表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捨てられた転生幼女は無自重無双する  作者: 紅 蓮也
本編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/114

第23話 流しそうめん&そうめん流し大会①

 私とスノーの従魔登録も終わり、魔獣の素材も高く買い取ってもらえた。


 国王陛下からもらった報酬もあるので、一日だけで、かなりのお金を得てしまった。


 今のところお金を使う機会が全くないので、今後もお金は貯まっていく一方になってしまうだろう。


 アイリスが欲しいと思うものは、魔法で作ってしまっているので、この世界にあるものより、便利で高性能なので、買うより作ってしまうのだ。


 欲しいと思うと相談せずに作ってしまうアイリスにも原因はある。


「目的も終えたし、帰るとするか」


『はい』


 そして、ギルドを出て、馬車に乗り込み門で手続きを済ませて、門の外で転移し、屋敷に戻った。


「カイル兄様、麺類が食べたいので、作っていいでしょうか?」


「今夜はパスタがいいのか?」


「いいえ、パスタと同じ小麦粉で作るそうめんを作りたいのです」


「また新しい食べ物か」


「はい。町の住民を集めて、流しそうめん大会をやりたいです」


 みんなで盛り上がりたい。各村で食事を振る舞ったりはしたが、町の住民みんなで、何かをやったことはないから、やりたいのだ。


「流しそうめんとはなんだ?」


「竹製の樋を使って、冷水で素麺を流し、流れてきたそうめんを箸で捕まえて、生姜やネギなどを薬味を入れためんつゆ等に付けて食べるのです」


「面白そうだな。でも、取れなかったらどうするんだ?

 そうめんが無駄になってしまわないか?」


「ザルを置いてあるので、そうめんが無駄になることはありませんが、中々取れなかったりするのも醍醐味のひとつです」


「そうなのか」


「中々取れずに楽しくなくなってしまう人もいるかもしれないので、回転式そうめん流し器という円卓テーブル上を円環する桶に、水圧で水流を起こし素麺を流して、箸ですくい食べる装置を用い、めんつゆ等に付けて食べるそうめん流しも用意しておきましょう」


「そうめん流しだけで、いいんじゃないか?」


「流しそうめんは、左右一列に並んでやるので、竹を長くつなげれば、みんなで楽しめるのですが、そうめん流しだとテーブルの大きさによりますが、テーブルにつける人数には、限度があるので、住民全員となると三十台くらいテーブルと装置を作らないといけなくなりますよ」


「そんなにか!!」


「なので、長い流しそうめん用の竹とそうめん流し用のテーブルの魔道具を十個くらい作ろうかと思っています」


「そうしてくれ。竹は裏山から取ってくればいいのか。カイト、トマス、ハルク町長に言って、住民を連れて、明日にでも裏山から竹を……」


「どうされました?」


「アイリス、竹はどのくらい必要だ?」


 二つに割るとしても住民全員でやるしたらそれなりの数が必要になるよね。


「余裕を見て二十から三十本くらいですかね」


「わかった。じゃあ、カイト、トマス、二十から三十本くらい竹を住民と一緒に取ってきてくれ」


「かしこまりました」


「そうめんは、どうするのだ?」


「そうめんは、普通に作ると室内乾燥室があれば別ですが、天日干ししなければならないので、天候に左右されますし、工程も多いですし、結構な肉体労働になるので、魔法でちゃちゃっと作ってしまいたいと思います」


「そうか。消費してしまうから、証拠は残らないから、まあいいか。

 しかし、いつも思うが、アイリスのスキルや魔法は、便利すぎだな」


 確かに魔力∞で、限度なく何でも作れちゃうから便利だよね。


少しでも面白いと思って頂けましたら


ブックマークと下側の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にして頂けると本当にありがたいです。


皆様の応援が励みになります!


何卒、よろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ