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箱庭施設の僕

作者: 緋翠 夏海

僕.......この施設に突然連れてこられた男の子


施設.......おかしな大人達にとっての箱庭


僕らのとっての施設は、いつの間にかつられこられた子共達の地獄の場所


いつもの施設の中では、叫び声と泣き声で溢れかえっている。いつまでも泣いてたり、抵抗してたら、暴力や、教育が酷くなっていつの間にか居なくなっちゃう子達が多くいる。

その子達は、実験室か、手術室、拷問部屋、偉い人の部屋に連れてかれちゃう。

此処で見たことあるのは、真っ白な廊下に続く実験室にマジックミラーが付いていて、いつも白い服を来た人達が立っていて、僕らの様子を観察して、記録してる。そこで泣いてたり、

おかしくなった子達を笑いながら、不気味な目をしながら大人達は見ていて、君が悪くって仕方なくって、それを見た子達は泣いたり、叫んだり、見て見ぬふりや、体調が悪くなってしまう。僕も初めは泣き叫んだりして、体調悪くなって。怖い部屋に連れられてから痛いことや怖いことをされて大人達にトラウマに付けられて怖くなって、他の子供達を見て見ぬふりをするようになった。

だって、また痛いことをされるのは嫌だったから、僕らは怯えながら目をつけられないように

息を殺しながら、白い部屋で閉じこもるようになった。


僕の白い部屋は、本棚や画材、飲み物、替えの服やトイレ、風呂などついてる、いい部屋だけど、この部屋のグレードになる為に僕は、要求された、物は本当に辛かった。

白い部屋は、子供達各自に与えられていて、いい功績を出したもの達は段々グレードが上がって、大人達に要求できるなると、小さい頃からいたお兄さんに教えて貰って僕らはそれを目指す様になって、そのお兄さんは3年後僕らの目の前から居なくなってしまったが、僕はお兄さんに感謝している。

だってこの狭い施設では賢いやり方を誰も教えてくれないから、子供達にもランクがあって、

そのランクによって酷くなったり、良くなったりする子が多くいたから、優しくしてくれたのは初めてだった。


そのお兄さんのことが大好きだったけど、、居なくなってしまって、あぁやっぱり優しいだけでは生き残れないんだなと知ってしまった。


それから僕は知識と技術を努力して磨いて、時には言葉を使って騙したり、他の子達の行動を監視して、報告してこの地位を手に入れた。


だから、僕は絶対にこの地獄の様な施設で使えるこの地位を絶対に渡さないし、奪わせない。

この世界で生き残るのは僕なんだ。


この素晴らしく愚かで可笑しい世界(箱庭)で僕は

生き残りたいんだから。

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