第四話 宇宙戦艦《ノア》発進
アクスたちは、バーバラが連れてきた女性艦長ジャンヌの宇宙戦艦に
マグナムを積み込み、火星へ向けて出発の準備を進めていた。
ディック、初めての女子空間
ディック「……ウソだろ……
戦艦の人、全員女性だよ……。」
今まで男子校しか知らなかったディックは、鼻息が荒い。
(まさか全員、女性しか愛せない“ジャンヌの女艦隊”だなんて……
ディックちゃんには言わない方がいいわね)
「おい! そこのオタク男!
ジロジロ見てないで荷物運びなッ!」
ディックはその瞬間、ジャンヌに恋をした。
ディック(なんて聖女みたいな人だ……!
ミレーユさんとは違うけど、美しい……!)
イーグル「ディックちゃん……恋は時に、残酷デース。」
ジャンヌの心の声
ジャンヌ(キモい男が4人も我がノアに……キモイキモイキモイ……!)
「ジャンヌ、顔色が悪いぞ。大丈夫か?」
「バーバラ姉様ぁぁぁ~! なんでもありませんわ~!
今日は歓迎会ということで最高のディナーを準備してますの!キャー楽しみっ!」
「楽しみにしてるよ。ちょっとアクス達に呼ばれてるから失礼するよ。」
ジャンヌ(……男どもがいなければ、もっと最高なのに……)
ぷくぅっと頬を膨らませた。
◇◇◇◇
ノア戦艦内 テストシミュレーションルーム
アクス「これからは宇宙での戦いになる。
今まで以上に苦しい戦いだ。」
マーシャル「新しい戦術、考えたのか?」
アクス「5人のマグナムが協力すれば、
巨大な敵にも勝てるはずだ。」
イーグル「敵は火星軍、地獄の傭兵部隊……どんな相手でも倒すしかないデース!」
ディック「じゃあ、さっそく戦術“ギャグで相手を惑わせ術”いってみよう!」
「ギャラクシィー5 発動!」
イーグルとマーシャルの機体が合体して
特攻!ミサイル共にバーバラが相手を
切り裂く、最後にアクスがマグナム砲を
敵の頭上に飛び乗りマグナム砲連写!
バババババンッ!!
戦術テストは夜明けまで続けられた。
一方そのころ、食堂では……
ジャンヌ「バーバラお姉さまぁ~……
お料理が冷めてしまいましたわぁ~……」
食堂には、ひとり残されたジャンヌと、冷えたステーキプレート。
(お姉さま……なぜ私を置いてギャグ訓練などに……)




