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其は聖譚曲にして狂想曲  作者: 犬野ミケ
物種 一章
4/9

二話

 夢だ。

 これが始めてではない、何回か見た覚えのある夢。夢なのに「これは夢だ」と認識できるのは、何回も何回も繰り返し同じ夢を見続けているからだろう。しかも、最近は特に顕著だから。

 この夢は、もしかしたら俺の記憶に基づいた物なのかもしれない。もしかしたら、というだけでその感覚はただ漠然としたものだが、なんとなくそんな気がする。実に曖昧模糊としているのだ。

 ただし、それも唯の俺の思い違いなのかもしれない。何故なら、此の夢には通常では有り得ない矛盾点が数多く存在するし、弟に聞いてもそんな出来事は無かったというのだから。

 ほら、始まる。


 俺は半べそをかきながら歩いていた。

 家の近くには川があり、たまに鴨などの水鳥がぽつんといる事があった。小学校帰りだった俺は、浮くだけ浮いて進行方向は川に任せている鴨を追いかけ、川下へ川下へと走っていったのだ。しかし、何事にも限度があるとは、よく言ったものだ。道が草木に覆われたばかりの物となりそれ以上進めないという状況になった所で、俺の追走劇は終了した。そこでやっと暮れかけた熟れて腐る寸前の蜜柑みたいな日に気付き、家へと帰る事にしたのだ。

 そこで、ある問題が発生した。帰り道が分からなくなってしまっていたのだ。最初のうちは川を逆に辿っていけば良いという安易な考えだったのだが、この川は数ヵ所で他の川と合流しているため、それも不可能だった。帰宅が遅くなっては、両親に怒られるかもしれない。否、それ以上に、無事に家に帰り着けるのかが心配で、怖くて一人で泣いていた。

 だけど。


「おや、迷子か?」


 男の人の声だった。綺麗な声だった。綺麗と言ってもそれは爽やかという類いではなく、魅惑的で誘惑に満ち満ちた声質だった。俺がもし女の子だったとした、すぐに顔を真っ赤に染めていた事だろう。同性の俺にも、陶酔感を与えてしまう響きを持っていた。

 俺は声のした方を見上げた。その声の主の背後に太陽があり、顔がよく見えない。でも何故か、どんな容姿の男であるのかは、分かってしまった。分かってはいるのだが、それは脳内に記憶されずにすぐに抜けていってしまう。結果として、『俺の目の前にいる男の人は綺麗だ』という事実しか頭に残らない。

 やっぱり、声からも感じられた通り、男らしい美しさを持っている。日本人離れしている、というか日本人の遺伝子は含まれていないであろう金髪は長いが、不潔感を全く感じさせない。髪型は個性があり、一部分のみ伸ばされた前髪と、右のもみあげにあたる部分と、側頭部の一部分の三房の髪を使って三つ編みをし、残った髪は前髪を除いて全て後ろで結われている。少し薄めの唇は半月型に弧を描いて笑みを表現している。

 彼がふと横に顔を向ける。女の子が羨ましがりそうな、向きは不揃いだけど長い金の睫毛が夕日に透かされて赤っぽい色になっている。


「ふぅん……君の家からここは少し遠いようだ。私が君の家まで連れていってあげよう。名案だろう、タマキ君?」


 返事をする前に、彼は鼻唄を歌いながら俺の手を取り、さっさと歩き始めてしまった。おかげで、何故、俺の名を知っているのかという事を聞きそびれた。

 時間にして、そんなにたっていないだろうと思う。せいぜい、五分か十分か。鴨を追いかけていた時は小走りで最低でも三十分はかかっていたというのに、その時とはまるで違うゆっくりとしたペースだったが、馬鹿みたいな早さでなんと家に着いてしまった。

 胸の内に飲み下せない蟠りがあったけれど、それ以上に家に帰ってきた事が嬉しくて、俺は涙のまだ乾かない目を擦って、笑顔を浮かべて彼を見上げた。太陽は俺の背にあり、逆光ではないはずなのに、相変わらず彼の容貌は美しいという事ぐらいしか頭に入ってこなかった。

 でも、助けてくれた彼に、ちゃんと礼を言わなきゃ。


「ありがとう、×××お兄ちゃん!」


 ×××。

 ×××。

 ×××。

 木霊する。エコーする。

 オレハイマ、ナントイッタ?



      *      *      *



 俺は今、何と言った?


 目が、覚めた。枕元にある目覚まし時計を手に取ると、まだ五時半で、セットしてある六時までは残り三十分もある。やったぜ、目覚ましがなる前に起きたぜ、早起きだぜ、やりぃ! ……何て思う訳がない。実際は、もっと寝ていたかった。時間ギリギリまで寝て、起こされた時に「あと、五分」なんて言ってみた……くはないけれど。それじゃあ、まるで女の子だからね。でも、もう少し寝ていたかった、っていうのは本当。元々寝汚いから沢山の睡眠だ必要だ、ってのもあるけれど、最近は寝不足気味だから。

 これも、全てあの変な夢のせいだ。苛立ちを力へと変えて背中のバネを使ってベッドから飛び起き、その勢いを殺さずに腰を捻ってベッドから体を浮かせ、床に向かってジャンプ。着地、せい……、


「いぃったぁあぁぁっっ!?」


 痛いっ! ちょ、マジで、何か!! 足に、足の裏に!

 折角、格好良く決めて飛び降りようとしたベッドに背中から倒れ込み、激痛の走る右足裏を見て、それから着地場所の床に視線を落とす。


「…………」


 自業自得でした! 俺が完全に悪かったよ、これは。

 床に転がっていたのは携帯電話、俺が踏んだのはそれに付いていたストラップ。熊のようなキャラクターを立体的に象ったプラスチック製のそのストラップは、勢い良く踏んづけるとかなり危険だという事が判明。八つ当たり気味に携帯から毟り取って、机の上に投げ捨てる。ちゃんと学習して、床には絶対に放置するものか。

 しかしながら、これは痛い。肉が抉れて血が出ていないのが不思議なくらい、真っ赤になって凹んでしまっている。涙が出ちゃいそう、っていうか視界の端がもう歪んでいるから、もう既に出ていると思う。こんな事になるのならば、スリッパを履いて寝ていれば良かった。意図的に靴を履いてベッドに入る人なんて、外国人でもそうそういないだろうけれど、それでもこんな痛い目に会うくらいだったら……。

 右足を庇いながら、壁に手をついて覚束無い足取りで部屋を出る。あちこちに体をぶつけながら何とか洗面所に転がり込んで、鏡をチェック。ほら! やっぱり目尻や目元が赤くなって、涙目だ。

 涙を人差し指の背で強く擦ってから、その流れで顔の横に垂れている髪を引っ張る。指を離す。


「伸びてきたかな? そろそろ切りたいかも」


 指を離したら、少し癖のある髪はばねのように元の形に戻った。それでも先が顎の辺りまであるのだから、大分、伸びただろう。これから夏も本格的になるし、さっぱりと切りたい。……ついでに黒く染めてみようか。俺の母方の祖母がノルウェー人だったという事があり、俺も弟の縁も、純粋な日本人と比べると全体的に色素が薄い。俺の髪は蜂蜜色、縁は俺よりも淡い色で金茶に近い色の髪を持っている。目だってそうだ。俺も縁も、青みがかった灰色をしている。

 もう一回だけ目を擦ってから、鏡の中の自分と向き合う。背伸びしてみる。残念だ! 欧州人の血を引いているというのに、俺の慎重は小柄という方に分類される。高校二年生にもなって身長が一六二センチメートルしかないというのは、男としてかなり悲しい。一六二の二は俺のプライドだ。もし縮んだりすれば、それこそ悲しみのあまり泣き伏してしまうだろう。それだけ、っていう言い方もできるけど。顔も身長に比例して、童顔。よく、中学生と間違えられる。縁が兄で俺が弟だ、と勘違いされる事も屡々ある。

 なんて、悲しい話はここまでにして、取り合えず赤くなった目を冷ます為に冷水で顔を洗う。冷たい。当たり前だけど。十分に冷えたかな、と乾いたタオルを顔に押し当てる。


「ぅふぁー……」


 気持ちー。

 洗顔でしっとりと濡れた肌に、ごわごわとしたタオル地の感触が堪らない。暫く、この儘でいさせて。これなら、立った儘でも寝られる気がするよ。よし、睡眠不足の分をこの場で補……


「はよーっ! 兄貴!」


 何という。


「あり? おーい、兄貴ぃ? 兄貴、兄者、お兄ちゃん、お兄様ぁ? 相沢環さーん?」

「……はーい」


 おっと、これは自分でも驚く程、低い声が出た。思った以上に、俺は苛ついているのかもしれない。然り気無くお兄様とか言ってんじゃない! ……と、問題はそこじゃなくて。

 相沢縁。俺の弟。先述のように、金茶の髪と青灰の瞳を持つ、正真正銘、血の繋がった俺の弟。前髪は全て上に上げてピンで留めている。涼しそうだから、俺もお揃いでやろっかな、なんてね。細い鼻梁だとか唇の形だとかは、似ているとよく周りから言われる。なのに。

 なのに。

 なのに何故、背が高いのかっ!?

 一八〇を悠々と超え、バスケ部の一年生エースとして活躍している姿を見ていると、到底、俺の弟だとは思えない!


「おいおい、どうしたよ兄貴? さっきから不機嫌そうだぜ? やっぱ、さっき一人で騒いでたのが関係あんのかよ」


 此れは恥ずかしい。


「いーえー、べーつーにー。……ただ、ちょっと夢見が悪かっただけだよ。縁、今日は起きるのが早いな?」

「そりゃあ、あんだけドタバタされちゃな」

「……ごめん」


 流石に、此ればかりは俺が悪い。縁の安眠まで邪魔してしまうなんて。一向にテンションが上がらずに、タオルに顔を埋めていると「そうジメジメすんなって」と、縁が俺の頭の上に手を置いて髪の毛をかき混ぜた。外見だけでなく、こういう所も兄弟が逆転したように見られているのかもしれない。

 そうだな、ショゲてばかりいれば、余計に運が逃げていってしまうかもしれないし。さっきのアレはたまたま運が悪かっただけだし、背だってたぶん此れから伸びるし、あの夢だって……、


「あ、歯磨き粉とって」

「ほい」


 放っておけばエンドレスになりそうな思考を中断。

 縁に莓味の歯磨き粉を渡す。縁は、変な所で子供だ。

 これが、相沢家の日常だ……きっと、おそらくは、たぶん。



      *      *      *



 突然だけど、バス通学とか電車通学って憧れなんだよね。小・中学校はもちろん近くの所に通っていたからバス通学なんて有り得ないし、今、俺と縁の通っている高校だって歩くには少し遠いが、バスを使う程も遠くない。必用がないから、家の近くのバス停からどのバスに乗れば高校前に着くのかなんて、知らない。こんな事を友達に言えば、大抵は「え、馬鹿じゃん」の一言で済まされるのだけど。

 しかし、今日は生憎の雨。気が滅入って、嫌んなっちゃうね。バスに乗りたくても乗れないから、いつも自転車で行く道を歩いていかなきゃいけない、ってのが何よりも嫌になる。


「雨の日って、傘さしてても結局、足が濡れちまうから嫌いだ」

「今日はまだ、風が無いからいいんじゃないの?」


 という訳で、縁と二人、傘を並べてちまちまと歩いている。並べると傘の高さが大きく違って、自分の小ささを再確認させられて余計テンションが下がるだなんて、思っても口には出さないよ? だって、さっき、ジメジメしないって決めたし。


「あぁ、向かい風だと、太股まで濡れるもんな……あれ? あれって、兄貴とたまに話してる人じゃね?」


 傘を少し後ろに引き下げて、縁が顎でしゃくった先を見る。

 その先には、ご機嫌にくるくると回るパステルピンクの傘と、指定通り膝まであるスカートを履いた御御足が見えた。指定通りという言い方をすると、きっちりとしたそっちの方が珍しいように思われるかもしれないが、実際には全く逆である。

 因みに言うと、俺と縁はネクタイを緩めているかポケットに突っ込んでいるかをしたり、暑い日にスラックスを折り上げていたりしているのはしょっちゅうである為、よく注意を受ける。生徒指導室に呼ばれた時に「あ、縁」「あれ、兄貴じゃん」なんて事もあった。


「あぁ……高階だな。っていうか、よく分かったね?」

「ん、あの長い髪は記憶に残るだろ」


 へぇ、縁って長いの人が好みだったのかな? そういう訳でもないか?

 確かに、高階紗英は馬鹿みたいに髪が長い。馬鹿みたいという程でもないのかもしれないが、兎に角、髪が長い。膝裏まで届く真っ直ぐな黒髪を縛らずにそのまま垂らしているから、その長さは余計に強調されている。それでも清潔さを保っていられるのだから、凄いよな。

 押さえ目で控えめなパステルカラーの傘が、後ろの俺等に気づかずくるくると回り続ける。……良いこと思い付いちゃった。

 足を速めて、そっと高階に近づく。


「ふんふふんふふ~ん、ふんふん……」


 おやおや、鼻歌まで。上手か下手かは彼女のプライドを傷付けない為に、触れないでおこう。なんて、大体の予想はついちゃうか。

 縁が変な目で俺を見ているのが分かる。だって、ねぇ? 思い付いた悪戯はやってみたくなっちゃうし。


「………」


 回り続ける高階の傘を掴んで、その動きを止める。そうしたら、同時に鼻歌もピタリと止んだ。なぜ傘が動かなくなってしまったのか、考えているのだろう。

 予想通り、高階が異変に気付いて後ろを振り返る。ロックオン。


「ぷにっ」

「…………っ!」


 高階のほっぺたやわらか!


「っっみっっっぎゃああぁぁぁああっっっ!!!!」


 うぉお、これは思った以上に凄い声。

 少し垂れ気味の愛嬌のある目に、涙が浮かんでいる。序でに言うと、高階が荒い息を吐く度にグラビア顔負けの胸が揺れて、言葉に言い表すのが勿体ない絶景。


「あっあっあ、あ、あいざ……」

「はい、相沢ですよ? 相沢環ですよー」

「うきゃあぁあ!?」


 猿ですか。

 何て成立しない会話の間に、高階は電柱の陰に隠れてしまった。そんなにショックだったのか?


「兄貴ってさぁ……」

「ん? 何?」

「……やっぱいいや」


 縁が口籠る。何なんだ、一体。

 今日の始まりもまた、平和です。



      *      *      *



 楽しい楽しい登校を終え、二年三組の教室に入る。まぁつまりは、俺のクラスに入る、と。


「おっはよ、お?」


 級友達への挨拶をしながら教室に入ったとき「おぅ」と答えて手を挙げた奴等の手が見えた。そう、手だけが。

 手だけしか見えなかった理由は、俺の視界の大半が覆われてしまったから。後ろから「だぁれだ」と目隠しされた、だとか、そんな可愛いものじゃない。真っ正面からドカンとぶつかってきたのだ。

 俺とぶつかった相手は、まさか俺がドアの陰から出てくるとは思わなかったのだろう、恨みがましい目で睨み付けてくる。


「あぁ……ごめん、エルナ……」


 謝罪の言葉を口にすると、菱川エルナは口の中で「いいえ」とだけ呟く。

 俺と同じく北欧人の血が交じっている、深緑色の瞳は伏し目がち。暗いとかいうのではなくて寧ろ魅惑的な印象を与えるのは、彼女の美貌、声の通りの良さ、そして右目の下の泣き黒子のせいだろうか。焦げ茶色の巻き毛はツインテールで、エルナが首を振る度にふわふわと揺れる。

 そしてエルナは、そのまま駆け足で教室から出ていってしまった。エルナが廊下の角を曲がってしまうまで、揺れるツインテールと細い背中を見送る。


「はよー、環。なんだぁ、名残惜しそうに見えるぞ? あ、もしかして、エルナに惚れてる?」

「まさか。そう見える?」


 そんな、まさか。確かに俺とエルナは親同士が知り合いで互いに幼馴染みと呼べる存在だったけど、それ以上それ以下でもない。幼馴染みっていうのは、思っているより関係が発展し辛いのだ。心のどこかで、強く踏み込みすぎる事によって今まで築き上げてきた関係が崩れるのが、怖いのかもしれない。


「そう取られても、文句は言えないぞ。性格は兎も角として、菱川は美人だし」


 性格は兎も角として、ね。エルナの性格を把握しているのは、クラス内では俺くらいのものだろう。エルナ教室では一人、堅固な壁を造り上げているものだから、友達と呼べる存在は酷く少ないはず。まともに会話もした事がない奴が、ほとんどだろう。

 何で、あんな感じになってしまったんだろうな。昔はもっと明るかったのに、何時から変わってしまったんだろう。


「羨ましいぞ、あんな可愛い幼馴染みがいるなんて!」

「じゃあ、司がエルナの彼氏に立候補すれば?」

「いやだぞ、俺には大事な陽菜がいるんだからな」


 シスコンめ、と出かけた言葉に飲み込む。これくらいの些細な言葉、こいつには大した痛手にならない。 尾崎司。重度の妹溺愛変態野郎。サッカー部に所属していて、髪は邪魔にらないように短めに切り揃えている。顔もまぁ悪くないし、明るい性格もあってか女子によくモテるんだけど「妹を裏切れない」と告白を断り続けてる馬鹿。

 ちなみに、俺は先日に彼女と別れたばかりである。まぁ元々、反りが合わない、趣味が合わないとガタガタだったから、どうって事ない。まぁ新しい人を探せば良いだけ……と言ったら、司以外の全員に「たらし」とドン引きされた。失礼な。身長が小さいから、弟属性好きばっかり引っ掛かるんだ。


「そういや、話、変えるけどな」


 司が不意に声のトーンを下げる。こいつが深刻そうな顔になるなんて、珍しい。何か悪いモンでも食べたのかな?

 あれ? そういや、クラス内もやけに静かだし。皆、どこか困惑の色を隠せていない。


「生野の自宅謹慎、昨日で解けたんだとよ」

「へぇ……」


 へぇ、あいつがねぇ。それでクラス内がこんなに暗いのか。皆、不安でどうしようもないからだろう。

 生野永見。かれこれ、五週間ぶりか。別に俺は、あいつが苦手な訳じゃない。出席番号が俺の後ろだから従って席も俺の後ろだし、言葉だって良く交わした。奴の気に障らないようにしていれば、基本的には良い人だし。

 俺は後ろの席を見やる。生野はまだ、来ていなかった。

 どうやら、ほんの少しだけいつもとは違うみたい。

 一人称って、凄く苦手なんです……だから、この小説は無謀に近い挑戦というか。。


 他の人の作品などを参考にしながら勉強していきたいと思います!

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