『二度目の人生を~』で感じた もったいない感と危機管理
アニメ化の中止、そして書籍の出荷停止。
すなおに感じたのが『もったいない』でした。
と、同時にHJ社の潔さを感じるとともに、この書籍をなんとかしてもう一度世に出せないものかとも思いました。
で、ここから結論に飛ぶのですが、やっぱり、世間に『もったいない』と思わせる処理をすることは、非常に重要だと思うのです。危機管理的に。
うんうん。
これとは逆に処理を誤って世間から総スカンを食らったのが、日大アメフトタックル問題ですね。
日大も騒ぎになったときに、迅速にアメフト部を解散すると発表すればよかったのではないでしょうか?
そうすれば、世間も『もったいないけど仕方ないか』という空気が生まれ、それにしても名門だしなんとか復活しないものかという同情する余地も出てくるのではないかと思うわけです。
それを、なんだか偉そーな顔したおじさんたちが出てきて、最初からアメフト部存続ありきで話を進めるから、潔くないし、美しくもない。
日本全国津々浦々からバッシングを浴びてしまうわけですね。
だから、ごめんなさいするときは、今回のように例えシリーズ累計で100万部売れている書籍でも、迅速に出荷停止にするのが一番なのかも知れません。
その処理を見て『ああ、もったいないなぁ~』と感じる人が増えるほど、事態は終息に向かうし、もしかしたら将来的な再発売の目も生まれると思うのですね。