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風の円環

神の座。 澄んだ空に、女神の詠唱が通り抜ける。



挿絵(By みてみん)


静かなる風は再び動き出す。

風は幾多の場所、幾多の時をめぐり、順風、朔風を認め、風は再び集い理と照らしあわせ、円環の後、風は始祖にもどる。

風の円環の揺らぎが止まり時、風は正しき理と照らし出さされ、正しき風のみ鋭き峰として現れる。



「女神様、さっきの詠唱は何なの?」

「これはね、古来より伝わるおまじない。

 力で踏み込まずに、しずかに深層へ響かせ、深く静かに考えれるようにするためのね」

「ふ~ん」

 

 

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