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ざ・遊園地

注意:この話に出てくる遊園地がどこか分かっても、当てようとしないで下さい。

「・・・・・・。」

「あれ?虹人君顔青いよ?大丈夫?」

「バスと電車で酔ったかな?」

「あのねぇ・・・人って物凄い速さで人混みの中連れまわされたら遅かれ早かれ酔うんだよ・・・。」

虹人はうっぷと自分の口を抑えながら、近くにあったトイレへと駆け込んだ。

数分後、この世の全ての悪行を許す聖人のような笑顔でトイレから出てきた虹人は

「まずはどこから回る?ここが一本の川で分けられただだっ広い遊園地なのと、僕が一番最近来たのは6年前だから・・・。」

うーんと三人で少しの間首を傾げていると、海が一つ提案してきた。お化け屋敷はどうか、と。

虹人は二つ返事で快諾したが、綾音は真っ青な顔で首をぶんぶんと振って拒否した。しかし、男子二人のお陰で綾音はナンパされずに済んでいたのだ。それがなくなったらどうなることか。結局仕方なく三人でお化け屋敷に入ることになった。

案の定、お化け屋敷から出る頃には綾音はすっかり恐怖で腰が抜けてしまい、最終的には虹人に横抱きしてもらってなんとか出てきたのだった・・・。

しかし綾音はお化け屋敷から出た途端すぐに元気になり、さっきまでお姫様抱っこされていたのは本当に同一人物かと思うほど、その足で男子二人の大嫌いなジェットコースターに乗り、先程の鬱憤を晴らしたのであった・・・。




次回もお楽しみにしてください!

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