5話
「それじゃあお茶にするのですっ!」
すると目の前にいつの間にかテーブルと椅子があった。いつの間に!これを見たらほんとに神なんだなって思うな
「まだ信じてくれてなかったんですか?まぁ取り敢えずこの世界について話すのですっ!」
そして転生神は椅子に、俺は狼の姿なので床に座ってお茶を楽しんだ
「そろそろ説明するのですっ!まずこの世界に名前はありませんっ!」
ないんだ…
「はいっ!ないのですっ!そしてこの世界の地理については5つの大陸があるのですっ!それとこの5つの大陸には順序があるのですっ!」
順序?
「順序はその大陸に住む魔獣の平均的な強さによって決められるのですっ!そしてその順序を低い方から言うと、東大陸→北大陸→西大陸→南大陸→中央大陸の順なのですっ!それと種族のことやお金のことを教えてあげるから安心するのですッ!」
それはありがたい!
「じゃあ早速話すのですッ!まずは種族のことについては人間・エルフ・ドワーフ・獣人・小人族・妖精族・魔族・龍族の8つですっ!」
あ〜やっぱりいるのね亜人とかが
「なにせ異世界ですからっ!それとお金の単位は日本と変わらずエンですっ!それと詳しくいうと
銅貨一枚→100エン
大銅貨一枚→1000エン
銀貨一枚→10000エン
大銀貨一枚→100000エン
金額一枚→1000000エン
大金貨一枚→10000000エン
白金貨一枚→100000000エン
ですっ!」
日本と同じでお金の単位がエンなのは嬉しいな
「あとはーこれぐらいなのですっ!ほかに聞きたい事はありませんか?」
無いんだ…聞きたいことか〜んー、あっ!最初の話に戻るんだけどなんで俺に神になって欲しいんだ?他にもなれる可能性がある奴いただろうに
「それはあなたの種族が今回の進化で神獣になったからなのですっ!」
神獣?
「そう、神獣なのですっ!神獣とは神獣に至る可能性のあるフェンリル種・ドラゴン種・海龍種・フェニックス種・ユニコーン種の中でベビーの時に加護を得た状態で進化したものがなれる神に最も近き存在なのですっ!」
あぁだから俺なのかそれでも他に神獣くらい何匹かいるんだろ?
「それが困ったことにいないんですっ!言ったじゃないですかっ!神はほとんど皆地球に行ってるってっ!」
もしかして加護を与える神様が居ないから神獣がいないとか‥ないよな?
「その通りなのですっ!だからあなたに頼ってるのですっ!」
何やってんの神様たち…ん?なんか体が光ってる?
「あっ!時間なのですっ!」
どうやら時間のようだ。それと最後に俺は神になるためには具体的には何をすればいいんだ?
「あなたは人間と違って凄い偉業を成し遂げるんじゃなくって、人を助ければ助けるほど神に近づくのですっ!」
あれかな?神獣だから魔じゃなくて聖に近いからいいことして崇められれば神に近づくよってこと?
「まぁそんなとこだから頑張って!あと強さも重要だからが頑張るのですっ!それと最後にやっぱり魔法をプレゼントするのですっ!」
それはなんていう魔法だ?
「それ・・・・・無魔・・ですっ!」
あれ?意識が・・・
「時間なのですっ!次に・・来た・・・・には楽し・・に・・・おいて・・・・さいっ!」
そして俺は意識を失った。