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捨てられた転生幼女は無自重無双する  作者: 紅 蓮也
本編

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第87話 ダンジョン①

 ギルマスに呼ばれて、ギルマスの部屋入った私は、王妃殿下と一緒にソファーに座る。


「それで、なんで私はハーレさんの部屋に呼ばれたのかな?」


「王妃になってから何十年も経っているのじゃから、いい加減に落ち着けと言いたいからじゃな。

 あそこでは、昔みたいに話せないからの、ここに呼んだんじゃ」


「別に昔みたいにしてくれていいのに」


 王妃殿下も冒険者をやっていたって言うし、ギルマスとはその頃からの関係なのかな。

 何か、お転婆な娘とその娘に手を焼いているお父さんみたいな感じたな。


 そして私がここに呼ばれた理由は何?

 王妃殿下と一緒に来たからとかが理由じゃないだろう。

 いつも私は一人でギルドに来たりする時もあるのだから。


「王妃殿下を呼ばれたのは、説教的なものだとわかりましたが、私が呼ばれたのはなぜですか?」


「クリスティーナ。あとで続きをやるからな」


「わかったわよ」


 ギルマスからの王妃殿下への説教は、私が呼ばれた理由を話したあとにまた続けられるらしい。


「アイリス嬢。呼んだ理由じゃが……魔の森にダンジョンが出現したらしいのじゃあ」


「「!!」」


 おお、ダンジョン。異世界で冒険者と言えば、ダンジョン。

 転生してからも聞かなかったし、冒険者になってからもそういう話しなかったから、この世界にはダンジョンないのかと思っていたけど、ちゃんとあったんだね。


 しかも出来たばかりだから、誰にも攻略されていない未開のダンジョン。燃えてきた~。


「ダンジョンに行きたいわ」


「ダメじゃろう。お主は王妃なのじゃから何かあったら、大問題じゃ。今までダンジョンなんて、人族の国に出現したことなどない。

 どんな危険があるかわからんのじゃから尚更じゃ」


 この人族の国には、ダンジョン出現したことなかったんだ。


「魔王級か神級ダンジョンだったら燃えるわね」


「確かにそうじゃが、そんなダンジョンじゃと町も近くにあるからのう……スタンピードが発生したから……ここは大丈夫じゃな」


「はい。ファミーユは、結界があるから大丈夫ですけど、ファミーユ以外のアリステラ領の町や都市、隣接するハルムート公爵領などの被害は甚大でしょうね」


 もしスタンピードが発生するようなことを考えると外壁撤去したの失敗だったな。


 魔の森の魔獣は、知能が高く、縄張りがあるから森から出てくるということはないって聞いていたから安心していたけど、ダンジョンが出現したことで不安になってきたな。


 スタンピード対策でダンジョンの入口に結界張ろうかな。


「そうなんじゃ。だからアイリス嬢には、ダンジョンの中から魔獣が出てこれんように調査が済んだら入口に結界を張ってもらいたいんじゃ。

 これは、ギルドからではなく国からの要請じゃ」


 国からか。じゃあ、私の魔力を使った結界じゃなくて、国を被っている結界と同じく維持するため魔力の供給源は、あそこだな。


 旧アリステラ公爵家本邸に行って、旧本邸の敷地を被っている結界を改良してこなきゃだね。


少しでも面白いと思って頂けましたら


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