24話
あの後結局学校はルナとサボってしまった。だがその代わりにルナに色々と慰めてもらって、だいぶ心が落ち着いた。だから取り敢えずは前世の事については乗り越えたと言える。これも全部ルナのおかげだ。だが恥ずかしいが俺の中でとある疑問が出てきた。取り敢えずルナに聞いてみる。
「なぁルナ、質問があるんだが」
「何?トール、なんでも聞いて来て」
「あのさ、俺が10歳でルナが15歳じゃん?結婚ってこの歳で出来るの?」
「あっ…忘れてた!でっできない!」
「あ〜マジかー俺めっちゃ恥ずいじゃん」
「うぅー結婚は17歳からしかできないですー」
「じゃあ7年後かー」
マジ恥ずい…クソッ。まぁいいかすぐに結婚はできないけど待てば出来るし結婚してなくても俺のルナに対する気持ちは変わらないからな。そんな恥ずかしいことを考えていると。
「ルナさん、今日はお休みしているようでしたから心配して来ましたわ」
「私も心配でしたので来ました」
どうやら王女姉妹が休んだので心配して来てくれたようだ。
「あっ!セルカさんシルカさん、どうぞ入ってください」
そう言ってルナは姉妹を部屋に入れた。その後は何故休んだか、などの質問をルナにしていたが俺が前世のことは伏せて説明すると納得してくれた。
「それとルナさんとトールさんには相談もあって来ました」
「相談?」
「いえ、これはお願いでしょうかね」
「「????」」
セルカがいきなりお願いがあると言ってきたが俺とルナには何のことかわからなかったがこの後の言葉によって驚かされる。
「私達姉妹は今隣国のミット帝国の王子から婚約を申し込まれていて私達は断っているのですが…その…つい先日脅しに近い内容の手紙が送られてきて断りきれなくなってしまって困っているんです」
「なっ!それは本当か?」
「っ!なんて事を!?女の子を脅して婚約だなんて!」
「はい、姉様の言ったことは本当です」
「うわー隣国の王子クズだな」
「はい!本当にあいつはクズなんですっ!私達は嫌だと言っているのにしつこく何度も言い寄って来て!私達はあんなクズで醜い男と婚約だなんて!」
「ねっ姉様!落ち着いてっ!私も気持ちは同じですから!」
「うぅぅごめんなさい…まだ言い足りませんがとにかく私達はあんなクズと婚約だなんて嫌です。なので助けていただきたいのです」
「私もです、お願いします」
「ねぇトール、お願いセルカさんとシルカさんを助けてあげて?」
「元々軍事的なことには関わりたくなかったんだが…仕方ない。ルナの友達であり仲間のセルカとシルカの頼みなら聞いてやる」
「「ありがとうございます!」」
「ありがとう!トール!」
「俺が解決してきてやるから3人は学校にいろよ」
「「「え?1人で行くんですか?(いくの?)」」」
「あぁ、その方が早いからな、それで何についておどされているんだ?」
「それはいうことを聞かないとミット帝国はアーガスト王国に宣戦布告する、と…」
「?ミット帝国は強いのか?」
「えぇ…強いですね。この大陸では一番かと…」
「なら簡単だな」
「えぇそうでしょうね…なんと言ってもトールさんですからね」
「まぁ1週間以内にはなんとかするよ」
「「ありがとうございます」」
ちなみにこの大陸は西大陸だ。まぁつまりそこそこ強い大陸の中で一番強い国家だ、だが俺からしたらそんなのはただの雑魚だ。まぁさっさと行ってさっさと帰ってくるか。そしてセルカとシルカが帰った後に寝た…………………
「ト〜ル〜!お姉ちゃん会いたかったですっ!」
そう言って転生神が俺に抱きついていた。何故?
「会いたかったからですっ!」
「本音が漏れてるっ!」
この姉はブラコン属性でも持っているのか?(実はヤンデレ属性を持っているのをトールはまだ知らない)
まぁ俺も色々と質問があったからいいか……
次話は転生神との質問会です。




