昨日を黒く染める
初めて会った時の君はもう覚えていない。きっと君も覚えてないのだろう。だって前に一度、第一印象を聞いた時君は、
「そんな前のこと覚えているわけ無いじゃない。」
と笑って僕に言ったのだから。
何も不思議なことは無い。初めて会ったときの事を覚えていないのは数ある出会いの中でもよくある人間関係のように断片的にしか思い出せない部類のものなのだから。運命的な関係でなかった僕たちには、それ相応の出会いだったのだろうから…
別にそんなこと覚えていなくたって君は死んでしまっているのだから無駄でしか無い。
もし、彼女が生まれ変わるのなら今度は、たくさん嫌いだったと言ってあげよう。君の反応の薄さが嫌いだった。君の感情を表に出さないところが嫌いだったと。そしたら僕と関わらず死ぬことも無かったのだから。
こうして今日も部屋の真ん中で一人で記録を綴っている。消せるはずのないこんな思いを抱いて…
ただ、今日一つわかったことがある。それは、彼女は笑って死んだということだ。僕に一度も見せなかった笑顔で僕の前から去って行ったのだ。
あんな顔をする君を僕は死んでからしか見られなかったのだ。
あら、そんな
稚拙な文章を読んでいただきありがとうございました。<(_ _)>
早いのですが今回の作品は次で完結の予定です。(作者の題名ネタ切れのため)
一応初めての作品なので配分がおかしかったり最後の書き方が若干変わってるかもしれません
この二人の不思議な掛け合いを最後までお楽しみください。
最後だけ長くなるかもしれませんがお付き合いいただけたら幸いです。




