26話
色々と諸事情がありかなり遅くなりました。ですがこれからもリアルで色々とあるので遅れるかもしれないですが、ご了承してください。
俺はステータスについての確認を始めた。
「ステータスがおかしくなっちゃったんだけど」
「神になったらみんなそうなるのですっ!」
「えぇ…」
王女姉妹が帰った後にステータス確認をしたら見事にバグってた。ちなみに今のステータスがこれだ。
『ステータス
名前・トール
歳・10歳
種族・神狼族
level・error
職業・神Lverror
称号・「神に成り上がった者」「魔神」「神狼」
スキル・「格闘術Lv1」「第六感Lv10」「敵感知Lv10」「魔素感知Lv10」
ユニークスキル・「経験値共有10倍Lv-」「魔力支配Lv10」「アイテムボックスLv10」
G級スキル・「叡智」「魔神」「神眼」「神装」
ジョブスキル「隠蔽」「神威」「人化」「転職」「影潜り」「転移」』
新しく増えたスキルの鑑定結果
神狼族「唯一無二の種族、神獣から神に成り上がった者のみがなれる種族」
神狼「狼の神」
格闘術「自身の体を武器とし、自在に操る」
神眼「全ての眼に関するスキルが使用可能」
神装「神が持つスキル、神格が高ければ高い程性能は上がる」
これっておかしいよね?levelと職業levelがerrorだし力とか速さの欄が無くなってるし、鑑定さんは神眼になってるしなんか新しく神装が増えてるけど。
「じゃあ説明するのですっ!まずはlevelと職業levelの欄がerrorになったのは神にレベルは関係ないからですっ!」
「確かに神にかなう者はいないと思うけどその神の中での強さはそれぞれだろ?」
「その考えが間違いなのですっ!神の強さは神格の質と量によって決まるのですっ!」
「へぇ〜そうなのかー」
「そうなのですっ!その他にも年齢関係なく神格によって偉さが決まるのですっ!」
「そんなことも神格で決まるのか、そうだ!俺の神格ってどれぐらい?」
「ん?トールの神格は頭がおかしいレベルですっ!」
「え!?何で!?」
「まず、魔神と神狼のどっちか片方だけでもほぼ主神レベルだったのにその両方を持ってるトールはぶっちゃけ頭がおかしいレベルですっ!」
「マジか…ま、まぁ今はそんなこと考えても仕方ないよな!あっあはははは」
「そうなのですっ!じゃあ次の説明に移るのですっ!次はいろんなスキルが上位変換したりしたのは神に、それもやばいレベルの神になったのが原因ですっ!」
「まぁそれは予測通りだな」
「それもそうですねっ!じゃあ最後の神装の説明に移るのですっ!神装は鑑定結果で見た通り神格の強さによって強いか弱いか決まるのですっ!まぁトールはその辺気にしなくていいのですっ!」
「そりゃそうか…」
(やめて!そんなに事実を突きつけないで!今ちょっと現実逃避してるんだから!)
だがどうやらこの転生神の姉は気にせず続けるようだ。
「因みに神装は神の強さの証なので普段はあまり使わないようにっ!」
「あ、うん分かった」
「えへへーさすが私の弟なのですっ!素直なところが可愛いのですっ!」
「ちょっ!あんまり抱きつかれたら!」
「あはー!顔を赤くしているトールも可愛いのですっ!」
恥ずかしい…けど嫌じゃないんだよな…ん?あ、なんだか意識が遠くなってるような。
「あ、時間切れなのですっ!」
「あぁやっぱり時間切れか…また話そうね…」
「はいっ!もうトールは神になったのでここに来たいと思えばいつでも来れるので会いに来てくださいっ!」
「もちろん…じゃあそろそろ…」
あぁ意識が……………




