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2 冷えたからだ


 

 青年はベッドから飛び起きた。

 

 口元に触れると、夢の中では無かった傷痕がそこに存在していた。

 少し()んだそれは、触ると痛み、汗とは違うぬるりとした感触を指に残す。


 ――ここは、現実だ。


 自身の汗でぐっしょりと濡れた衣服を脱ぐと、乱暴に放り投げる。

 新しい服に着替えることも忘れ、頭を抱えて、深く息を吐いた。


 震える自分の体を抱きしめるように、背中に腕をまわす。


 その後も、青年はしばらくそのままの格好で、暗く冷たい夜を過ごした。


 

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