に飲み物を持って帰った。
「ただいま〜、、、 ってちょっと上手くなってるじゃん!! 夢咲さん!」
「それが愛だから〜そりゃそうでしょ!! 師匠の指示と師匠の良いところを奪ったり
教わったりしたんだから!」
「このまま定期的に練習を続けていったら本当に上手くなってきそうだね! 紗夜!」
「うん〜、 そうだね〜。 こりゃいいアイドルになりますよ〜。 おやっさん〜」
「おぉ、、、 突然の謎キャラ、、 まぁ、 でも紗夜が褒めるって事は本当に凄いって事だもんね!!」
「そうだよ〜。 凄いよ〜? この子〜」
「えへ、 えへへへへへ」
夢咲さんが満面の笑みを浮かべていた。
やっぱり夢咲さんの笑顔は人の心を癒す力がある。 本当に、、夢咲さんは才能の塊だ、、、
でも、、、 今のままじゃこの才能は暗闇の中で眠ってるままだ。
早いうちに夕陽さんとの問題を解決しないと色々めんどくさくなる気がする、、
ってかいずれ絶対そうなる!!
なんとか、、 なんとかして解決しないと、、、 何か嫌な事が起こりそうだ、、
まぁ、 でも今は目の前の夢咲さんの歌を上手くしないと!!
「もっともっと上手くなってね!! 夢咲さん!」
「任せてよ! プロデューサー!!」
「こっちも任せて〜。 愛しのプロデューサ〜」
「い、、 愛しね〜、、 ありがたく受け取っとくね、 紗夜!
じゃあ二人とも、 もっともっと練習!!」
「「了解!〜」」
二人は楽しく歌をまた歌い始めた。
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夢咲さんは歌う毎に上手くなっていき4時間たった今では一般人レベルぐらいに成長していた。
やはり、 着目すべき点はこの吸収力の速さと頑張る気合いの多さかな。
流石に才能の塊みたいな紗夜みたいにはなれないかもしれないけど
努力していったら紗夜に近づける気がする!
才能がある者には勝てないけど努力でその才能がある者に近づく事が出来る!
僕はこの考えを信じてる!! 本当に僕には見えるぞ! 二人がドームに立つ姿が!!
いや、、 でもよく考えるんだ僕!
二人組アイドルももちろん良いと思うけど、、
もう一人何かキャラがある子を加入させたらもっと見栄えも良くなるし味が出るんじゃないか?
てか、そうだ! 加入って言葉で思い出したけどアレ言い忘れてるじゃん!!
僕は休憩してる二人にアレを伝えることにした。
「その、休憩してる所悪いけど大事な事伝えたいんだけど、、 いいかな?」
「うん? 何々?」
「なに〜? 翔〜」
「その、僕アイドルグループの名前をずっと考えててさ?
今日の朝やっと良いのが思いついたんだ!!」
「え! 何々!? 教えて教えて!!」
「さすが兄貴〜。 凄いでやんす〜」
「ふふっ、、 僕が三日三晩考えた名前を今!! ここで発表するね!! その名も!!
『dream flower garden』ってのはどうかな?」
「どりーむふらわーがーでん? 私英語の意味そこまでわかんない、、」
「『夢の花庭園』って意味だよね〜? 翔〜」
「そう! 日本語訳したらそうなるね!! 意味を説明したいんだけどいいかな?」
「聞かせてください! プロデューサー!!」
「聞かせて〜」
「夢咲さんや紗夜の歌や笑顔やダンスは人に夢や希望を与えると僕は思ってるんだ!!
花のように美しくて綺麗な二人がファンに、希望や夢の種を蒔くと僕は思ってる。
いずれドームに立った時、そこは夢や希望を貰ったファンが花を咲かした人が溢れる、、
そう思ってるし願ってる。
だから、 未来の光景を見据えてdream flower garden。『夢の花庭園』 にしたんだ」
説明を終えた僕が二人を見ると、 二人の顔は赤くなっていた。
「花のように美しいって、、、 なんだか照れる〜、、」
「昔っからそう言う事言うんだから〜。 ま、 そうゆうとこが好きなんだけどね〜」
「で、 どうかな? 名前の件」
「めちゃめちゃ私は良いと思う!!」
「私もいいと思う〜」
「という事は、、、 決定、、 でいいかな?」
「うん!!」
「うん〜!」
「じゃ、、 けっ!」
僕が決定と言おうとしたその時、 部屋中に電話が響き渡った。
僕は急いで電話を手に取り店員さんの話を聞いた。
「満室だから退出だって。 まぁ、でも良い時間だから丁度よかったかもね!」
「ちぇ〜、、 もっと練習したかったのに〜」
「いや〜? 練習のし過ぎは良くないよ? 喉壊すし、色々身体に不調が来るからね〜」
「り、、 了解です!! 師匠!」
「じゃ、 色々話もついたみたいだし帰ろっか」
「「うん!〜」」
僕は二人より先に出て会計を済ませた。 プロデューサーとして当たり前のことだ。
「じゃ、二人とも帰ろっか!!」
「ゴチです! プロデューサー!!」
「ゴチ〜。 翔〜」
僕らはそれぞれの家に帰る事にした。




