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聖女、グレる。  作者: 水神流文筆道開祖
第一章 聖女と悪魔の前奏曲
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人類を介護するだけの簡単なお仕事

 ミラデイン王国の王都アーゼンタムは、円形の壁に囲まれた大陸有数の大都市。

 王都の区画は五区にわけられており、北部は王侯貴族が住む貴族区、南部は平民が住む平民区、西部は商人が住む商業区、東部は職人が住む工業区になっている。


 そして、中央部に存在するのが公共施設が集まる公共区だ。


 役所・学校・銀行・図書館・孤児院・ギルドなど、あらゆる公共施設が並ぶ。

 女神教の総本山である〈聖地教会〉も、王都の中心に遥か昔から鎮座していた。


 その歴史は王国よりも古く、人々が住む前から教会はこの地に存在していた。


 人が生まれる前の「神代の時代」から聖地として崇められていたらしい。

 教会も円形の壁に囲まれており、その中心部は円形の中庭となっている。

 中庭の中心には円筒の社殿が鎮座し、威容なる佇まいが畏敬の念を抱かせた。

 黄金の白き女神の座は見るものを崇敬させ、自然と地に跪かせ天に祈らせる。

 女神教において聖女は、現人神として女神同様「信仰の対象」とされてきた。


 私は聖女、この世で最も尊き現人神、女神の恩寵賜る至高の存在である。


 教会の中心地に存在する神妙不可侵なる社殿の扉を、開け放つ。毎日同じ時間。

 周囲の空気が張りつめ、静謐な雰囲気が重々しく私を包み込む。変わらぬ空間。

 白い靴が足音を響かせて、粛々と歩を進め、社殿の中央で跪く。触れ合う重力。


 足首まで伸びた黒髪が、ふわりと白い聖女の服と共に靡いた。黒い目を細める。


 社殿の扉は自動で閉まるように設計されており、重々しい音と共に閉ざされた。

 目の前におわす六柱(むはしら)の女神像を見上げる。神々しい極彩色の彫像が実に美しい。


 母なる(あい)が女神を産み。

 長女の(とき)が運命を紡ぎ。

 次女の理が(ことわり)世界を創り。

 三女の(ほし)が生命を育み。

 四女の(いくさ)が競争を煽り。

 五女の(よすが)が発展を促す。


 六柱の女神像は中央に愛、その前面に時、その左右に理と星、その脇に戦と縁。

 彫像の位置で女神の序列がわかるように配置され、女神の年端で見分けがつく。

 合掌し祈祷の掌印を結ぶ。瞑目して心を天に解き放ち、祈りと共に語りかける。


『愛を司る黒髪の女神よ。命を還す無よ。白眼に映る矛盾を我は天に満たさん』

『聖女よ……愛は必要です……愛は必要なのです……愛の女神は嘘をつきません』


 愛に祈りを捧げ、時に語りかける。


『時を司る白髪の女神よ。光を覆う闇よ。黒眼に映る矛盾を我は地に満たさん』

『聖女よ……母を困らせるのはおやめなさい……悲しむ母を慰めるのも限界です』


 時に祈りを捧げ、理に語りかける。


『理を司る赤髪の女神よ。火を滅す水よ。碧眼に映る矛盾を我は人に満たさん』

『聖女よ……勉強をしなさい……魔法学院への受験勉強をさぼるのはダメですよ』


 理に祈りを捧げ、星に語りかける。


『星を司る茶髪の女神よ。土を削る風よ。翠眼に映る矛盾を我は現に満たさん』

『聖女よ……あまり背が伸びてませんね……ちゃんと食べてるかとても心配です』


 星に祈りを捧げ、戦に語りかける。


『戦を司る金髪の女神よ。金を阻む氷よ。氷眼に映る矛盾を我は死に満たさん』

『聖女よ……鍛錬が足りぬ……腕が鈍れば死を招くぞ……筋肉と友達になるのだ』


 戦に祈りを捧げ、縁に語りかける。


『縁を司る銀髪の女神よ。木を裂く雷よ。紫眼に映る矛盾を我は夢に満たさん』

『聖女よ……迷える魂を導く標となりて……聖なる証を示し救世主となるのです』


 縁に祈りを捧げ、天に語り終える。

 毎朝の日課である祈祷を女神たちに捧げた。元気なようで、よきかなよきかな。


『六柱支えし世界に祝福あれ。愛の女神よ、今日も一日お導きください』


 御心に届くように一心不乱に祈る。心が触れ合う感触、祝福が私を包み込む。


『……それと、悲しませてごめんなさい……』


 返事はなかったが、愛の女神が微笑んだのを心で感じた。

 目をゆっくりと開く。目の前におわす、六柱の女神像を再び見上げた。

 中央の像、愛の女神だけ黒白目で私の瞳を反転させたような色彩になっている。

 主神たる愛の女神だけ、特別な何かがあるのだ。昔、愛の女神に尋ねたが……。

 愛の女神曰く『女神は秘密を(まと)い美しくなるのよ』とのこと、意味不明である。


 女神たちに祈祷をすませ立ち上がる。


 〈聖地教会〉は地脈を通じて大陸全土に点在する退魔結界と繋がっている。

 祈祷により、私を経由し女神の力を地脈から各地の退魔結界に行き渡らせた。


 退魔結界の維持管理は、最も大切な聖女のお役目である。


 退魔結界が魔物などの危険を退け、そのおかげで人々は安心して暮らせるのだ。

 女神は盟約により世界に直接干渉できない。ゆえに、聖女が存在するのである。

 女神の化身にして代行者――今日も私は人々の暮らしを支えているのであった。


    ◇


 教会中心部の中庭には聖剣が存在する。

 縁の女神に賜りし開闢の神樹に、聖剣は鍔が隠れるほど深々とめり込んでいた。

 そのため柄しか見えないが、純白の輝きが神秘的で意匠は息を呑むほど美しい。

 巨大な純白の神樹には万年枯れることなく、銀の葉が茂り紫の花が咲いている。

 聖剣は地表に露出した神樹の根を鞘とするように、天に背き地に刺さっていた。


 祈祷を終わらせた後、聖剣の元へと向かう。聖剣を磨いて綺麗にするのだ。


 毎日の祈祷と同様、日課になっているが、誰に言われたわけでもない。

 最後の聖剣所有者は「災厄の魔女」と恐れられた「哀れな女」だった。

 剣神と奉られた「縁の女神の聖女」でありながら魔族に寝返った「裏切者」――


 九年前、人類と魔族との間で千年間続いた聖戦は、魔王の死によって終戦した。

 終戦に導いた人類軍の「大聖女ハオウ・セイジョ」と仲間たちの救世主伝説は、決して色褪せることなく、当時を知る者の語り草となり、吟遊詩人が歌い継ぐ。


 魔王と四大災厄の恐怖と絶望を、絶望に立ち向かい戦った五人の聖女の勇気を。


 人類軍と魔族軍の決戦で命を散らせた英雄たちは、伝説となり永遠となった。

 人類と魔族の間で不可侵条約が結ばれたが、多大な犠牲の上での和平となった。


 魔王と四大災厄は聖女によって討伐されたが、師匠以外の聖女は全員戦死した。


 聖女の力は一子相伝。血の繋がりは必要ないが、自分の子にしか継承できない。

 神代の時代から脈々と継承されてきた聖女の力は、ほとんど途絶えてしまった。

 現在、私と師匠以外の聖女の存在は確認されていない。


 ――師匠の妹はなぜ裏切った? 災厄の魔女と成り果ててまで何を求めたのだ?

 聖剣を布で磨きながら、誰にともなく問いかけた。光沢のある純白の柄は金属のように見えるが、触れると微かな温もりがあり木製なのがわかる。

 聖剣は縁の女神が創造された神器。ゆえに、開闢の神樹から……ふと思い出す。


「そういえば、縁の女神が変なこと言ってたな……」


 独りごちる。不敬なことを口に出した気もするが、細かいことは気にしない。

 聖剣を見据えながら先ほどの祈祷を思い出す。迷える魂を導く標となりて……。


「……聖なる証……」


 確かに聖剣は聖女のための剣だ。

 ゆえに、私には聖剣所有者になる資格がある。

 逆に言えば、聖女以外は触れることすら禁じられている。

 災厄の魔女が死に主を失った聖剣は、主の傍らから去り神樹に還った。

 私は聖剣の新たな主となり「運命を断つ縁の聖剣」を手に入れることができる。

 だが、主を偲び墓標のように佇む聖剣を、再び争いに駆り出すのは躊躇われた。


「聖剣よ、散々殺したのだ……もうお眠り」


 子供を労わるようにそっと聖剣をなでた。指先に触れる微かな温もりを慈しむ。

 聖剣をなでる手が柄頭に達し、姿が手に隠れた瞬間――その感触が突然消えた。


 なんで?


 声にならない声をあげた。え、いや、あれ? 聖剣? 聖剣消えた? なんで?

 その時、軽妙な音が鳴響き静寂が打ち破られた。足元を見るとそこには聖剣――


「…………」


 ――その柄だけがあった。ああ? あぁん? 聖剣? 聖剣壊れた? なんで?

 思考停止しながらも無意識に柄を拾い上げ、じとっとした目でじっと見つめる。

 柄、しかないな。あらゆる角度から観察するがどう見ても……柄、しかないな。


「聖剣の剣がなぃいぃいいいいいい! 柄だけかよ!? これじゃ、聖柄じゃん!」


 ど、どないせぇっちゅうねん! 思わず南部訛りでツッコんでしまう。おバカ!

 何が聖なる証だ。聖女以外が触ると電流走る柄なんて、ただの拷問器具だろぉ!?


「あほくさ」


 私は毒づくと、生涯でも一二を争うほどの、深くて長い特大のため息をついた。


「聖女様?」

「ウオッ!?」


 突然、後ろからイザベラに話しかけられて心臓が止まるが刹那に自己蘇生した。

 振り向きながら聖剣の柄を後ろ手に隠す。これだけは見せるわけにはいかない。

 見目麗しいイザベラをじっと見据える。

 お尻まで伸びた情熱的な赤い髪を、白黒の対比が奥ゆかしいウィンプルが覆う。

 教会は公平を重んじる。ゆえに、聖女以外全員同じ黒い修道服を着用している。

 しかし、地味な修道服を着ていても彼女の輝く美しさを隠すのは不可能だった。

 白磁のような肌、蠱惑的な紫の瞳、完璧な肉体美、完全なる美貌、傾国の美女。

 彼女の姿に見惚れて、思わず息を呑む。

 それはそれとして、忍び寄るとか命知らずかな? 気配を完全に消すのやめろ?

 殺戮衝動を抑えるのに必死なんだから、背後から驚かすのは勘弁してほしい。

 そんなこと知る由もない彼女はぼんやりと神樹を眺めながら、ぽつりと呟いた。


「……開闢の、神樹……」

「神樹ですが、なにか?」


 私の声が虚しく響く。彼女は反応せず心ここにあらず、神樹をただ眺めていた。

 寝不足なのか隈ができており、顔色は青ざめている。今にも儚く消えそうで――


「……ぁ……凄い! 聖剣眠りし開闢の神樹! ぜひ拝見させてくださいませ!」


 ――言うが早いか、彼女は聖剣が刺さっていた神樹の御前へ瞬時に移動。速っ!?


「あら? おかしいですわ……絵画ではこの辺りに聖剣があったはず……?」

「ふ、ふーん、そそ、そうなんだー」


 動揺を悟られぬよう口笛を吹いてごまかしてみるものの、逆効果だったようだ。

 彼女から疑惑の視線を向けられてしまい、ついには問いただされてしまった。


「聖女様、何を隠していらっしゃるのかしら? 後ろの手に、何か……」

「き、気のせいだろ? 私、聖女、現人神ぞ? 神、疑う、ダメ絶対!」


 彼女を言いくるめようとするものの、その努力も虚しく疑惑は深まるばかりだ。

 どうしたものか? 思考の迷路を彷徨うが、はっと気付いた時には彼女は目前、驚く間もなくあっという間に抱かれその胸に封印された。胸の中で私は抗議する。


「いばべら! ぼいばなべぇ!」

「怒らないからお見せなさいな」

「ばべぇ! ばべぇええええ!」

「ッ!? これは聖剣……の柄?」


 身長差がありすぎて後ろ手に隠してもバレバレである。一ニ八センチの限界か。

 観念すると抵抗を諦めた。逃げも隠れもしない。煮るなり焼くなり好きにしろ。

 彼女は興奮して力強く抱きしめ、息ができない私を無意識に死者の国へと誘う。


「聖女様! 事情! 詳しく!」

「じむぅ! じむぅうううう!」

「人間の言葉でお喋りなさい!」


 彼女は突然キレると私の封印を解除、流麗な動きで私の頬を右手でビンタした。

 力強くも美しい見事なまでの快音が木霊した。耐えがたい痛みが体を駆け巡る。


「なんで?」

「お黙り!」


 さらにもう一発と言わんばかりに、彼女は往復ビンタを私にぶちこむ。なんで?

 力強くも美しい見事なまでの快音が木霊した。耐えがたい痛みが体を駆け巡る。


「無駄口を叩く暇がおありなら、事情を説明なさい!」

「……聖剣を磨いていたら、聖剣が勝手に壊れた……」

「は? そ、それで? 他はいずこに? 刃や鍔は?」


 そんなこと聞かれても困る。私にだってわからないことぐらいあるのだ。

 巫女が聖女にくだらん質問を……てか、聖女にビンタやめろ? クソが。

 あまりにもあんまりな状況だが、ここはひとつ冷静にならねばならない。

 状況判断を間違えてはならぬ。師匠の言葉を思い出しながら呼吸をする。


「すぅーっ! はぁーっ!」


 無命呼吸――師曰く「言葉は要らぬ。無。命。そして無」己を無にし命を廻る。

 輪廻の終――師曰く「最も尊きは無。無より転じて命を生す」転生し終に至る。

 師匠は転生者だ。しかし、前世については「悔いなく生きた」としか語らない。

 悔いなく生きた。師匠の言葉を反芻すると、イザベラを見つめにやりと笑った。


「イザベラ、教会の聖務を始めて何日目だ?」

「四日目ですわ」


 イザベラは二日目にして巫女への昇級試験に合格している。

 ずば抜けて優秀であるのは間違いないのだが、まだ四日しか経っていない。


 ゆえに、公爵令嬢であった頃の気持ちを引きずったまま生きているのだ。


 それが噴出したのが、先程の往復ビンタなのだろう。

 不敬に気づかぬイザベラに、私は冷たく低い声で言った。


「誰を往復ビンタしたか言ってみろ……」

「……あっ……」

「人間の言葉でお喋りしようぜ?」


 私の言葉にイザベラは見る見るうちに顔色を悪くする。

 冷めた目で彼女を鋭く睨むと、戦慄しているのか哀れなほど体を震わせ始めた。

 光を失った紫の瞳から、つうっと涙が一粒零れ落ちる。

 その涙は己がための涙だろう? 責任を追及するべく容赦ない一言を浴びせた。


「どうしてくれんの?」

「…………」

「もう一度だけ聞く。どうしてくれんの?」


 彼女は沈黙するだけで為す術を知らない。突き放すようにわざと舌打ちした。

 彼女の肩がびくっと跳ね上がる。彼女の深淵を見つめる私を彼女が見つめる。

 濡れた瞳も、乱れた髪も、見惚れるほど美しい。彼女は震え声で一言呟いた。


「……せ、聖女、様……」


 彼女の瞳をじっと見据える。静寂に二人、想い合う。その瞳に覚悟の光が灯る。


「ごめんなさい」


 彼女は謝罪し頭を下げた。

 最敬礼でなされたお辞儀と、素直な謝罪の言葉に感嘆する。

 言い訳することもなく簡潔に、飾り気のない真心のこもった謝罪。

 大人になるほど、純粋な素直さは失われてしまうものだ。しかし、彼女は違う。

 貴族社会の頂点だった彼女の奥底には、無垢なる善性が清らかに存在していた。


「あなたの罪を許します」


 私は彼女に許しを与え微笑むが、彼女は最敬礼を崩さない。さらに声をかける。


「面を上げよ」


 イザベラは恐る恐る姿勢を戻す。その顔は涙で汚れ、息を呑むほど美しかった。

 その儚げな姿に思わず聖剣の柄を手放して、奥ゆかしい彼女にこの身を寄せる。

 涙を流す彼女の顔を見つめると、震える体を抱きしめ柔らかな声で語りかけた。


「私こそ、ごめんなさい」

「……せ、聖女様!……」


 濡れた彼女の瞳を見つめて慰める。子供をあやすように、優しい言葉をかける。


「抱きしめられると嬉しいよ。けど、優しくね? お喋りできなくなるからさ」

「……っ、優しく、します……っ」

「私たちは家族。血の繋がりよりも尊き(よすが)の姉妹。ずっと一緒だよ、イザベラ」


 私の言葉を聞いた彼女が目を瞠る。静寂に二人見つめ合い、心と心を重ねる。

 彼女の表情が徐々に解け、満面に喜びを湛え頬を染める。

 蕩けた瞳、涙は宝石、彼女は微笑み、奥ゆかしく頷いた。

 涙が止まらぬ彼女の頬にそっと手を添える、私の温もりを分け与えるように。


「イザベラ、共に生きよう」

「……ぅ、聖女様ぁ……っ」


 イザベラの瞳から、涙が溢れて止まらない。

 私は涙を受け止め、彼女の背中をそっとなでた。

 彼女は大声をあげて泣いた、貴族の矜持を捨て子供のように。


 慟哭が彼女を洗礼する。


 結局、彼女が落ち着くまでに四半刻ほど時間を要した。

 それだけ彼女の心の中に澱みが溜まっていたのだろう。

 涙で負の感情を全て洗い流したのか、その顔は晴れやかであった。


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