今日を色彩で包む
あら、そんなこといって私は覚えているわよ。あなたが私と出会ったときのこともあなたの嘘つきは照れ隠しだというところもね。
初めて会ったときあなたは
「感情を表に出さないところがすき。」
といってくれたわよね。今でも覚えてる。あなたは本当に照れ屋でいつも嘘を言っては後でごまかしてくれていたわよね。
___けど、あのときのあの言葉をどうしても許すことは出来なかった。
あなたに好きと言ってほしかったのにあなたは私のこと嫌いって言ってきたことが照れ隠しなんてどこかでわかってたのに…私は許せなかった。
だから、あなたを殺したの。
死人になってしまえればあなたを独り占め出来る。嘘を言われなくなって本当に心がつながれるとおもった。思ってしまった。
けど、そんなことなかった。
自白と遺言の紙にまるで対話するように語りかけてきたあなたは私のことを好きなんて言ってくれなかった。
私はこんなに好きなのに。
いまから、私もあとを追います。来世でも嫌いと言われるならせめて霊の間だけでも私に愛を囁いてください。
ーーー数日後、あるマンションの一室から女性一人の死体と遺言とみられる紙が机の上に置いてあるのがマンションの管理人によって発見された。現場には、女性の白鳥侑の笑みを浮かべた死体と最後に『ずっと好きだ愛してる』と書かれていた女性の遺言書と見られるものが残っており彼女の過去のカルテを調査したところ解離性同一性障害だと診断されていた。彼女は日記でもう一人の自分と向き合い、なんらかの要因から次第にもう一方の人格に恋愛感情を持ちそして、拒絶されたことから現実逃避にはしり自殺したのではないかと警察は考えているとのこと。
ちなみに、主人格は女性で傷つきやすい性格であり交代人格は男性で正直で物怖じしない性格だったとカルテには書かれていたそうだ。
短いのですが今回はこれで完結です。
ちょっと謎な感じにしたかったのですが作者も軽くこんがらがってます…
最後まで読んでくださった方稚拙な文章をここまで読んでいただきありがとうございました。
もし、少しでも良いと思っていただけたらコメントや評価していただけると大変うれしいです。
本当にありがとうございました。




