11話
というわけで着きましたよ王都に!どうやら魔法学校があるのはアーガスト王国の王都にあるらしい。それと「体長変化Lv-」を使っているので大型犬ぐらいの大きさになっている。そうこういっている間に王都に着いたようだ。
「身分証を見せなさい」
「はい」
「魔法学校の生徒だったか、通っていいぞ」
王都の中はかなり賑わっていた。
「珍しいですか?」
「ん?まぁな」
どうやら初めての王都に驚いていると思われたようだ。すると
「もうすぐ寮ですよ」
「寮はひとり部屋?」
「はい、みんなひとり1部屋です」
「へぇー、って!でか!」
「あれは寮じゃなくて学校ですよ。寮は裏側にありますから…クスッ」
笑われてしまった。まぁ気にしない!おっ!ついたな。するとルナは寮長?と思わしき人物に話しかけていた。
「今帰りました」
「ん?おかえりルナちゃん、遅かったけどどうしたんだい?」
「ちょっと使い魔を探しに…」
「そっそうかいあんまり気を落としちゃダメだよ?」
「いっいえ!やっと使い魔になってくれる方を見つけたんです」
「もしかしてその狼がかい?やったじゃないか!」
「はいっ!」
どうやらこの寮長?と思える女性はルナのことを心配してくれるいい人のようだ。ならばこれからお世話になるから挨拶ぐらいしておこう。
「はじめまして名前はトールですこれからよろしくお願いします」
と言ったら女性が固まった。
「あっ!あんた喋れるのかい!」
「?えぇそうですけど…」
女性は驚いていた。
「あっあんたは何者…」
「ただの使い魔ですよ」
「まぁ詳しくは聞かないけどルナちゃんを守ってあげてね…」
「それはもちろんです。それとここの寮の説明をお願いします」
「あぁそうだったね一応しておくか」
説明はまとめるとこうだった。
まずここの寮は女子寮だった。当たり前だが…次に昼以外の朝と夜は食堂に行けばいいらしい、そして最後になんと使い魔用の風呂はないらしい…まぁ生活魔法があるからいいが。と、こんな感じだった。
「そろそろ寝たい…」
「じゃあ部屋に戻りますね」
そう言ってルナと俺は部屋に行った。ちなみにあの人はほんとに寮長だった…まさか本当に寮長だったとは、考え事をしている間に着いたようだ。
「いらっしゃい」
「ここに今日から住むのか」
ルナの部屋はものがあまり置いていなく殺風景だった。それを察したのか。
「学校に必要なものしか置いてませんから」
たしかにベットと机に教科書らしきものしかない。
「まぁ別にいいけど…俺はどこで寝れば?」
「?ベッドで寝てもいいんですよ?」
「まじ?ありがとう」
ルナは美少女だがまだ15歳なので欲情したりはしない。しかも俺の姿は10歳なのでルナも子供としか思ってないだろう。
「じゃあ寝ようか」
人化してルナとベットに入った。すると。
「私、嬉しかったんです」
「ん?どうした?」
ルナがいきなり語り出した。
「私は今まで使い魔契約を使用としても必ずはじかれていたんです、だからクラスの皆は私をバカにするんです、可笑しいですよね使えない属性が人より多いい
だけで、でも仲良くしてくれた人もいましたけどね」
「……」
「でもやっぱり寂しかった…そんな時にあなたが私の使い魔になってくれると言ってくれました、嬉しかったんですよ?あなたは気づいてないでしょうが…」
「…………」
「そしてあなたが人化した時に物凄くドキドキしました、それが何かわからなかったけど今ではわかります」
「っ!それは…」
「はい、あなたのことが好きです」
「……本気か?」
「はい!本気ですっ!」
「……わかった、受け入れよう」
見た目美少女のルナから告白されて悪い気はしない。
「あっありがとうございます!そっその!キ、キスをしてもらっても………/////」
っ!なっ!なんだと!キッキス!?クッ!ここは覚悟を決めて!
「いっ行くぞ…」
「はい!」
そして俺は前世も含めて初めてのキスをした…すると
。
「そっその、キスの続きを…してもいいんですよ?」
そんなことを言われて我慢出来ない男はいない、つまり美味しく頂きました…
初めての夜シーンでした。えっ?ルナちゃんがチョロイン過ぎないかって?いいじゃないか!チョロインは男の夢だっ!




