-第8章-
日々が過ぎるにつれ、愛と莉乃の絆はますます深まっていった。
二人は互いに欠けていた部分を補い合い、理性と感情が調和することでこれまで以上に強い結びつきを感じていた。
ある日の放課後、二人はいつものように音楽室で過ごしていたが、愛はいつもより少し緊張していた。
今日は彼女にとって特別な日だった。
莉乃にこれまで抱えていた感情を伝えたいと思っていたのだ。
「莉乃さん、今日は私、伝えたいことがあるんです。」
莉乃は優しく微笑んで愛の顔を見つめた。
「うん、聞かせて?」
愛は深呼吸をし、心から溢れてくる言葉を必死にかき集めた。
「私は莉乃さんと過ごす時間がとても大切です。
莉乃さんのおかげで、私は感情を受け入れることができるようになりました。
でも、もっと大切なことがあります。」
莉乃は愛の言葉を静かに待ちながら優しく耳を傾けた。
「私は莉乃さんのことが……好きです。
友達としてだけじゃなくて……もっと特別な存在として。」
その言葉に莉乃は驚いた表情を見せながらも、ゆっくりと愛の手を握り返した。
「私も愛ちゃんのことが好きだよ。
ずっと、そう思ってた。」
二人は静かに見つめ合い、その瞬間全てが一つに繋がったような感覚が全身を支配した。
理性も感情も全てが調和し、二人の間には深い絆が芽生えたのだ。
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