表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺、オークやめたい  作者: リザード
1/3

プロローグ 転生先は激やせオーク

何となく書いてみたくなったおふざけ作品

主人公はオークをやめることができるのか!?

……やめれたらいいね(温かい目)


 やぁみんな!(爽やかイケメンボイス)

 ぼく中田(なかた)村田(むらた)!

 中田が苗字で村田が名前だ!

 冗談みたいな名前だねって?いてまうぞコラ。


 俺は特に何の特徴もないサラリーマンだった。

 普通に会社に通って、飯食って、特に夢も理想もなく。

 強いて言うなら趣味がラノベ・アニメ・漫画・ゲーム。


 いや、夢あったわ。

 ニートになること。


 いやそんなことはどうでもいいんだ。

 今ちょっとヤバいことになってっから。


 俺はサラリーマンだった。

 そう言ったな?

 じゃあ、今は何かって?気になるっしょ?

 よし、教えてしんぜよう。









 ――オークです


 もう一度言います。

 オークです。

 変態モンスターの代名詞。

 豚頭二足歩行なあのモンスター。


 いや冗談じゃなくてね。

 そう、あれはちょっとまえ、なのかずっと昔なのか分からない、けど俺の記憶的にはちょっと前のこと……ややこしい?気にすんな!


 レッツ・回想☆



 ◇◇◇



 会社からの帰宅途中。

 俺は愛車を走らせ、道路を右折する。


 その瞬間、世界が()()()

 比喩でもなんでもなく。

 辺り一帯が光に包まれ、俺の視界も埋まる。


 そして、気づいたら……



 ◇◇◇



 オークになってたんや。

 マジで。


 え、短い?気にすんな!

 普通に説明したらああなる!

 理由?どうでもいいね!

 何でかって?それはな……


 現在進行形で……飢え死にしかけとるからや。


 いやホントに。

 多分ラノベでよくある異世界転生か、実は俺は生きてるけど意識だけオークの体に乗り移ったか……

 まぁ考えても分からん。

 とにかく、何故か乗り移った先は赤ん坊ではなく。

 普通に成体のオークだった。


 ガッリガリの。


 いやふざけとんか?

 あん?

 オークってあれやろ?

 ぶっくぶく太った女好きモンスターやろ?

 作品によって差異あれど、平均的には太ってるイメージやんな?

 ちゃうで。ガッリガリやで。

 ワイだけやけどな!

 他の奴らは普通に太ってます。


 いやー、もうね。

 転生した瞬間からガリッガリよ。

 どれくらいかっていうと、餓死する一歩手前!

 殺すきかっちゅーねん。


 っと、関西弁から戻れなくなるところだったぜ。

 どうでもいいけどボケの時関西弁って便利だよね。


 とにかく、マジで死にそう。

 あばら骨浮き出てるもの。

 脂肪の塊どころか皮と骨しかねぇよ……

 狩りとか、出来る気がしねぇ……

 運動不足な社会人だよ俺は。

 戦闘経験?

 当然0ですが何か?

 都合よく武術でも習ってたなんてことあるわけねぇだろ。


 少なくとも俺はない。

 というわけでどうするか……

 さっきも言ったけど、ここにいるのは俺だけじゃない。

 ここってどこだって?

 洞窟の中さ!

 暗くて湿ってる!理想的な洞窟だね!


 ……あのね?

 チートよこせとは言わんよ?

 けどせめてさ、何かこう、食べ物とかさ。

 何か恵んでくれてもよくね?

 神様ひどくね?居るんかしらんけども。


 とにかく、周りには結構いっぱい仲間(オーク)がいる。

 さっきから白い目で見られてるけどね。

 まぁ俺が「チート能力ないかなー」って色々試してるせいなんだけど。

 具体的には無駄にふんばったり力んだり、魔力がないか探ってみたり。


 結論、ありまへん。


 そういうわけでね。

 無能力オーク(激痩せ)の冒険、始まりまっせ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ