<8>天使と悪魔
こんばんは。
本当にお久しぶりです
春翔の補佐になって一ヶ月が過ぎた。今朝頼まれたものがようやく片付いた今、中庭で青蘭と晃、美麗で昼食をとっている。
「美麗ちゃん、最近大丈夫?目の下にクマができてるよ…」
「青蘭ちゃんの言う通り。あのさ…本堂君と何か関係があるの?」
「えっ…そんなにひどい顔してるかな、?」
確かに最近朝から晩まで働き詰め、いや比喩でもなんでもなく。正式な生徒会役員でもない私がナゼ!!一日中本道春翔と共に仕事を!?
「よし分かった。美麗ちゃんちょっと行ってくるね!晃君も行く?」
「うん」
美麗がここ最近の行動に考えをはせているうちに青蘭がすっくと立ちあがり満面の笑みを浮かべながら晃に手を差し伸べた。太陽の光が青蘭の後光のようで、それがまた彼女の笑顔を際立たせている。
しかし天使のような姿と彼女の口から出た言葉とのギャップに美麗の思考は一時停止した。再開した時には二人とも既に校舎に向かって歩き出していた。
「いや待って?行くってどこに_」
「それはもちろん、悪の権化を懲らしめにだよ?」
(笑顔が似合う!美少女すぎっ!!)
いい笑顔でこの強気発言は最高すぎるって。実際、中等部にあがってから何度も男の子に呼び出されているらしい。でもその度に男の子たちが涙目で帰ってくるという噂もある。何があるのか気になるところでありますが、何となく想像もできる。
「やっぱり本道君のせいなんだね…」
次は晃までもが悲しげな顔をして美麗を見ていた。
「いやっ本当に大丈夫だから、ね?」
「本当に無理しないでね?いつでも私が退治してあげるから!」
「うん…ありがとう」
結局美麗の必死の形相での説得により二人は行動に移すのをとどまった。しかし本当に言葉通り、いつ青蘭が行動に移すか分かったものではない。睡眠だけはしっかりとろうと心に決めた美麗だった。
サンタ来るかな…?




