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チートステータス⁈

今回は内容がすぐ思いついたので

投稿も早くなりました。


なかなかのギャグ転移物語となりましたので、是非見てくださると嬉しいです。


それと初心者なので感想もらえると嬉しいです!

「異世界転生だー!」

―――ポチ

俺は、そう名言のような言葉を残し

ボタンを押した。


―…ってあれ?

特に何の変化もなし。

やっぱり偽物かー。まー分かっていたけど。


はー。この世界にそんな奇跡ないか。

異世界に行ける魔法道具屋にでも行くか。

(ここで店が無くなってたらちょっと異世界に行く期待が出来るんだよなー。

どーせあるんだろうけど…)


目の前に広がる空き地

…いやないんかい!

まさかの裏の裏かよ。あのばあさんに

色々聞こうと思ってたんだけどなー。


もう忘れて、帰って漫画だ。

またつまらない人生の再開だ。



1週間後


――ピピッ

いつも通り漫画を見てたら

ボタンから音が聞こえた。


異世界転移開始10秒前。


これもしかしてマジなやつか?

「何でまた一週間後なんだよ。」


9秒前

やばいそんなことより早く用意しなきゃ!


8秒前

転移開始ー


「何で8秒⁈」

(普通におかしいだろ)


―――ホワーン

俺の周りが光輝いてきた。

これでこの世界ともおさらばか。

いや、異世界に行けるんだ。

こんな世界から脱出できて最高だ。


「いざ異世界へ」

(ここから俺の主人公の冒険が始まるんだ)

―――エネルギー残量切れ。

明日また伺います。


―――ムカッ

「まだ行けねーのかよ!」


後日

よし今日こそ、念願の異世界に行けるんだ。

色々間が悪かったけど。


―――それでは、異世界転移

ボタンから声が聞こえた。


そうゆうと眩しくなり目を閉じた。

「やっと目を開けられる…

もしかしてここが異世界⁈」


目の前に広がるのは、見覚えのある空き地…

って、「転移近っ⁈」

こんなの聞いてないよ


「ようきたなー」

その聞き覚えのある声まさか…


「おばあさん!」

まさかのおばあさん発見。


「そう慌てるな。お前が異世界に行きたがっているのもわかっておる。」

何でも心を見透かされるなと思いつつ、

また厨二病と煽るクソババア。


「異世界の旅には目標がいる。」

なんか異世界冒険らしくなってきたぞー。


正直こんな近い距離ではあるが転移は、

している。異世界を信じていいんだろう。


「その目標は自分で決めるのか?」

俺はワクワクで止まらない。


「いや、この三つの選択肢から

選んでもらう。」

ここに来て選択肢。まさかまたしょうもないことが書かれているんじゃ…


「一、魔王討伐。二、ダンジョン全攻略

三、異世界最強の冒険者となる。」


と、巻物に書かれている。

「うん?どれも楽しすぎでしょ⁈」

こんなことあっていいのか?

やっとまともになってきたよー。


「おばあさん目標クリアしたら

どうなるの?」

俺は、このパターンを知っている。

強制自宅帰宅となってしまうことを。


「そりゃあもちろん異世界住民と

なってもらう。」


「だよねー。そんなうまくいく…えー!

マジで、異世界住民になっていいの?」

なんだよこれ出だしダメダメだったけど

他の異世界冒険物よりいいじゃねーかよ。


「ただし期限付きだ。期限は一年。

クリアしなければ死が待っている。」

…え?嘘だろ?嘘だろー?嘘だー!


「何急に話重くなってんの?

普通の生活でも命、落としかねないのに。

期限付きで焦ってゲームオーバーパターン

じゃないか。」


「まあまあ。そう慌てるな。」

(おばあさん。あなたは命落とさないからそんなこと言えるんですよね。)


「ちゃんと考えておる。

お前には、限界値までステータスを

上げておく。」


来ましたー。人生勝ち組の生活!

こんなの無双しまくって勝ちまくっちゃう

パターンでしょ?

正直理想すぎるパターンなんですけど。


「おばあさん引き受けましょう!」

俺は、チートステータスと共にに異世界へ、行けるんだ。もう望むものなんてない。


「で、どれにするんじゃ?」

そう。これが一番重要。

正直一番が異世界に行って良くあるパターンだが、俺は魔王目の前でビビらず戦えるか?


二番も捨てがたいが、これもまた最終階層で怖い奴いてビビらず戦えるか?


なら三番だと言いたいが、漫画などで

見た限り、かなりマイナーな目標となる。


「早よ決めんか。」

またクソババアは、急かしてくる。


「こんなの急に言われてすぐ回答できる

わけないだろ。」

なんとも主人公が合わなそうなセリフだが、今はプライドもクソもない。命がかかっているんだ。


「ならいっそ全部混ぜるか?」

俺は呆れ果てた。そんなこと出来るのか?


「そんなこと出来るのかよ。」

今の言葉で分かるのは、異世界は、

このババアによって構成されていることだ。


「魔王の転移くらいなら余裕だ。

だから、魔王をダンジョンの最終階層のラスボスにして、魔王を倒すには代々異世界で1番の力が必要になるし。どうじゃ?」


そんなこと出来るなんてそれしかないだろ。

「それで頼む!」

俺は、おばあさんがそんなこと出来るなら

自分で倒せとも思ったが主人公らしく

人任せはいけないからな。


「では、転移するじょ」

もう行く気で満々だ!

「どこに転移されるかまでは、分からない気をつけるんじゃぞ」

え?そんなギリギリで言われ…て…も…


まあ眩しく、目が開かれない。

やっと目が開けられる…

「ここが異世界…⁈」


俺が目覚めた先は…

「風の精霊よ我に力を ストームブースト」

「水の精霊よ我に力を アクアカッター」


って魔法のぶつかり合いの中⁈

こんなのありかよ⁈

取り敢えず逃げなきゃ…

いや、いきなりきて無理ですよねー。

全然納得行かない異世界だ〜。


人生終了のお知らせが聞こえる。

最後に魔法だけ見れてよかった…。


―――バァー

二つの魔法が俺の体にあたり弾いた。

…うん?弾いた⁈

そうか、これが俺のチートステータスか。


「あれ?そこにもしかして人がいる?」

「姉さん。そこに人がいます?」


砂煙で見えないがどうやら

二人は姉妹らしい。

これは、もしやハーレム展開?


最高じゃないかー。

砂煙が引いてきた。

「すみません。もしかして誰かいましたか?」

「姉さん。人殺しましたね」


二人は既に俺が死んでいる事にしている。

(声は綺麗だけど…)

人殺したことにためらいがないなんて。


完全に砂煙で消えた。

「あれ?人が生きてますよ。」

「姉さん。まさかあの魔法に耐えれる

人なんていないでしょ。」


強力な魔法を打ったのか、

それともただ単に自信過剰なのか?


もうそろそろ主人公の

セリフが欲しいところだな。


「あ、あ、お前たちいきなり

何してくれてんだ。」

よしまずは二人との会話を繋ぎこのまま

ハーレムに…


「誰かー!ここに人がいまーす。

騎兵さん。来てくださーい!」

「姉さん。ここに人がいます。

騎兵さんを要求します。」


なにー⁈

顔見た瞬間に牢獄送りにする気か?


そこは、どこか高い場所で、

周りには城が見える。そして騎兵…

まさかこいつらお姫様か?


「待ってください!俺は悪い人じゃない。」

そう今弁明すれば何とかなる。


「城に不法侵入した人がいい人

なわけないじゃないですか。」

「姉さん。この人の言葉を

聞いてはなりません。耳が腐ります」


そりゃそうか。

今更だが漫画の展開は、話が上手すぎる。

普通ここで何とか分かってくれるはずなんだけどシンプルに不法侵入して、

助けてくれるはずがない。


だが耳が腐るは言い過ぎだろ。

耳?おれは、

普通の人間が無いものが見えた。


「お前たち獣人⁈」

普通姫が獣人なんかないだろ〜。

だが見られて良かったー。

(おばあさん。ありがとう。)


だが容姿端麗で、漫画であるようなありえない瞳の色に、髪色。そして服装が

ドレスなんて最高のヒロインじゃないか?


姉と思わしき人物はピンク色の瞳とショートヘアー。

胸が大きくスタイルがいい、背は俺よりも小さく包容力があるロリだな。


妹?は、紫色の瞳とロングヘアー。

胸が大きくスタイルはいい。背は姉?よりも小さい。

顔は、姉?と似ているため双子か?

ツンデレ系のロリだな。


「獣人差別なんかするんですか。」

「姉さん。この人自己中ですよ。」


しまった。

これでさらに悪影響。

全漫画で一番カッコ悪い主人公じゃないか。


だが、俺には切り札がある…

「お前たち分かってるだろうけど、

お前は、俺を殺しかけたんだ。

その罪は分かっているんだろうな。」


これだけは使いたくなかった。

これでさらに悪の主人公に近づいて

きたじゃないか。


「それはそうですね…」

「姉さん。この人の話一理あります。」


よし悩め。

そして俺をここから解放してくれ。

(何か接点があるとさらにいいが…)


「そうですね。なら謝罪を込めて

うちに招き入れましょう。」

「姉さん。そうですね招き入れましょう。」


何?最高の展開きたー!

相当バカで助かった〜。


だがここから始まる理想の異世界とは

違った、生活が始まることが始まることを

俺はまだ知らない。






長文読んでくれてありがとうございます。


ギャグと、異世界転移を混ぜたのはどうでしたか?


是非感想もらえると嬉しいです。

次回もお楽しみに!

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