表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/38

36 モン族

 日本人による長江攻略は順調に進みグールに露見する事も無く三峡ダムに達した。三峡ダムから先へ遡上するには当然の事ながらダムを越えねばならない。だが警備が厳しいダムを見つからずに越える方法がある訳もなく長江の遡上はそこで行き詰まった。そんな訳でスナメリ班は遡上の方法を模索しながら長江沿いにある湖と長江の支流にあるダンジョンの攻略に励んでいた。

 ダンジョンの攻略がそれなりに順調に進んでいたある日のこと、市居と篠田は長江の支流に繋がるとある湖で絶滅したと思われていた河海豚に遭遇した。そしてその河海豚のダンジョンを発見した。そこまでは良かったのだが……




「市居ちゃん、河海豚のダンジョンの住民とどういった経緯で戦闘状況に陥ったのか詳しく説明してくれないかな」


 市居と篠田は発見した河海豚のダンジョンに入り、上陸した島で先住民に遭遇した。そこで規定に従って挨拶したところ攻撃されて、応戦しつつ撤退したと言うのだ。その報告を受けて二人の上司である如月は頭を抱えた。何故挨拶しただけで攻撃される?いや、相手がグールならそれも有り得るのか?相手がグールだとして何処の奴等だ?長江沿いの奴等は水中のダンジョンに住めるとは知らない筈だからこいつ等じゃないよな?


「戦闘状況に陥った経緯ですか?」


「ああ、それを知りたい」


 市居は暫く黙り込み、考えが纏まったのか話し始めた。


「河海豚のダンジョン内にあった島の一つに上陸して調査をしていたところ、住民らしき娘に遭遇したので規定に従い挨拶したら何故か逃げられまして、それでどうしたものかと相棒の篠田と相談していた所にその娘の仲間らしき人々が大勢やってきて遠間から問答無用な感じでこちらを攻撃してきたので、我々は仕方なく応戦しつつそこから撤退したのです」


「本当に挨拶をしただけなのか?こちらを警戒するのは当然として交渉もなしに行き成り攻撃してくるのは反応として過激な気がするが」


 普通なら誰何するぐらいはしないか?相手が何処の誰とも分からないままに攻撃して敵に回すのは得策ではないだろうに。


「ええ、ニイハオと挨拶しただけですよ?」


「ニイハオ?…………相手はシナ人だったのか?」


 先住民の娘と遭遇した時の状況を思い出しながら市居はこう答えた。


「分かりません。近くで見たのはその娘一人だけですし、その娘にはニイハオと挨拶した途端に叫び声を上げて逃げられたので……」


 あの時は俺達に向かって無警戒に歩いてきた娘がこちらを余所者だと気付いたのか大分離れた所で立ち止まったんだよな。でも警戒する様子ではあったけどその時点では話し合えそうな雰囲気だったんだ。それでニイハオと挨拶したんだ。そうしたら娘が叫んで逃げ出したんだよ。娘がシナ人かどうかなんて話し合う間もなく逃げられたんだから分かる訳がないよな。容姿から判断しようにも今のシナ人の娘達がどんなだか俺は知らない。だいたいシナとは断絶状態に成って久しくてシナの女達がどんなだか知ってる日本人なんて居ない筈だ。近々の情報はシナ人が垂れ流すプロパガンダ放送とアメリカで起きているグールの氾濫から掴める事ぐらいでスパイ衛星で観測しても女は保護されているからか地表には出ていないって話だし、グールの氾濫では女のグールは見つかっていない。日本と友好関係にあるチワン族もシナ人の女がどんなだか知らないって聞いているぞ。前線で戦っているグールは男ばかりで女はいないって話だった。そう言えば遭遇した娘の角は綺麗に磨かれているだけで装飾の類は何も無かったな。日本の娘達なら角は彫刻した上に色を着けたりして飾っているよなぁ。


 如月は市居の返事を聞いて黙り込み少し間を置いた後に話し出した。


「それって、お前達をグールだと思って悲鳴を上げながら逃げたんじゃないのか?」


「それは…………ありますかね?」


「ダンジョンの中で一人でいて見知らぬ二人組からニイハオと挨拶された。お前ならどうする?」


「取り敢えず逃げますかね?」


「俺でも取り敢えず逃げるよ。喰われたくはないもんな」


 ダンジョン内で見知らぬ相手からニイハオと挨拶されて一人で相手をする度胸のある日本人はそうは居ないだろう。逃げれるなら逃げるだろうな。無駄な足掻きかもしれんが。


「ニイハオは不味かったですかね?シナだから挨拶ならニイハオだと思ったのですが」


「ニイハオと聞いて悲鳴を上げながら逃げたんなら不味かったって事だろうなぁ」


「どうしましょう?」


「相手がグールなら戦闘になっても止む無しで済ませるんだがなぁ」


「ニイハオと聞いてこちらをグールと思って攻撃してきたとするとグールではなさそうな……」


「ああ、グールでないとすると前に日本が独立を承認した民族勢力かもしれんな」


「でもシナ内陸部のど真ん中ですよ?」


 此処にシナ人以外の勢力が勢力圏を築くのはかなり難しい気がする。これがチベットやウイグルなら端の方だからあり得るけど内陸部のど真ん中ではなぁ。


「ど真ん中と言っても遭遇した湖は長江沿いの要所からは外れているだろう?」


「外れてはいますが長江の支流沿いですし長江沿いにはグールしか居ませんよ?共産党とは別勢力の様ですが」


 長江沿いのグール勢力が北京を拠点とする共産党のグール勢力と異なる事はシナから流れてくる様々なプロパガンダ放送から掴んでいた。だがその放送だけでは大陸の正確な勢力図は分からなかった。放送内容から分かるのはどんな勢力が放送しているかぐらいだった。大言壮語する奴等ばかりだから流れている放送からは状勢が掴めないのだ。共産党勢力と長江下流の勢力の間が険悪で黄河を挟んで揉めている事ぐらいは分かっているが黄河が間にあるからか戦線は膠着している感じだった。放送を聞いていると今にも攻め込みそうなのだが実際にあるのは舌戦と小競り合いぐらいで戦闘が拡大する様子はなかった。黄河には戦艦ではなく交易船が行き交っていた。


「シナ内陸部でどんな勢力が優勢なのかは掴めていないだろ。我々が知っているのは海沿いと長江等の河沿いの障りだけ。その長江沿いも三峡ダムから先の事はさっぱりだ」


「確かに日本が接触しているのはチワン族ぐらいでシナ内陸部の動向はさっぱりですけど」


 チワン族が率いる勢力は海南島を支配しているうえに大陸にもそこそこ大きな勢力圏を築いていて日本とは友好関係にある。そのチワン族からの情報によると内陸部は様々な勢力が交錯している上に猛獣の勢力圏もかなり拡大していて混沌としているらしい。日本から見るとチワン族の勢力圏もグールとの争乱や猛獣との縄張り争いでかなり混沌として見えるがその比ではないと言う話だ。


「それに勢力圏が飛び地って事もあり得る。ダンジョンは繋げるからな」


「あ~確かに」


「それに昔は少数民族でももう少数とは言えない規模の勢力になっているかもしれん。ダンジョンが在るからな」


「確かに人口が増大していてもおかしくはありませんね。元が百万人もいてダンジョンが充分に確保できていれば億単位の人口の勢力になっていてもおかしくはないです。それにシナでは千万人以上いても少数民族扱いだったからもっと大きな勢力となっている可能性があります」


「そうなんだよな。ん~不味ったな。どうするかな」


「どうしましょう?」


「グールと思われて攻撃されたのならどうにかしてこちらがグールでは無い事を知って貰うしかないな。どうすれば良いと思う?」


「日の丸を掲げて再接触するとかですかね?」


 制服に日の丸の刺繍はあるけどそんなに大きなものではないし少し遠間だったから娘には気付かれていない可能性があった。娘が無知で日の丸を見ても日本人だと気付かなかった可能性もあるけど何か他にもっと良い方法があるかと言うと……思い浮かばない。


「ダンジョンの住民が日本を知っている思うか?十年前にダンジョンに住み始めたとして深層だと四百年だぞ」


「中国共産党の残党が未だに日本に対する悪口を毎日放送しているんですよ?知らないとは考え難いです」


「確かに余程の未開状態にない限り知らない筈もないか」


「日の丸が日本の旗だとは知らない可能性はありますけど日本は知ってると思いますよ」


「住民が日本を敵と思っているなら面倒な事になりそうだな」


「でもグールの敵なら味方にしたいですよね?」


「まぁ、そうだな」


 シナの内陸部に友好勢力を持つ事は日本にとって大きな意味がある。今までは掴めていなかった内陸部の状勢を知る事ができるし、なによりその友好勢力が強くなるほどグールの勢力圏の拡大を防ぐ事になる。


「仮に住民が日本を敵と思っているにしても状況が明確になるだけで現状よりはマシです」


「そうだな。日の丸を掲げて再接触を試みるか。敵かどうかを明確にしたいし」


「それにしても彼等は何故長江のダンジョンを攻略してないんでしょう?湖のダンジョンが攻略出来るのなら河のダンジョンも攻略出来ますよね?」


「……河海豚の都合じゃないか?我々は長江で見かけないから河海豚が絶滅したと判断していたんだし、彼等は潜水艇を持ってなさそうだからダンジョンの攻略も河海豚次第だろう」


「そう言えばあの湖以外では河海豚を見てませんね」


「今の所はな。だが他にも居るかもしれんぞ。注意喚起しておかないと不味いな。取り敢えずダンジョン内でニイハオは禁止だ」


「そうですね。確かにニイハオは止めた方が良さそうです」


 後日、日の丸を掲げて再接触を試みたところ何とか先住民のモン族と友好関係を結ぶ事に成功した。それで分かった事だが長江の三峡ダムから先の上流にある河底のダンジョンは既に彼等の勢力圏だそうな。彼等の本拠地は重慶より更に上流にある長江の支流沿いに有るらしい。彼等の主たる勢力圏は陸上にあるそうだが長江沿いにある都市とその周辺にあるダンジョンの殆どは上流でも漢族に支配されているらしい。漢族とは日本人がシナ人と呼んでいる者達の事で中にはグールではない勢力も有るのだがモン族は特に区別することなく漢族と呼んでいた。

 彼等は日本人が南極で勢力圏を拡げている事を知っていた。共産党勢力は日本による南極の攻略を非難して反日の機運を高めシナ各地の勢力を纏めようとして失敗したからな。彼等は共産党勢力がアメリカ合衆国に攻め込んだ事も知っていた。劣勢を跳ね返す為に共産党の名でシナ中の勢力に対して号令をかけたにも関わらず何処にも相手にされなかったらしい。共産党が垂れ流すプロパガンダを喚く電波が日本にも届いていたからアメリカ合衆国にシナ中のグールが押し寄せるのを心配していたのだがシナは数多の勢力がいがみ合う状況にあり当面は纏まる事は無さそうだ。

 因みに今のシナでは勢力ごとに話す言葉が異なっていて、ニイハオはグール勢力の一つである共産党勢力ぐらいしか日常的には使っていない様だ。他勢力にも分かる様に宣伝放送でのみ共通語として使われている状況らしい。ニイハオに反応して攻撃してきたとしても別のグール勢力な可能性もあった訳だな。日本人にとっては幸いな事に今回接触したモン族は人喰いの習慣はない様だが。





「人喰いの奴等にしては妙だなと思ったら日本人とはな」


「攻撃の手が緩かったものな。娘も逃げる時に何もされてないし誰も死んでない」


「ルー、遭遇したのが人喰いの奴等ならお前の娘は危なかったよな」


「ああ、奴等なら娘は無事には済まなかっただろうな」


 よくよく考えたら遭遇したのが人喰いの奴等なら娘が悲鳴を上げながら逃げるままに放置する訳がない。奴等なら一人で居た娘は殺されるか拉致されていただろう。


「それで日本人との話し合いはどうなった?武器の支援は受けれるんだよな?」


「ああ、それは大丈夫だ」


「日本製の武器か……使った事がないんだがどんなだ?」


「それなんだが日本製の武器は断った。沿岸部ならともかく内陸部に日本製の武器が大量に供給されるのは不自然だろう?日本との繋がりは秘密にしておいた方が良い」


「そうか、そうだな。でもそれなら武器はどうするんだ?」


「武器の支援は日本の仲介でロシアから受ける。ロシア製なら不自然ではないからな」


 モン族が現在使用している武器はグールと対抗している西側の別勢力から流れて来たものでその殆どがロシア製かそのコピー品である。だからロシア製の武器であれば左程不自然ではない。


「ロシア製か……使い慣れているからこちらはその方が良いが供給は安定して受けれるのか?」


「ああ、それは我々がスナメリのダンジョンへ入植すれば大丈夫だ。スナメリのダンジョンにはロシア人も入植していて黄河を攻略中だそうだ。日本からは武器以外の支援を受けることになる」


 スナメリのダンジョンへの入植については日本人には阻止のしようがなかった。スナメリと仲良くなりさえすればダンジョンには自由に出入りできるし、無理に阻止しようと争いになって長江沿いのグールにでも気付かれたら不味いからな。日本人に出来たのは先住する海豚のダンジョンについての優先権を互いに認める様に交渉するぐらいであった。


「……日本の傘下に入れとは言われなかったのか?」


「そんな話はなかった。初めは警戒の色が濃かったんだがこちらが漢族で無い事が分かると明らかに雰囲気が柔らかくなってそれからは始終友好的だったよ」


「信じれんな。西の方から流れて来た情報ではヨーロッパ諸国はロシアに膝を屈していてロシアと対抗できるのは日本ぐらいだと聞いているぞ。その日本が何もしてこないなんて。日本はロシアと覇権を争っているのだろう?」


「ああ、だが日本とロシアはかなり友好的な関係にあるらしい。そして人喰いの奴等を共通の敵とする限りその関係は続きそうだ。日本はアメリカ合衆国との関係も修復が進んでいて、日本と明らかな敵対関係にあるのは漢族の共産党系の勢力と鮮族ぐらいだと聞いてる」


「漢族と鮮族は海外で暴れているらしいからな」


「あと日本人は人喰いの奴等を警戒していて我々がそうでないか気にしていた」


「それに関してはこちらも同じだな」


「漢族にも人喰いでない勢力があるだろう?その辺りの情報も探っていたな」


「三峡ダムより先の長江沿いにいる漢族は人喰いばかりだぞ?」


「その辺りの情報は日本にはまだ出してないんだ。長老達の許可が下りてないからな」


「日本人は内陸部の陸地に拠点を築く気は無いのか?河と湖にある水中のダンジョンしか攻略していない様だが」


「河と湖以外には興味が無いそうだ。人喰いの奴等のものと成り得るダンジョンを減らすのと奴等が海に出るのを防ぐ為とか言ってたな」


「それは信じれんな。それで長江を三峡ダムの手前まで攻略する必要があるか?」


「日本人には日本人の考えがあるのさ。我々の勢力圏が侵されている訳ではないし、どうでもいいじゃないか」


「協約を結んだら日本人は我々が入植済みの河海豚のダンジョンに入植するのだろう?勢力圏が侵されるじゃないか」


「我々も日本人が入植済みのスナメリのダンジョンに入植するんだぞ。その理屈だと我々も日本の勢力圏を侵す事になるな」


「……」


「我々の利の方が大きいんだよ。スナメリのダンジョンは海にもあるんだ。海に繋がるんだぞ。そして海にはスナメリ以外にも海豚がいてその海豚のダンジョンが数えきれないほどあるんだ」


「でもその殆どのダンジョンには日本人が既に入植してるんだろう?そこに入植するのでは日本人の下に就くも同然じゃないか」


「その理屈だと我々が入植済みのダンジョンに入植する日本人は我々の下に就く事になるがさっきはその事を日本人に勢力圏が侵されると言っていなかったか?お前は何が言いたいんだ」


「お前は不安じゃないのか?日本人は友好を装っているだけかもしれないんだぞ」


「我々が主であるダンジョンが陸にもある限り侵略するのは容易ではないさ。これまでも人喰い供の侵略を跳ね除けてきたじゃないか」


「今の日本の勢力は人喰い供全てを合わせたよりも大きいんだろう?跳ね除けれるのか?」


「それは分からん。だが将来的に日本の支配下に置かれたとしても人喰い供の支配下よりはマシさ。奴等の下に付いたら我々は家畜扱いだぞ。そんな最悪な可能性は潰して置きたいだろ」


「……そうだな。今は人喰い供の侵略を跳ね除けているけど先のことは分からないし仕方ないのか」


「日本を上手く利用して力を付ける。それが現状で可能な最善だと思うぞ」






「如月さん、どうにかなりましたね」


「互いに死傷者が出てなかったから交渉が進めやすかったよ。相手はグールではなかったしな」


「モン族でしたっけ。こちらが日本人と分かってからは友好的でしたね」


「表面的にはな。お互いにグールとは敵対している訳だし敵の敵は味方ってやつだ。この先揉めるとしたら長江にあるダンジョンの件ぐらいだろ。まぁ、その辺りは俺達下っ端じゃなく上の奴等が如何にかするさ」


「カリブ海と似た感じで決まるんですかね」


「河や海にあるダンジョンについてはそうなるだろうな。まぁ、相手がグールでなければ問題はないさ」




 日本と友好関係を結んだモン族は長江の上流側から勢力圏を拡げていて、三峡ダムを迂回する形で攻略を進めて我々と邂逅した長江の支流沿いの湖を攻略中であった。この湖を攻略したら長江下流へと攻略を進めるつもりだったそうだ。日本としてはグール勢力の増大と侵攻を防ぐのが目的の長江攻略なので上流が友好勢力の支配下にあるならこれ以上の遡上はする意味が無く、この友好勢力が精強である事が日本の目的に適う。そこで彼等へ様々な支援を開始した。食料についてはダンジョンが在れば取り敢えず問題はない。彼等に足りないのはグールと対抗する為の武器弾薬の類だ。長江沿いにある工業地帯はグールの勢力下にあり、これはもう如何ともし難く彼等には武器の類は入手が難しいのだ。その為か彼等は陸ではグールに対して劣勢にあり守勢に徹していた。それが日本と友好関係を結んだ事で武装に関しては著しく向上する事となった。これまで陸においては守勢一方であった彼等の状況は変わろうとしていた。

 日本は大河の攻略についてはグール対策として長江を優先して進めていたのだがモン族との友好が深まるにつれて他の大河の攻略に力の比重を移す事となった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ