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3 人間1年目 「熱性痙攣」

熱性けいれんにより

癲癇が始まった理由

生まれた時

美川家の初めての長女ということもあり

可愛がられ方は

尋常でないほどに両親や両祖父母たちに

愛されていた一番最初の孫



天のシナリオに移行するまでの

魂の選んできた人間のシナリオの中で

最も幸せ一番だったひととき

笑顔も絶えることなく笑い続けていた


私が美味しいと思たものとか

よだれたがつきまくったお菓子や

おもちゃなど

みんなと分けたがる私の姿をを見た親族たちは

このことをのちにこう語っていた



「自分のものだけにしない

 同じ年の子たちにも

 老若男女問わず

 みんなに

 なにもかもゆづってあげる

 この子は本当に変わっている子だ」




人間の身体を持つ間

何度となく経験する痙攣


初めての体験は1歳になる寸前


この時の痙攣は、40度以上の高熱が続き

全身の身体がドタバタと痙攣を繰り返し

白目も向き 泡も吹いた状態

「熱性痙攣」に陥った


一時期死にかけたところまでいったが

なんとか峠を越え

生きながらえ

何事もなかったかのように満面の笑みで笑っていた私



1歳時の痙攣は、

私の身体にと死ぬかもしれないと

毎日毎日泣いていた母

とっても衝撃をうけ

凄い動揺していた

若かった両親も初めての経験





この「熱性痙攣」以降

私の人生にとって「痙攣」は

私の一部となり

天の声を聴くため

頭を使えなくなるために

必要不可欠ななくてはならない存在

私存在自体の一部となる



癲癇が私の一部となった時

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