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紅い薔薇と白い薔薇1

 ロンドンにはありがちな灰色の午後だった。

 未明から降り続けていた雨は、昼前にいっとき、すこぶる激しさを増していたが、派手な雷鳴が一度だけ轟いたのを機に静かなものへと変わっていった。やや遅めの昼食を済ませた私は、ホームズといっしょに紫煙をくゆらせていた。その時の話題が何だったのかはっきりと思い出せないが、ともかく、私たちはのんびり向き合っていた。季節はまもなく初夏を迎えようといった頃で、薄グレーの雲の下、少し明るく見えてきた街の通りをゆく馬車の音がしっとりと響いていた。

「……やれやれ」

 おもむろに細いパイプから唇を離して、シャーロック・ホームズが言った。

「どうも事件のようだよ、ワトスン君。朝から雨が降っているというのに今日という日を選ぶとは、余裕がないらしい」

「いや、雨はもうあがっているよ」

 私は立ち上がって窓辺に寄った。ホームズが言うようにベイカー街221番地への来客と思われる人物を乗せた馬車が停まったところだった。

「ハンサム?」

「四輪馬車だ」

「一頭立てで四輪か。もちろん女性だろうね。だとしたら、これは本当に猶予なからざる事件かあるいはまったくの無分別かのどちらかだろうね」

「どうして女性だと?」

 こっそりと窓の下を窺いながら私は尋ねた。雨に濡れるのがいやだから馬車を利用するのなら、それは男でも女でも違いはなかろうに。

「馬車を待たせているね」

 その点にしても、男女の違いを判断する決定的な根拠にはならない。なにしろ大雨の後なのだ。空こそ明るくなってきているが、いつまた降り出すかわかったものではない。そうすれば、帰りの馬車を拾うのは容易ではなくなるから待たせておく、ありがちなことである。

「ホームズ先生」

 下宿の主人のハドソン夫人がドアをノックして言った。

「ウォーカーさんとおっしゃるご婦人がおみえです」

 私は急いでドアを開けに行った。

「名刺は?」

 夫人は何も手にしていなかった。

「お持ちになるのを忘れられたそうです」

「お通ししてください」

 パイプを元の位置に戻しながらホームズは手早く身なりを整えた。いったんドアを閉め、私は彼の背に問いかける。

「知っている人かい?」

「いいや。そういう女性に会ったことはないはずだ」

「だが、待てよ。どこかで聞いた……いや、見た名前だよ、ホームズ。ウォーカー……ほらあれだ。『女王陛下の薔薇造り、急逝す』昨日の新聞だよ」

 ひっそりとしたハドソン夫人の足音の後を追って階段を上る規則的な歩運びを耳にするなり、ホームズはさっと手を上げて私を制した。

「その記事ならば、ぼくも読んだ。さしあたっては第一の情報といえるだろうね」

 しずしずと廊下を進む足音の二重奏がぴたりと止まり、ハドソン夫人が呼びかけた。

「ミス・ウォーカーをお連れしましたよ」

「どうぞ」

 応えると同時に、ホームズはマントルピースに片肘を預けてさりげなく視線を入り口に注いだ。私もまた、相手に失礼にならないよう、だが、しっかりと観察すべく注意深くミス・ウォーカーの入室を見守った。

 女性にしては長身だった。質素な喪服には喪中を表すアクセサリーひとつ着けず、小さな黒い帽子にかけた色濃いヴェールで上半身を半ばまで覆い隠している。よくもまあ、こんなに視界の悪い状態でここまで歩いて来られたものだと、不謹慎にも私は思ってしまった。

「……アリス・ウォーカーと申します、シャーロック・ホームズさん」

 感情を抑えた低い声で彼女は名告なのった。黒いヴェールの奥にほのかに見える白い顔は、まちがいなくまっすぐにホームズに向けられていた。

 ホームズは言った。

「ようこそ、ウォーカーさん。こちらはパートナーのドクター・ワトスン。わたしに話されることはすべて、彼の前で話しても大丈夫と思ってください」

「存じておりますわ、ワトスン先生」

 ミス・ウォーカーは私に会釈した。

「さあ、どうぞ掛けてくださいウォーカーさん。そしてあなたの抱えている問題をお話しください」

 ホームズの言葉に従ってウォーカー嬢は長椅子にそっと腰を下ろした。きちんと背筋を伸ばし、両手を固く握り合わせて、切り出す。

「わたくしが今日こちらにうかがいましたのは……兄の……死について、調査をお願いしたいからなのです、ホームズさん」

「兄上の死、とおっしゃると?」

「……世に名立たる探偵でいらっしゃるホームズさんですもの、わたくしの名前と、今、喪服を着ていることからわたくしの兄が誰であるのか、お察しのことと存じます」

 ホームズが視線を私に走らせた。

「アーサー・ウォーカー氏、ですな。薔薇園芸家の」

 私が言うと、律義にもミス・ウォーカーは私の方を見てうなずいた。

「そうです。三日前に亡くなりました。ついさっき、お葬式を済ませたばかりです……」

「しかしその……死因については、農薬による中毒だと新聞には書かれていたようですが」

「そう言われているようです。確かに、薔薇の世話をするのに殺虫剤などの農薬は欠かせませんわ。しかし、だからこそアーサーはそれを扱い慣れていたはずなのです。中毒を起こしたりするような過ちを、犯すことなんてあるでしょうか」

「あるかもしれません。人間のすることですから、たとえあってはならないことでも、絶対にないということはないですから」

「だが、あなたはそれを過失によるもの、とはみなさなかった」

 私の言葉の後をホームズが引き取った。フロックコートの裾をさっとさばいて彼専用の椅子に腰を据え、続ける。

「過失ではない、となると当然それは、故意ということになる。つまり兄上は何者かに毒殺された、と?」

「分別のないことを申し上げると、軽蔑なさいますか」

「軽蔑?」

 ホームズはいたってまじめに対応している。

「いや……見たところ、失礼ながらあなたの物腰からは知性が感じられる。肉親の過失を認めまいとするあまりに、責任を誰かに押しつけたいと思っての行動、ではないでしょう。話していただけませんか。何故あなたは、兄上の死を不幸な事故ではなく、残忍きわまる犯罪によるものとお考えになったのか」

「いいえ、ホームズさん! わたくしはアーサーが……兄が誰かの手によって恐ろしいことになったのだと信じたいわけではありません。ただ、知りたいのです。偶然、聞いてしまったのです。ここへ来る道すがら、何度も聞かなければよかったと思いました。でもそのたび、今日それを耳にしなかったならば、わたくしは一生の間ずっと大切なひとの死を、あの輝かしい生命いのちの火を強引に消し去る暴挙を犯した存在を、見過ごしてしまうことになると考えたのです」

 おちついた声音だったが、ウォーカー嬢の話には彼女自身の混乱を伝える要素が含まれていた。状況説明が足りないのだ。

「なるほど」

 ホームズは軽く目を閉じて言った。

「つまりあなたは、アーサー・ウォーカー氏を毒殺したと思われる容疑者を知っている。しかし反対に、これは、言うなれば彼自身による過失致死事件であって殺人事件でなければいいとも思っている、というわけですね?」

 みごとな要約である。ミス・ウォーカーはそっとヴェールごしに口元に手をやり、上等の黒手袋に包まれた細い指先を組んで言った。

「……はい。兄のためにも、あの人がそんなことをしたのではないと思いたいのです」

「あの人、とは?」

 おだやかにではあるが鋭く、ホームズは切り込んだ。

「…………」

 ミス・ウォーカーはすぐには答えなかった。居ずまいを正してホームズを見つめ、私を見つめ、再びホームズを見て問いかける。

「お引き受けいただけるのでしょうか?」

 そうでなければ相手の名を口にすることなどできない、断固とした決意が伝わってくる。現時点ではそれは単なる中傷にしかならないのだと、この賢明なご婦人は知っているのだった。

「白か黒か、それをぼくに調査しろとあなたはご依頼なさるのですね」

「白か、黒か……まさにそれですわ。彼の死が犯罪によるものなのか、あるいは不運な事故にすぎないのか、わたくしが知りたいのはそれだけなのですから」

「……よろしいでしょう、ウォーカーさん」

 なんとも奇妙な依頼だと私が考えていると、あっさりとホームズはうなずいた。

「では?」

「お引き受けいたしましょう。ただし、引き受けるからには、隠さずに話していただきますよ。あなたはいったい、何を聞かれたのか。あなたの発想の動機を教えてください」

 アリス・ウォーカー嬢は語った。

「まず、わたくし自身のことから、簡単にお話しいたします。わたくしは現在、ウッドブリッジ近くにお住まいの郷紳ジェントリージョン・コドラルさまのお宅で女家庭教師ガヴァネスをしております。それほど遠く離れているわけではありませんが、やはりお仕えしている身、近年ではコドラル夫人のお供で来る以外にロンドンへ出ることもなく、兄ともそうたいして近しくは接しておりませんでした。ですから、兄の不幸を知ったのもつい昨日のことで、実を言えばお葬式にも遅れてしまい、教会の後ろでそっとお祈りするのになんとか間に合ったのです。でも、そのために、わたくし、聞いてしまったのです。それは……ふたりの男性の会話でした。年恰好から察するに兄の学友でいらっしゃるようで、たいへん身なりのいい紳士でした。お名前までは存じませんが、名のある家柄のご子息とお見受けしました。おそれ多くも、女王陛下に薔薇を献上する身とはいえ、アーサーは何の称号もいただいてはおりませんが、それでも大学時代からヤンガー・サンと呼ばれる方々と親しくおつきあいいただいていたようですので、そういった人がみえていたのだと思います。それで……わたくしの前、右手にいらした方がおっしゃったのです。

 あのご婦人は自分の従兄弟、サンリベル卿の未亡人にとてもよく似ている、と。

 さらにこう続きました。

──卿の未亡人は莫大な財産のいくらかを譲られたあと、すぐに行方知れずになってしまったのだとか。その女性とサンリベル卿は外国の保養地で知り合って結婚したのだそうで、彼女は看護婦で、身分の違いなどから一族の反対を押し切った強引なものだっただけに、卿の急死で遺産を受け取るやいなや姿をくらましてしまった未亡人にはよくないうわさがひとしきり立っていた、と……」

「あのご婦人とは? 先程あなたがおっしゃったあの人と同一人物ですね」

 慎み深く言葉を切ってしまったミス・ウォーカーに、ホームズは確認した。もはや話し出してしまったものを彼女は隠しだてしようとはしなかった。

「そうです。ミス・フローレンス・ラウム、兄の婚約者ですわ」

「しかしその」

 少しばかり、私はくちばしを挟んでしまった。

「たまたま似ているというだけでしょう? それで薄情な未亡人と同列扱いとは、失礼だが、浅慮ではありませんかな」

「おっしゃるとおりです、ドクター・ワトスン。わたくしも最初は、他人の空似というものはあるのだぐらいにしか思いませんでした。ですが……」

「もうひとりの若い紳士が、次にまた同じような話を始めたんですね?」

 ホームズが先回りを口にした。感心しながらもウォーカー嬢は、明かすはずだった手札を披露した。

「その方のお話では、大叔父にあたる方の未亡人でした。そちらもお葬式で一度お目にかかっただけだそうですがミス・ラウムにおそろしくよく似ていて……サンリベル卿夫人と同じくその女性も看護婦をしていらして、大叔父さまの静養で南仏に同行されたのをきっかけにご結婚なさったとかで」

「やはり遺産相続後に行方を?」

 私の質問は訊くまでもないことだった。繊細な指先を膝頭で遊ばせながら、ホームズはうっとりとつぶやく。

「一度目は偶然、二度目も偶然、しかし三度続けばそれは……」

「必然、ですわ」

 だからこそ、この女性は探偵であるホームズを訪ねてきたのだ。無分別などではない。

「ではその、フローレンス・ラウム嬢のことをお話しください、ウォーカーさん」

「はい。ああ、ですがホームズさん、わたくしは、それほど彼女のことを知っているわけではないのです。ひどい肺炎を乗り切ったアーサーが、療養のために訪れたプロヴァンスで知り合った看護婦で、すでにご両親はなくお兄さんがおひとり、いらっしゃるそうです」

「あなたから見て、彼女の印象は?」

「すごく……やさしい女性という感じを受けましたわ。看護婦という職務をこなせるとは思えないほど、たおやかな、小さな切り傷すら看ることができないのではないかというくらいの……」

「つまり、財産めあてに夫を殺害できるような女性ではないと?」

「思います」

「だが、思うだけでは証拠にも何にもならない。さっそく、明日から調査しましょう」

「ありがとうございます、ホームズさん!」

 それをしおに、ミス・ウォーカーは立ち上がりかけたが、ふっと動作を止めてうつむいてしまった。

「どうしました?」

 何かの発作かと私があわてて近寄ろうとすると、またしっかりと背筋を伸ばしたものの、やや恥ずかしげに彼女は言った。

「お支払いのことなのですが」

「それでしたら、ご心配には及びませんよ、ウォーカーさん。すべてが解決したときに、必要経費のみをいただくことにしています。いただかない場合もありますが」

「……先払いにしていただくわけにはいかないでしょうか?」

 いやにきっぱりとした口調だった。

「実はそう遠からずコドラルさまのご一家はインドへ渡られることになっているのです。プランテーションをお持ちなんですわ。わたくしにも、お声がかかっていて少し迷っていたのですが兄が亡くなって、もうイギリスに身内は残っておりませんのでこの際、お供しようと思うのです。調査が終わるころには、きっと船の上ですので……不躾ぶしつけとは存じましたが、ここに10ポンド、ご用意して参りました」

 ウォーカー嬢は紙幣を入れたと思しき封筒を手提げ袋から取り出した。

「お恥ずかしいですが、今のわたくしに自由にできるお金はこれが精いっぱいなのです」

 住み込みの女家庭教師に10ポンドもの出費(それが少しずつ、こつこつと貯められたものだったとしても)をさせることができるとは、コドラル家は良心的な雇い主といえよう。世の中には部屋と食事が報酬のすべてなどという条件で女家庭教師を雇っている家すら、あるのだ。

「結果についても、お知らせいただく必要はありません。もしもの場合は、きっと新聞がわたくしにそれを教えてくれるでしょうから」

「ではもし、結果があなたの望まれるように潔白、であったならば?」

「そのときは……そうですわ、新聞に広告をお載せください。コドラルさまは必ず、タイムズやグロウブを取り寄せられますから、半年や一年遅れて届けられたとしてもわたくしにはそれで充分です。『薔薇の色は白だった』これでわかります」

「薔薇の色は白だった、ですね」

 確認してホームズは封筒を受け取った。

「では、わたくしはこれで」

 今度こそ、ミス・ウォーカーは席を立った。ほっそりとした優美な姿が、幻のようにドアの向こうに消え去る。

 と、やにわにホームズが床一面に新聞を広げ出した。もちろん、昨日の朝刊である。

「……そうか、なるほど」

 だしぬけに彼は言った。

「どうしたんだい、ホームズ?」

 ホームズは私の質問には答えず、足早に窓辺へと歩み寄ると、外を見下ろしながら言った。

「今、馬車に乗りこんだところだよ。ワトスン、これをどう思うね? いやに時間がかかりすぎていないかい」

「何のことだい?」

 私には、彼がいったいどういうことを言っているのか見当もつかなかった。

「足音だよ。上がってくるときは気にならなかったが……ミス・ウォーカーが階段を下りるのには、上りの倍近くの時間がかかっているよ。ふだん君は気にも留めないだろうけれど、たいていの人はこれぐらいの階段は左右交互に足を踏み出してリズミカルに上り下りするものだ。事実、彼女はそうやって上ってきた。しかし下りはそうじゃなかった。一段降りるごとに両足をそろえて、それからまた一歩を踏み出すやり方だった。そうやって階段を下りるのはどんな場合かな?」

「まず考えられるのは、段の幅が広いときだね。子供などがそうだが、歩幅が合わないとリズミカルにはいかないものだ」

「だが、君も知ってのとおり、この下宿の階段はそういった造りではない。となると他に考えられるのは」

「足が不自由な場合。私の経験でも、あれはけっこう重労働だよ。あとは、強度の近視や白内障などの眼科的理由も考えられるね」

 アフガニスタンから帰ったばかりの頃の私の歩き方ときたら、ひどいものだった。

「彼女は厚いヴェールを被っていた」

「ああ!」

 やっと私にも合点がいった。心理的に、高い木に登ったはいいが降りられなくなってしまった猫のようなものか? 登るぶんには足元なんて見ないから平気でも、下を見てその高さを知ってしまうと怖くなるのだ。顔立ちすら見えないようなヴェールでは、自分の足元でも、おぼつかなくなるのは当然だろう。

「偶然か、はたまた故意か……」

 またしてもホームズがつぶやく。

 それから、彼は猛然と部屋を飛び出した。

「さあ行こう、ワトスン」

 帽子を被るために立ち止まる時間さえ惜しげに、ステッキを手に階段を駆け下りる。

「いったいどこへ行くんだい?」

 とりあえず、同様に身支度をして後を追いながら私は尋ねた。

「ローズ・ギャラリーだよ」

 辻馬車を拾いながらホームズは答えた。

「ローズ・ギャラリー?」

「故アーサー・ウォーカー氏の屋敷だ。今ならまだ、葬式に遅れたまぬけな弔問客で通るからね」

 これには少なからずあきれた。

「まぬけなふりをするのかい、君が?」

 意外にも機嫌良さそうに彼は言った。

「なぁに、重要なのは人がどう思おうと自分が自分をまぬけじゃないと知っていることだよ。ぼくはそう思っている」

 そこへハンサム馬車がやってきたので、ホームズはすかさずそれを停めた。

「ウォラム」

 よく通る声で行き先を告げると乗りこむ。私もそれに続いた。





看護師という表記は平成日本で成立したため、この作品では看護婦と表記しています。



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