表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捨てられた転生幼女は無自重無双する  作者: 紅 蓮也
本編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/114

第18話 暑い、あれ作ろう②

 暑さをしのぐ魔道具を作って、快適になったから次は、食べ物系かな。


「暑い日にと言えば、ビールに枝豆」


「アイリスお嬢様、枝豆はわかるのですが、ビールとはなんでしょうか」


「ビールっていうのは、お酒だね。炭酸がシュワシュワしてて、喉越しがいいんだよ。暑い日にピッタリなんだよね。寒くても美味しいけどもね」


「アイリスお嬢様、前世のご記憶があっても今は、三歳児なのですからお酒を飲むのは、ダメですよ。

 ビールとは、エールのことだったのですね」


 わかってますよ。前世でも成長に悪影響だからと飲んでいい年齢決まっていたのだから……


 エールと私の知っているビールでは、発酵温度が違ったり、エールは上面発酵で、ビールは下面発酵だし、味も風味も違うのだけど、今は、説明しなくっていいかな。


 私が知っているビール、所謂ラガービールを作って広めればいいわけだしね。


 考えていたら飲みたくなってきた。

 でも三歳児だから飲めない。


 これが、記憶持ちの弊害か……

 でもここは、異世界だから前世では、成人となる二十歳からだった。


 成人年齢は、十八歳に引き下げられるらしいけど、お酒とかは変わらず、二十歳からってニュースを見た記憶がある。


 だけどここは、異世界だからこの世界では、早く飲めるかもしれない。


 ラノベだと子供のうちからワイン飲めたりとかあったし……期待はできる。


「アリス、この世界はお酒は何歳から飲んでいいの?」


「成人は、十五歳からですが、お酒が飲めるのは、二十歳からですね。


 なんと!!お酒が飲めるようになるのは、前世と変わらずか。


 しかも、成人年齢が前世より低いから成人してからお酒を飲めるようになるまでの期間が長い。


 あと十七年またないと飲みたいけど飲めず、大人たちが飲んでいるのを見ているだけなのか……


 前世の記憶があり、前世では、飲んでいたので、普通の子供より辛い。


 バレないように飲むか……でも、バレた時にどうなるか……諦めるしかないか。


「飲むのはダメだけど、造るのは成人前でも大丈夫?」


 前世の世界でも未成年でも酒造会社で働くことはできるから、子供のうちから働く人が多いこの世界でも大丈夫なはずだ。きっと……


 まあ、幼児がお酒を作ろうと思うことはないだろうけど……


「はい。作ることは、成人前でも可能ですよ」


 よし、これで飲めないけど、作ることは出来る。


 飲んだことないからどんなもんかわからないけど、この世界の料理を考えると期待できないから、美味しいお酒を作るぞ。


 将来のために……


「どうされたのですか?アイリスお嬢様」


 決意を固め、グッと拳を握ったらアリスさんからそう言われた。


「え えっと……将来、お酒を飲めるようになった時のために美味しいお酒を作ろうと決意を固めてました」


「そうですか…… でも、カイル様に許可取ってからですよ。いつもみたいに勝手に作ってはダメですからね」


「はい……そうします」


 今までの行動を思いだし、そんなことしてないなどと言い訳できないので、素直に返事をした。


 ビールやお酒は許可取ってからでないと作れないから、今すぐに許可を取らずに作れるものを作ろう。


 何がいいかな……


少しでも面白いと思って頂けましたら


ブックマークと下側の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にして頂けると本当にありがたいです。


皆様の応援が励みになります!


何卒、よろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ